みいのしっぽ2016

主婦のきまぐれブログ

小川未明生誕祭

2023-03-27 15:35:34 | 講演会


  雨の降る26日の朝   幸町のイチコスーパー近くにある 小川未明生誕の碑前にて 生誕祭がありました

  献花と献酒をした後 高田小町へ移動   チラシが雨に濡れて 残念なことに・・・



  小埜先生の司会で第二部のスピーチと講演会が行われました




  小川未明のお孫さんであり 詩人である 小川英晴氏による講演

  小川未明が自分の文章について解説した本を紹介してくださいました





   そのあとは 小町のミセにて ウクライナの戦争で困っている人々への寄付を募る バザーを見学

   私も少し出品しました    



  信州 佐久のお酒があったので購入    すっきりとしておいしかったわ

  弱きものの代弁者としての 童話作家 小川未明   生誕140年たった今でもこんなにみんなに

  慕われているのって  やはりすごいな。。

  
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無印良品 知れば知るほど面白い

2023-03-19 15:54:48 | 講演会


  上越市西城町の一角・・・・なんだかものすごいお屋敷が立ち並ぶ地域に

  武蔵野酒造があります   その敷地の奥に日本庭園を眺め お酒を楽しめ 宿泊もできるという

  楽酔亭があるのです   コロナ時代? はこれませんでしたが  数年ぶりに来ることができました

  しかもこの日は着物    やっとこさ帯を結んで やってきた私



  お庭がきれい   なぜ着物かというと 着物だと会費が500円安いのよ  おほほ




  何をしに来たかというと   第49回  お馬だし塾に参加するためです

  今回は 無印良品なおえつ店のコミュニティマネージャ  古谷氏のお話を聞くためですわ

  無印良品なおえつ店といえば・・・・売り場面積世界一    カレーの売り上げもかなりあるというじゃない

  興味しんしんです

  古谷氏  ご出身は京都とのことで  じゃべりのなかに そこかしこに 京言葉のニュアンスを感じるイケメンさん



  無印良品なおえつ店は 撤退したイトーヨーカドーの後に入ってくれて  (33年間ヨーカドーだったからね)

  直江津の町を活気づけてくださったお店    景観も雁木を意識して 木のぬくもりを強調したデザインです




  店舗の広さを活用して 店内ウォーキング・・・一周すると250m  四周するとⅠキロ歩くことになるのね

  金曜日の朝は  のんびりチーム と  さくさくチームに分かれて ウォーキングの会があるそうです

  スターバックスのテナントも入り   本も読み放題  雪国の冬の運動不足も解消ですわ

  店内には薬局もあり  健康相談にも応じてくださる



  そしてお話の中で私が感動したのは   無印のバスでの販売

  お店に来れない遠隔地に移動販売しに行くのです   バスに無印の商品を乗せてね

  おばあちゃんたちが待っていてくれるんですって   一時間も前からバスを待っていて その間におしゃべりしたりと

  コミュニティが生まれている   実際には移動販売は利益がないらしいのですが 待っていてくれる人たちのために

  無印のバスは走り続けるのだそうです   地域の絆を大事にしてくれている・・・・感動したわ


   あとは 無印良品の会長さんが直江津の海に思い入れがあり  うみまちアートにも力をいれていたとか

   お祭りの底抜け屋台(お囃子の屋台で底がないので みんなで歩きながら演奏する 電車ごっごの屋台版みたいなやつ)

   その後継者不足に悩んでいるという話を聞き 無印社員が助っ人参加したとか

   私はすっかり無印良品ファンになりましたよ    買い物しますね。。。



   お話を聞いてほっこりした後は   お料理に舌鼓を打ち





    武蔵野醸造さんのお酒に酔う    着物がきつくて あまり食べられなかったけれど  ← ほんとに?

    知らないことを知る   知ってみたら買い物も楽しめる    いい勉強会でしたよ



      お酒   おいしいです      絶対にこのブログ見てないだろうけど   辻仁成さん!!  禁酒頑張ってください

      ライブが終わったら飲んでね    いつか ・・・日本でのライブに行ける日が来たら 上越の日本酒持っていきます。。



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雪降る夜の勉強会

2023-02-01 09:08:30 | 講演会


  高田本町の一角にある コワーキングスペース  ビビット

  昔は こおむら という商店だったそうです  生まれ変わったのですね

  雪がちらつく 雁木アーケードの中でも 目を引くおしゃれな空間

  入るのビビるわ!



  一階と二階があり  パソコンが並び  仕事や会議ができるスペースがありました



  この日は お馬だし塾      一時間ほどお勉強して あとは歓談

  今回は 小林古径記念美術館 上越市立歴史博物館 館長の宮崎氏からお話を聞く

  大勢参加していました  みなさん関心がある 本町の商店街活性化

  インバウンドのこといろいろ  中学生が始めた 30年後のふるさとを守りたい クラウドファンディングなど・・・



  ご自分でもウィンタースポーツが趣味と言う宮崎氏    この日も妙高でひとすべりしてからここへ来たとの事

  赤倉温泉街やロッテアライリゾート などには外国の人達が大勢来ているという

  多くはオーストラリアからの人達で 長期の滞在をするのだそうです

  リフトが終わる夕方過ぎに その外国の人を高田に呼べないだろうか・・・・

  京都などとは違い 人が多くなく静かな雰囲気を楽しんでもらえないだろうか

  高田のお城は興味をもって見学してもらえそうだ。。。  などのお話

  外国からの人達は言葉は英語・・・でもアメリカの英語とオーストラリアの英語はちょっと違う

  それぞれのなまりがあるから 必ずしも全部の意味が通じ合っているわけではない

  勢いでしゃべってみれば あんがい行けるんじゃないか  自分もそうだ!

  日本人・・・地元の人だって もっと自信をもって 英語で話すべき。。

    色んな世界を知っている 館長さんのお話は面白かったです

  小林古径記念美術館での高校生企画の いいお話も聞けました   うふふ・・・童話にできそうなエピソード。。



   そして美術館の人らしい  アートなゲームをみんなでしました

   絵葉書を伏せておいて せーので自分の絵葉書を見る   自分にしか見せないようにして

   隣の人にその絵葉書の説明をする    有名な絵ばかりなので 相手の人に伝わったらOKというもの

   ゴッホのひまわり ・・・・だったらすぐにわかりそうですけどね

    写真は私の絵葉書と お隣に座っていたOさんの絵葉書

    人に絵の説明をするのって けっこう難しかったです  でも面白かった

    雪の日なのに この中は熱気がムンムン   楽しい時間でした

    
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篠田澄明氏講演会  

2022-09-26 17:33:51 | 講演会


  23日の午後 高田小町にて   長野からいらした篠田氏の朗読会に参加しました



  小川未明生誕140周年を記念しての朗読会   高田文化協会の主催です

  セッティングから椅子から何から何まで 全部ご自分でやってしまう 篠田氏

  この日のために 高田図書館に通い  小川未明のことを丁寧に調べられたそうです



  小川未明の周りには死の影が付きまとっていました  子どもをふたり亡くし絶望の時代・・・

  篠田氏も幼くして両親を亡くされ  ご自身ずいぶんとご苦労されて 大学まで進まれたそうです

  未明の悲しみ・・・ 感じるものがおありだったのでしょうね


  朗読は 生と死のことにまでも及びました    戦争のこと 平和のこと

  最後に  ♪  死んだ男の残したものは   の独唱は聞いていて 心が震えました



  今回の朗読会を撮影してくださった  S氏と   吾亦紅の似合う男が二人。。。






   私はこの日  朝から直江津の市   午後は朗読会と忙しいけれど 充実の日でした

   K姉さんからもらった  瑠璃飴がきれいでほっと 癒されました    

   その日その日を精一杯生きる   

   何でもないことだけど  これがけっこうむつかしい。。 のですよね


   夕べ  ユーチューブで辻さんの  新世代のアート審査のようすを見ていました

   月   をテーマに 小田急線のなか吊り広告になるアートを決める審査会 

   最終選考に残った作品に対する評価がすごくて鳥肌でした    望郷という作品なんだけど

   望という感じの中に月があり    望月という字  これは満月を意味しているそうです

   そこまで深く見ているのかと  改めて文学者 辻仁成に恐れ入りました


    いやあ  勉強になったわ!!    その望郷は惜しくも二位でした   

  

  

  
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春日山の春蘭の話

2022-08-09 08:46:56 | 講演会


  今年は郷土の偉人 近代童話の父   小川未明の生誕140年に当たります

  様々な行事が行われ 上越市はちょっとした小川未明ブーム!?  未明の風が吹いています

  6日の午後  高田小町にて 早稲田大学教授の 宮崎馨さんの講演会に参加しました

   レジメにある通り  戸野目の雁木通りにある  こうじやのお孫さん・・・現在はオーナーが変わり 町家として利用(パトペ構想)

   ある日ネットで見つけたこうじやの写真に遠い日の記憶が呼び戻され 高田の町屋を探したとの事です ご縁が繋がり今回の講演会になったのですね

   高田とのご縁のある話から始まり   ご自分のお父さんと未明を重ねて・・・お父さんは高田の町家育ち お母さんは長岡藩士の出

   そして話は 春蘭へと移っていきます 小川未明が春蘭が好きだったこと(知らなかった) 野ばらが好きなのかと。。。  

   当時は春日山の道ばたに、主に日陰だそうですが 春欄がたくさん咲いていたそうです 黄緑色の小さな花

   摘んで塩漬けにして 桜茶のようにお茶として飲んでいたというのですよ   知りませんでしたわ・・・・

   現在も春蘭愛好会があり 数を減らさないように観察している人がいらっしゃるとのこと。。

   そして話は香り・・・・というテーマに進みます  ほのかに香る春蘭 それを愛した未明



   小川未明の著書に「欄の花」があります  昭和15年」10月 三友社

   そこには欄で作った香りのよいお茶のことが書いてあります

   宮崎馨さん曰く 小川未明は春日山の春欄のお茶が 日本で一番香りが良い と言っていたそうです

   未明童話を色々な角度から見た講演会を聞きましたが 香り・・・の視点では初めてでした


    未明童話を読むときに 色 音と並び 香りも想像しながら読んでみたいと思いました

    少し難しく 暗い話のイメージがある未明文学  未明の童話ですが

    読む人の感想は その人自身の感覚的経験の違いにより 読後感は大きく異なる。。

    宮崎馨さん もっともっとお話を聞きたい  またのご来越を心待ちにしています

    暑い土曜日の午後  とてもいい時間を過ごすことが出来た気がします

   講演会の後 宮崎さんと少しだけお話をすることが出来ました

   こうじやの孫だけあり 幼い日の思い出は お味噌汁・・・・自分の活力源だったと思うとのことでした


   「故山に帰れば松籟我を迎えて 春蘭径に香れり」 小川未明  岡上鈴江『父未明とわたし』

       

   

  
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