ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

楽しみにしよう

2023年11月09日 07時30分00秒 | 音楽

 とある筋から話を聞いたのですが、2024年の5月、日本フィルハーモニー交響楽団がカーチュン・ウォンさん指揮の下でマーラーの交響曲第9番を演奏するそうです。

 忘れもしない2022年10月15日、ヘルベルト・ブロムシュテットさんが指揮をされたNHK交響楽団の演奏をNHKホールで聴きました。当日にミニスコアを持って行かなかったことだけは後悔していますが、最初に聴いた大学院生時代の時から何かと聴き続け、一体何セットなのかと思うほどにCDを購入し(今年の9月に山田一雄さん指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団による演奏をCDで手に入れています)、第4楽章を「人生最後の瞬間を迎える際に聴きたい」と思い続けてきた私は、期待と不安の双方を抱えつつ、余程のことがなければ、2024年の5月に予定されているコンサートに行こうと思っています。ピエール・ブーレーズ指揮の演奏のように第4楽章が速いのでは台無しなだけなので(このCDは「買って損をした」と思わされました)、いかに遅く演奏されうるのかを楽しみにしていましょう。

 2022年10月15日の演奏は同年11月6日21時からの「クラシック音楽館」(NHKのEテレ。うちでは日曜日の20時から23時過ぎまでは原則としてEテレですし、8時から10時までも同じです)で放送されており、それも視聴している私は、DVDでもBlu-rayでもよいので購入したいと思っています。

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 日曜日のEテレと記したついでに。

 私は日曜日の朝と夜に、余程のことがなければ日曜美術館を見ています。姜尚中さんと中條誠子アナウンサー(歴代の「ダーウィンが来た!」担当女性アナウンサーで最もよかったのが中條さんではないでしょうか? 他の番組を含めての器用さには驚かされましたから)が担当されていた時(今はない六本木ラピスラズリに行くと、日曜美術館の録画を見ることができました)から毎週のように見ていますが、散発的という程度でよいならば小学生時代か中学生時代か高校生時代からかよく覚えてはいないものの見ていて(檀ふみさん、織作峰子さん、緒川たまきさんが担当されていた時は覚えています)、画面と音楽のコラボレーションにいつも感心しています。勿論、毎回の美術作品も期待していますし、この番組(アートシーンも含めて)を見てから国立新美術館、森美術館、山種美術館などへ行ったりしたことも何度かあります。

 現在は小野正嗣さんと柴田祐規子アナウンサーが担当されていますが、お二人とも結構長く担当されています。私としては続けていただきたいと思ってはいるのですが、番組の性質からすれば交替は難しいかもしれません。芸術についての見識などがない人などでは日曜美術館の司会などを担当することはできないでしょうし、仮に担当されたのでは番組の価値が下がってしまいます。

 また、日曜美術館を担当されたアナウンサーの顔ぶれを見ると、実力派ばかりであることに驚かされます。日曜美術館、クラシック音楽館、NHK-FMのクラシック音楽の番組などを聴いていると、アナウンサーの実力は芸術関係の番組でわかるのかもしれない、などと思うのです。ただの藤四郎(言うまでもなく、素人の逆さ言葉ですね)の考えだろうと思われてもよいのですが、私も一応は人前で話をする大学教員という稼業に就いていますので、アナウンサーや落語家、漫談家の話術には関心を持っているのです。私がその水準に遠く及ばないことくらい自覚していますし、どうかすると大学教員は話し下手と思われていますから。


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