なぜか、今日は初めて、ココちゃんが眠ってしまっているので、
やっとこブログゆっくり書けます。
ココちゃんがうちに来て、明日で1ヶ月。(その前のお試しお泊りはのぞく)
いつも、私が部屋にいる時はもうずーーーーーと、暴れまわっていて
何をするのにも邪魔をするので、もう私はなーんにもできなくて。
なのに、今日は初めて、ココちゃんが夜9時頃から、急におとなしくなり
眠ってしまい・・・、今もスヤスヤと私のベッドの足元のところで寝ています。
こういうことは、この1ヶ月なかったので・・・
私が起きてる間はずっと部屋中を駆けずり回ったり、イタズラしたり、
暴れまくりだったので・・・。今日みたいのは初めてで・・
眠ってるんだよね。
思わず、息してるか確かめてしまう。
うん、よし。 ちゃんと、おなかがひっこんだり、膨らんだりしてるので
ちゃんと息してる・・・
さて、ココちゃんが眠ってるスキにちょっと、久々に深い話でも。
私がココちゃんをもらった経緯ってのは、やはりちょっと自分的には「これも
学びだな。」と思うような経緯になってまして・・
私の友達は、子供の頃から犬が好きで、今も犬を飼っているのですが、それは
ペットショップで血統書付きの、いわゆる「いい犬」を買ったんですね。
で、普通に楽しく育てているのですけど。
まぁ、私はいつも彼女から、犬の飼い方について、アドバイスもらっている
のですけどね。
彼女は、まぁ、いわゆる「順調な人生」送ってる人でして。
マニュアル通りに、エスカレーターに乗るような順調な人生送っていましてね。
けっこう世の中の「陽」の部分や「おもて」の部分をたくさん経験して、素敵に
楽しい人生を送ってる人でして・・・
なので、やはり、犬との出逢いというのも、やはり、普通に「おもて」な出逢い
方をしたんですね。
一方、私のような、世の中の「闇」の部分、「陰」の部分を色々、否応なしに
見させられる人生を送って来まして、まぁ、今年になって、色々変わっては
来たんですけどね、でも、やはり、こういう時も、犬との出逢い方も、普通に
「おもて」の明るい出逢いじゃなく、「裏」を知る出逢いなんですよね。
つまり、私はずっと子供の頃から、犬ギライ(苦手)だったんですが。
でも、ある会社に入ったら、犬が飼われていて。
でも、社長が仔犬の時もらって来て家で飼ってたらしいんだけど、あとになって
「やっぱり要らねーから、おめーらが飼え」と会社に持って来て、部下達が
仕方なしに、会社で飼うようになったらしいのですが。
まぁ、私が入社する8年以上前の話らしいですが。
でも、部下達はべつに飼いたくもないのに、無理に飼わされてる感じで、
散歩も連れていかない。最初の頃はしただろうけど、少なくとも、私が入った
今年の1月から今まで、ただの一度も散歩に連れて行ったことはなく、ずっと
鉄の鎖でつないだままなのです。餌は1日に1度だけ、無言で与えるだけ。
当然犬に話かけることはない。シャンプーもしていない。
そして、ワクチンなどは受けさせていない。ノミ、ダニ、蚊の薬もやってない。
そして、鑑札も受けてない。
単にノラ犬をつないでいるだけの状態。
犬が歩けるのは、4メートルぐらい。
さすがの、「犬が苦手だった」私もちょっと・・・・って苦しくなって来ました。
そして、4月頃、気づいたら長年つけていた布の首輪が古くなり切れて
しまったのか、あるとき、犬がいなくなっていた。
やっと自由になれたね。 どこに行ってしまったのかはわからないけど、
私的には、「逃げろ、逃げちゃえ!」って思っていた。
でも、2週間ぐらい経ったころ、帰って来た。
やはり、こんなところでも「家」なのかな。
確かに、外に逃げても、食べるものもないだろうし・・・
餌くれるのは、ここだけだもんな。
そして、またつながれたまんまの生活。
気づいたら、子供が生まれた。
あの逃亡生活の時・・・
生まれたはいいが、なかなか貰い手がつかず、どうしようということになり。
やつらは平気で「保健所だな。」と。
仔犬たちはどんどん大きくなり、一匹の小型犬用のゲージに4匹が詰め込まれ。
(6匹のうち、2匹は早く貰い手がついたので。)
当然、その中でオシッコやウンチもしてしまうし。
全身がオシッコやウンチまみれの仔犬達。
私がその度に出してやり、シャンプーして。
その度に、「いいから、ほっとけよ。」と店長に怒られる始末。
「いや、これじゃかわいそうじゃないですか。」
「いいんだよ、そんなの!」
と何度も喧嘩し。
炎天下にそのぎゅうぎゅうのゲージに詰め込まれて、ずっと鳴きどおしの
仔犬達。
先に出た例の「陽の人生」を送って来た犬好きの友達に相談したら、
一生懸命相談に乗ってくれたんだけど、「動物愛護センター」なら
引き取ってくれるよということになり。
何も知らない私も「そうなんだ。」と信じて。
でも、調べるに、「愛護センター」などとは結局名ばかりで、結局は
保健所と同じく、処分の道らしく。
確かにね、考えてみたら、そんな年間何十万匹も生まれる仔犬を全部
残らず、里親見つけてくれるわけないしな。
でも、飼い主みつからないし・・・
ココちゃん達が保健所でガス殺される想像とかをしてしまい・・・
毎日が本当に苦しくて苦しくて・・・
どうしよう、どうしよう・・・と。
店長らは、いきなり仔犬達にホースの水をぶっかけて水責めにして
仔犬達が嫌がるのを楽しんで笑ったり、逆さ釣りにしておもしろがったり・・・
何度「やめてー!!!」と、かばったことか。
最終的に、ココちゃんが動物園に引き取られることになり・・・
それは、動物園のワンワンパーク的なところに行くって話なんだけど、
やはり、仔犬のうちに貰い手みつかればってことで、もし見つからなければ
結局保健所と同じような運命で・・・
でも、うちは絶対に飼わせない、と両親の猛反対と大激怒。
本当に苦しかった。
そんな時に、ココちゃんが前脚を潰され、ほっとかれてた。
そして、私が病院に連れて行き・・・
そして今に至る。
こういう経緯です。
やはり、陽の人生送る人と、闇を知って来た私では、同じ「犬」との
出逢いにも雲泥の差があるんだな。
しかも、犬好きな人でさえ、「愛護センター」の何たるかを知らないという・・・
全国で毎年何十万匹の犬が処分されているのを「知らなかった」と言う。
何十年犬とつきあってる人がこういう状況で、つい最近犬に出逢ったばかりの
私が、知らないでいいことまで知ってしまった、という・・・
まぁ、これも学びだな。と。
そして、最近、本屋に行くと、やはり手に取るのは、犬関係の本。
「わんこのきもち」というマンガを買った。
楽しい本かと思いきや、涙が止まらなかった。
やはり、裏の部分が描かれた漫画だった。動物愛護センターで処分される
犬達を引き取って、譲渡するボランティアの人の活動を描いた話なんだけど、
本当に世の中には、普通、知らないで生きてることっていっぱいあるんだな。
読み終わったあと、ココちゃんを大事にしよう、と誓った私。

やっとこブログゆっくり書けます。
ココちゃんがうちに来て、明日で1ヶ月。(その前のお試しお泊りはのぞく)
いつも、私が部屋にいる時はもうずーーーーーと、暴れまわっていて
何をするのにも邪魔をするので、もう私はなーんにもできなくて。
なのに、今日は初めて、ココちゃんが夜9時頃から、急におとなしくなり
眠ってしまい・・・、今もスヤスヤと私のベッドの足元のところで寝ています。
こういうことは、この1ヶ月なかったので・・・
私が起きてる間はずっと部屋中を駆けずり回ったり、イタズラしたり、
暴れまくりだったので・・・。今日みたいのは初めてで・・
眠ってるんだよね。
思わず、息してるか確かめてしまう。
うん、よし。 ちゃんと、おなかがひっこんだり、膨らんだりしてるので
ちゃんと息してる・・・
さて、ココちゃんが眠ってるスキにちょっと、久々に深い話でも。
私がココちゃんをもらった経緯ってのは、やはりちょっと自分的には「これも
学びだな。」と思うような経緯になってまして・・
私の友達は、子供の頃から犬が好きで、今も犬を飼っているのですが、それは
ペットショップで血統書付きの、いわゆる「いい犬」を買ったんですね。
で、普通に楽しく育てているのですけど。
まぁ、私はいつも彼女から、犬の飼い方について、アドバイスもらっている
のですけどね。
彼女は、まぁ、いわゆる「順調な人生」送ってる人でして。
マニュアル通りに、エスカレーターに乗るような順調な人生送っていましてね。
けっこう世の中の「陽」の部分や「おもて」の部分をたくさん経験して、素敵に
楽しい人生を送ってる人でして・・・
なので、やはり、犬との出逢いというのも、やはり、普通に「おもて」な出逢い
方をしたんですね。
一方、私のような、世の中の「闇」の部分、「陰」の部分を色々、否応なしに
見させられる人生を送って来まして、まぁ、今年になって、色々変わっては
来たんですけどね、でも、やはり、こういう時も、犬との出逢い方も、普通に
「おもて」の明るい出逢いじゃなく、「裏」を知る出逢いなんですよね。
つまり、私はずっと子供の頃から、犬ギライ(苦手)だったんですが。
でも、ある会社に入ったら、犬が飼われていて。
でも、社長が仔犬の時もらって来て家で飼ってたらしいんだけど、あとになって
「やっぱり要らねーから、おめーらが飼え」と会社に持って来て、部下達が
仕方なしに、会社で飼うようになったらしいのですが。
まぁ、私が入社する8年以上前の話らしいですが。
でも、部下達はべつに飼いたくもないのに、無理に飼わされてる感じで、
散歩も連れていかない。最初の頃はしただろうけど、少なくとも、私が入った
今年の1月から今まで、ただの一度も散歩に連れて行ったことはなく、ずっと
鉄の鎖でつないだままなのです。餌は1日に1度だけ、無言で与えるだけ。
当然犬に話かけることはない。シャンプーもしていない。
そして、ワクチンなどは受けさせていない。ノミ、ダニ、蚊の薬もやってない。
そして、鑑札も受けてない。
単にノラ犬をつないでいるだけの状態。
犬が歩けるのは、4メートルぐらい。
さすがの、「犬が苦手だった」私もちょっと・・・・って苦しくなって来ました。
そして、4月頃、気づいたら長年つけていた布の首輪が古くなり切れて
しまったのか、あるとき、犬がいなくなっていた。
やっと自由になれたね。 どこに行ってしまったのかはわからないけど、
私的には、「逃げろ、逃げちゃえ!」って思っていた。
でも、2週間ぐらい経ったころ、帰って来た。
やはり、こんなところでも「家」なのかな。
確かに、外に逃げても、食べるものもないだろうし・・・
餌くれるのは、ここだけだもんな。
そして、またつながれたまんまの生活。
気づいたら、子供が生まれた。
あの逃亡生活の時・・・
生まれたはいいが、なかなか貰い手がつかず、どうしようということになり。
やつらは平気で「保健所だな。」と。
仔犬たちはどんどん大きくなり、一匹の小型犬用のゲージに4匹が詰め込まれ。
(6匹のうち、2匹は早く貰い手がついたので。)
当然、その中でオシッコやウンチもしてしまうし。
全身がオシッコやウンチまみれの仔犬達。
私がその度に出してやり、シャンプーして。
その度に、「いいから、ほっとけよ。」と店長に怒られる始末。
「いや、これじゃかわいそうじゃないですか。」
「いいんだよ、そんなの!」
と何度も喧嘩し。
炎天下にそのぎゅうぎゅうのゲージに詰め込まれて、ずっと鳴きどおしの
仔犬達。
先に出た例の「陽の人生」を送って来た犬好きの友達に相談したら、
一生懸命相談に乗ってくれたんだけど、「動物愛護センター」なら
引き取ってくれるよということになり。
何も知らない私も「そうなんだ。」と信じて。
でも、調べるに、「愛護センター」などとは結局名ばかりで、結局は
保健所と同じく、処分の道らしく。
確かにね、考えてみたら、そんな年間何十万匹も生まれる仔犬を全部
残らず、里親見つけてくれるわけないしな。
でも、飼い主みつからないし・・・
ココちゃん達が保健所でガス殺される想像とかをしてしまい・・・
毎日が本当に苦しくて苦しくて・・・
どうしよう、どうしよう・・・と。
店長らは、いきなり仔犬達にホースの水をぶっかけて水責めにして
仔犬達が嫌がるのを楽しんで笑ったり、逆さ釣りにしておもしろがったり・・・
何度「やめてー!!!」と、かばったことか。
最終的に、ココちゃんが動物園に引き取られることになり・・・
それは、動物園のワンワンパーク的なところに行くって話なんだけど、
やはり、仔犬のうちに貰い手みつかればってことで、もし見つからなければ
結局保健所と同じような運命で・・・
でも、うちは絶対に飼わせない、と両親の猛反対と大激怒。
本当に苦しかった。
そんな時に、ココちゃんが前脚を潰され、ほっとかれてた。
そして、私が病院に連れて行き・・・
そして今に至る。
こういう経緯です。
やはり、陽の人生送る人と、闇を知って来た私では、同じ「犬」との
出逢いにも雲泥の差があるんだな。
しかも、犬好きな人でさえ、「愛護センター」の何たるかを知らないという・・・
全国で毎年何十万匹の犬が処分されているのを「知らなかった」と言う。
何十年犬とつきあってる人がこういう状況で、つい最近犬に出逢ったばかりの
私が、知らないでいいことまで知ってしまった、という・・・
まぁ、これも学びだな。と。
そして、最近、本屋に行くと、やはり手に取るのは、犬関係の本。
「わんこのきもち」というマンガを買った。
楽しい本かと思いきや、涙が止まらなかった。
やはり、裏の部分が描かれた漫画だった。動物愛護センターで処分される
犬達を引き取って、譲渡するボランティアの人の活動を描いた話なんだけど、
本当に世の中には、普通、知らないで生きてることっていっぱいあるんだな。
読み終わったあと、ココちゃんを大事にしよう、と誓った私。