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ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

Macの新OS、Mountain Lionは今年の夏に登場か

2012年02月17日 10時07分04秒 | デジタル・インターネット

 現在のMac OS Xはヴァージョン10.7、通称Lionです。昨年の8月に登場しました(それに合わせてMacBook Air 11inchを買いました)。それから半年ほどしか経っていませんが、もう次のOSとしてMountain Lionが登場すると報じられています。今年の夏になりそうです。

 このところのアップル社と言えば、何と言ってもiPadとiPhoneですが、Macもかなり売れているようです。これまで、パソコン市場に占めるMacの割合が低すぎたという点もあるのですが、6年連続で出荷台数が増えているそうです。パソコン市場全体の売り上げが伸びていないのに、Macだけは売れているということです。実際、渋谷や梶ヶ谷などの家電店に行くと、Macのコーナーだけお客が多く、Windowsのコーナーには店員しかいないということも少なくありません。iPadやiPhoneの売り上げに結びつけられる点も多いとはいえ、OSの出来やスタイルが評価されているからでしょう。ヴァージョン10.8となるOSがどのようなものになるのか、期待できますが、導入するかどうかはマックファンなどの雑誌記事をよく読んでから決めたいと思っています。

 これに対し、最近、評価が今ひとつと思われるのがWindows機です。Vista、7と、高い評価を耳にしたことがありませんし、ノートパソコンのモバイル性ということならMacBook Airのほうが優れていると思われますし、iPad 2に至ってはノートパソコンを超えてしまいました。

 昨日、妻から聞いた話ですが、Windows Vistaのメインストリームサポート期間がもうじき終了するといいます。「ずいぶんとあっけない」と思い、確認してみました。マイクロソフトの日本法人のサイトによると、6種類のVistaのメインストリームサポートは今年の4月10日に終了し、Vista BusinessとVista Enterpriseの2種類だけが2017年4月11日まで延長サポートの対象となります。つまり、一般の家庭で多く使われている種類のものについては延長サポートもなされないこととなります( http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/default.aspx を御覧下さい)。

 Windows XPの後期は評価が高かったのですが、それに続くVistaは評判の悪いOSでした。XPで動作したソフトについては互換性が保障されていなかったり、XP時代のOfficeとは操作方法が異なってかえって面倒になったり、また、新機能を追加したのはよいとしても非常に動作が重く(鈍く、と表現してもよいでしょう)、CPUなどを異常なほどに食ったり、という状態でした。私のメインマシンであるVAIOのVGN-CS60BにはCPUメーターがついていて、それを見ているといつも100%近くまで針が振れており、車のエンジンで言えば常にレッドメーター領域に達していたほどです。VGN-CS60Bに最初からインストールされていたのはVistaでしたが、仕事をするために立ち上げると、安定するまでかなり長い時間がかかり、仕事にならないことも多く、困っていました。Windows 7が発売され、これを導入した結果、動作の点などは改善されたのですが、まだまだ問題が多いと感じています。小型の非力なノートパソコンでは、Windows 7であっても動作が鈍いでしょうし、メモリを食ったりすることも(Vistaほどではないとしても)多いことでしょう。

 私が昨年の8月21日、サブメインマシンとしてMacBook Air 11inchを購入し、西南学院大学での集中講義を皮切りに外へ持ち出したりして使用しているのは、Windows機より使い勝手がよく、動作も安定しているからです(この経緯などについては、http://blog.goo.ne.jp/derkleineplatz8595/d/20111207 に記しています)。ハードディスクではなく、フラッシュストレージを使用しているため、立ち上がりも終了も速く、この点も評価できます。

 Mac OSは、9からXに移行する際に大胆な変更を行いました。同じ名称を引き継ぐのがどうかと思われるほどでしたが、私が大分大学の助教授であった時に買ったiBookのOS 10.2には9.2に切り替えられる機能もついていたので、旧来のユーザーにも配慮したのでしょう。それから長らく、基本的にXのまま、メジャーアップデートを繰り返しています。Windowsとはかなり違う姿勢です。操作性の土台が変わっていないのです。

 そういえば、昨年のことですが、既にWindows 8の登場が予告されており、報道もされました。課題はモバイル機器との連携などですが、どうなのでしょうか。私としては、操作性と安定性を重視しています。それだけでなく、いまだに、Windowsは、強制終了コマンドが全くと言ってよいほど意味がないもののままで、改善されていません。10回に1回成功すればよいほうかもしれないというのは、使い物になりません。MacのほうがWindowsより良い点の一つとして、強制終了コマンドのことは強調してもよいでしょう。

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