みいのしっぽ2016

主婦のきまぐれブログ

パリ タクシー

2023-06-27 14:57:45 | 映画
 

  高田世界館にて  ネットより 


  終活に向かうマダムを乗せたタクシー運転手が、彼女の人生をめぐるパリ横断の旅に巻き込まれていく姿を描いたヒューマンドラマ。

 無愛想なタクシー運転手シャルルは、金も休みもなく免停寸前で、人生最大の危機に陥っていた。

 そんな折、彼は92歳の女性マドレーヌをパリの反対側まで送ることに。終活に向かうというマドレーヌは、シャルルに次々と寄り道を依頼する。彼女が人生を過ごしたパリの街には多くの秘密が隠されており

 、寄り道をするたびに、マドレーヌの意外な過去が明らかになる。そしてそのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かしていく。

 「ミックマック」のダニー・ブーンがタクシー運転手シャルル、フランスの国民的シャンソン歌手リーヌ・ルノーがマドレーヌを演じた。監督・脚本は「戦場のアリア」のクリスチャン・カリオン。

 2022年製作/91分/G/フランス
 原題:Une belle course
 配給:松竹




   パリっていうだけで 心ときめき この映画を見ました

   キラキラしてオシャレなんだろうな・・・・  先入観は裏切られた  とてもいい意味で。。。

   92歳のおばあちゃんが老人ホームに行くまでの間 自分が育ったパリを最後に見届けたい・・・そうタクシー運転手に告げて

   二人のドライブが始まる  タクシー運転手のシャルルは苛立っている 現代人代表のように 苛立ち暴言を吐く

   92歳のマドレーヌは最初から凛としていて美しい  綺麗ではなく 美しい人 シルバーの髪とブルーの瞳を持つ麗人

   彼女が辿るパリの町角は彼女の生い立ちから どう生きてきたかをたどる旅だった

   1950年代  女性の地位は低かったのね  今とは違い夫の許可がなければ買い物さえできない

   殴られても なじられても 耐えた  でも連れ子を殴られた瞬間に 彼女の生き方が大きく変わるのね。。。


   映画の中のセリフも良かったし  パリの街並みも良かったわ  でもこの縁もゆかりもなかった二人の心が近づいて行くのが素敵でした


   今の結婚制度は パックス?  内縁関係で子供を持つのね。。  

   辻仁成氏のブログのおかげで だいぶパリに興味を持つようになったけど  実際に街並みをタクシーで走る映像は圧巻でしたわ





   いい映画を見た後は なぜか プー横丁のムッシュMに会いたくなるのよ  この日も行きました

   やはりムッシュM パリにはいったことあるって。。  いいなあとか話していたら

   カウンターの隣のムッシュが突然  自分は仕事で数か月 パリ大学の近くにいた。。。。とか語りだしたのね

   なんだかパリの話題から 違法薬物の話や 強いお酒60度とか言ってたけど の 話になって正直困ったわ


   そのムッシュが帰り  ムッシュMと二人になって  外国旅行の怖かった話とか聞いた。。

   私が パリタクシー良かった いい映画だった と言ったら   これも良かったでしょ・・・と栞を見せてくれた

   その栞は  丘の上の本屋さん  ・・・・ああ これも良かったわ。。



     パリだとか スペインだとか言ってたけど   自分の住む街を愛するのが一番だね

     私も92歳まで生きたら タクシーにのって ここで生まれた   ここで恋をした  とか思い返したいなあ


     すごくいい映画でした   私きっとあと二回見るわ。。  

 
コメント
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