ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

段落と改行 長すぎる段落は文章をダレさせる

2023年08月06日 00時00分00秒 | 受験・学校

 期末試験やレポートを読んでいると、時折、最初から最後まで、とにかく字で紙を埋め尽くせばよいとでも言わんばかりの文章を目にします。

 つまり、最初から最後まで一切の改行がないのです。

 実際に読んでみると、途中で話題や視点が変わったりしています。そうであるのに、無理矢理一つの段落につなぎまとめたような感じにもなっており、非常に読みにくくなります。

 一時期のフランス哲学などの翻訳書ではあるまいし(何頁にもわたって一つの段落が続き、改行がなされずに進む書物があるので、辟易します)、論理展開、リズムなどを完全に無視してひたすら文章が続いていきます。これでは文章がダレてしまいます。体感してみる、つまり実際に読んでみるとわかります。

 文章を書く際には、構成などを考える訳ですが、その際に段落のことを頭に浮かべるはずです。そうであれば、流れが変わりそうな場所で改行をするのが自然というところでしょう。

 


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