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西側のツール:ISとナチ組

2022-03-13 16:09:40 | WW1&2
twitterで拾った。

ようこそ私の「穏健な反抗者クラブ」へ!



シリアでは、ISだのアルカイダのシリア支部を使い、米軍はすっかりアルカイダの空軍と化していたものだった。

対して、ウクライナでは、思想的なナチ残党を使って、反ロシア感情を煽りに煽って起こした2014年のクーデター以来、キエフの政権は殆どまったく極右暴力集団が力を持つ政権なのだが、西側が庇っているので「穏健な」人々になっている。

ということなので、この青いところ以外の人が、今般のウクライナの一件で、西側が気が狂ったように、今日初めて大変なことが起こったような騒ぎをしているのを見て、同調するわけもない。




で、シリアの件と同様に、化学兵器を使って偽旗事件を起こして、ロシアにせいにする、みたいなことをしてくるんじゃないかと多くの人が懸念している。

 


ウクライナは脱軍事化のフェーズが達成されてしまったし、東部地区なんかは、ロシア軍とドンバスの軍が一緒に街の中をくまなく探し回って、過激派の拠点と軍事用の物資を摘発しているところなので、到底、「市民の反乱」など起きるわけもない。

が、西側の報道が、「ウクライナとロシアの戦争」というナラティブで作られているので、多くの人が、そういう気持ちにさせられている。実際には、最初の3日ぐらいを除けば、後は武器を持った過激派の摘発作戦と呼んだ方が適切だと思う。地味で危険なお仕事。

昨日のロシア国防相の今日のまとめ記事によれば、人間の盾として使われている市民は6900人との見積りみたいなので、私が背景事情を読み間違っている、みたいなことがない限り、これはもう相当減った。多くはマリウポリだと思う。キエフは入ってない。

そう書いているうちに、ドネツクの村の教会に立て籠もったAidar(極右暴力集団)から300人を解放しました、みたいな記事が出ていた。こんな調子なわけですよ。


で、そういう問題の都市のクリーンナップが済んだ時にはそりゃ喜びのシーンはあるだろうけど、でも、「ウクライナとロシアの戦争」ではないので、勝利の瞬間みたいなのはないでしょう。講和条約というのもないのでは? そうではなくて次のウクライナの構造をどうしていくかの相談が延々と続いていくでしょう。実際、ロシアとウクライナ双方の代表団による話し合いは継続している。

単に、現在のウクライナのマスターである海外にいる人たちがナチのウクライナは壊れつつあるという事実をどうしても認められないことが問題。前から書いてるけど、ウクライナ地方を含むロシアに問題があるのではなくて、この話は、ヨーロッパ+米の一群が、ウクライナ地方を含むロシアを我が物にしたいという欲望を捨てられないことが問題なわけです。自分のものだと思ってる。それが間違いのもと。だから何度でも同じことをする。





軍事介入と呼んだ方が適切だと言っていた人たちの意見を封じて、戦争だ、戦争だ、侵略戦争だ~と言う路線を取った西側のナラティブはどういう管理に向かうんでしょうか? 法的に侵略戦争だというのは後でやって、って感じ。

もう仮想戦記を2週間書いちゃったので、このまま屋上屋に仮想戦記を書き続けると現実に着地できる線がますます減る。仕方がないから、やっぱり偽旗か? 


というわけで、今日ふと見つけたイランのPressTVにあった、フリーのジャーナリストさんの記事、事情が今一把握できない人にとって、理解の助けとなるよい記事だと思った。クロアチアの人だそうだ。

Distorted reasons for intervention and the myth of pro-Western popular support in Ukraine


西側メディアに出るような人たちの声を神の声みたいに扱うメンタリティーを止めることがとても大事だと思う。実際、そういう態度は馬鹿げてるし、不気味ですらある。



面白いけど笑えないのはこれか。





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4 コメント

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時間が解決してくれることを (地球戦国)
2022-03-15 03:05:12
ニコニコにはこれもありました、感謝です。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40103569
何時の日か家族に紹介できる日が来ると思っています。
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アメリカの犬ナチスとアルカイダ! (ローレライ)
2022-03-14 13:46:11
反ユダヤ反米だとナチスやアルカイダに信仰した人達はビックリの現実で、実はアメリカの犬だった!
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戦後処理の問題 (ブログ主)
2022-03-13 22:10:51
地球戦国さん

いつもいろいろ書いてくださってありがとうございます。

ドイツの人は耳を塞ぎたくなる状況だろうと思います。

で、日ごろドイツの悪口ばっかり書いている私ですが、
1)この問題は戦後処理の問題が大きいのでドイツだけで片が付く話じゃない
2) むしろ、これまで表に出なかった戦犯逃れの馬鹿者たちに光りがあたる

という話なので、オーストリア・ハンガリーにとって懸念されるが、上のドイツはあまり感情的にならずに見ているのが上策ではなかろうか、などと思います。

ご家族との会話、いろいろ身につまされます。時間が解決してくれることを祈ります。
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思想的なナチ残党 (地球戦国)
2022-03-13 19:44:43
コロナワクチンの注射をするようにと連邦政府から州政府から文書が届いても拒否していたんです。ですが接種しないとますます籠の鳥になるどころか村八分的になる恐れを感じました。妻や子の悲壮感を帯びた嘆願に耐えきれず、とうとう接種して、数日前に2回目も終了しました。それを期に我が子が突然やってきて昼食をともにしました。当然のことながら話題はウクライナからの避難民の事。今までの難民と違い、今回の避難民は子供連れの母親をはじめとした女性が大半だから救援活動はなおさらに暖かくて当然だと。過去の過ちを償う心情が人々に根付いているとも。何故難民が生まれているか、その原因はと話を始めると、妻は聞きたくないと強烈に拒絶。我が子は中立な立場で聞こうとは言ううものの、根っこは反ロシア、反プーチン。原因を知ろうとも追求しようともしない程に、西側メディアに侵されているのだと感じました。残党の根は芽は今も生きている、一歩間違えば戦前へ逆戻りの可能性大と、恐怖です。
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