MOMOSE'S DOOR Day book in New York

NY在住のシンガーソングライターが『自称シンプルライフ』を語ります。ぷぷっと笑ってホロっとなるよなDay book.

トップニュース

2005-12-13 17:13:19 | day book in NY 2005~(FC2)

先日、どか雪が降りまして
日ごとに寒さが『痛い』に変わりつつあるNYでございます。
そんな折り、
アタクシのアパートの前の通りで
ガス管の凍結が原因により、ガス爆発が勃発。
道路は陥没。そして、路駐してあった車2台が炎上。
テレビでは朝一番のトップニュースとなっておりました。

にも拘らずです。

ひとつ間違えば大惨事になるような現場では
近所に住むラティーノさん達が、
炎上する車のまわりを取り囲み
所謂、たき火状態で、
やいのやいのと訳のわからないスペイン語をまくしたてつつ
なんとなくサルサのステップを踏みつつ
とても和気あいあいとした雰囲気を醸し出しておりました。

しかもです。

通常ならば、
オマワリさんが眉間にしわをよせながら
野次馬整理にてんてこまい、、、
といった姿が見えてもよさそうなのですが

 なんで、オマワリまでがたき火してんだよ!!

といった、あり得ない光景を垣間みながらも

爆発→炎上→たき火→いろんな意味であったかい

なるほど、、
ある意味、寒い冬を越す手段としては
合理的だよな~っと感心しつつ、
フと、たき火といえば、日本の定番『焼き芋』たるものを
思い出した次第です。

そういえば、幾久しく焼き芋たるものを食しておりません。

 いや、なんでもありません。独り言です。

っというわけで、
これが、違った意味での
社会面トップニュースを飾るほどの事件でございます。

ちなみに。
これから真冬のNYにお越しの皆様。
あちこちの道路からユゲがたくさん出ている
もっともNYらしい光景が見られるとは思いますが、
そのユゲの放出度が最も激しい場所は、
道路が陥没している場合もありますので
どうぞ気をつけてくださいませ。

<本日の報告>

叶姉妹御用達風ドレスですが、友人のアドバイスにより
『コスプレ感覚』で乗り切ることにいたしました。


文化の違いたる落とし穴

2005-12-08 20:45:17 | day book in NY 2005~(FC2)
来週、ママンしきりのとあるイベントが開催されるのですが、
そのイベントに参加するものは、
 
   『全員ドレス着用』

と、なっているのです。

とうとう、、恐れていたことがきてしまいまひた。
アタクシ、今までドレスコート着用が必須の場所には
とんと縁がございませんでしたので
当然、『ドレス』などというものはもっておりません。
しかし、今回のイベントはママンのシキリイベントでもあり、
アタクシも補助的お手伝いも兼ねている上、
欠席する訳にもまいりませんので、

『このドレス着用というのは、、
 所謂、汚いという恰好でなければなんでもよいのでしょうか?』

っと、ママンにおそるおそる聞いてみたのです。

するとですね、

『ドレスってのはドレスにきまってるでしょ~~。
 あっ、あんた、、そういえば、、ドレスなんて無縁だったわね。
 うっかりしてたわ。じゃ、これ着ないさい!ほれ。』

っとですね、、、
奥のクローゼットから出してきたその物というのが、、、

  アタクシに、、叶姉妹になれと??

っと、思わず言ってしまった程の
超セックシィブラックロングドレスなのです。
説明するとひっじょーにややこしいのですが、
いつぞやだったか、叶姉妹の美香様が

『ふふっ、、アタクシ、、
  今日はノーブラ&ノーパンなんですのよ~~』

っと、おっしゃっていたあのピンクだったか、、黄色だったか、、
色は忘れてしまいましたが、、
要するに、そんなようなドレスな訳です。

美香様ほどのタッパがあり、波打つような豊かな胸がおありな方なら
こういうドレスは間違いなく、かっこ良いとは思うのです、。
しかし、アタクシがです。こういっちゃなんですが、
試着をし、鏡に映った自分の姿をみて真剣に思ったのですが
背が低いため、床にダラ~っと伸びた裾。
胸はぶっかぶか。
何をしても落ちなくなってきた腰まわりの肉がはみ出、
どこからみても、ザ、チンチクリンの東洋コブタに見えるわけです。
このドレスを着て歩いてみたら
あちこちからいろんなものを投げつけられるのは間違いないでしょう。
違った意味では、逮捕されるかもしれません。

なのでママンに必死で懇願したのです。

『 びっみょーにこのドレス大きいんで
  なんとか自分で用意していきますから、、これだけは...』

が。

『あんた~~こういうの着た事ないからびびってるんでしょ。
 これはアメリカのパーティなんだから大丈夫よ。
 自信もって着てらっしゃい。
 あっ、そうだ。
 そういえば靴もなかったわよね。ほれ。これ履きなさい。』

っと、今度はそのドレスに併せて買ってあったというヒールまでも持ってくるのです。
しかも、そのヒールというのがですね、
どこからどうみても夜のお仕事をされている方が
お履きになるようなもんのすごい
ビッカビカのラメ入のピンヒールな訳です。

ってか、、自身とかそういう前に
もうこの時点でママンの勢いに後にひけない、、、
っと思いつつ、
試着をしろしろというママンの勢いにおされ
仕方なく言われるまま試着。
すると、ベルトの部分の穴が足りないため、
アタクシの足のサイズにはデカクで合わなかったです。

 ら、、ラッキー、、、。

すかさず。

『ママン、、これ、残念だけど、アタシにはちょっと大きいよ。』

っと、にんまりしながらもやんわり断ったのです。

が、

『大丈夫よ~~momo~~ほれ』

っと、ですね、日曜大工工具入れから
キリのようなものを取り出して来たかと思うと、
ベルトにブスっと穴をあけたのです。

『ほれ、これで大丈夫っしょ』

ママン、、、、、

ってか、、ママンにうっかり相談したアタクシが間違っていた、、、、
っと、後悔の念にぐったりしつつ、
その叶姉妹美香様使用ブラックイケイケドレスを持ち帰り
愕然と途方に暮れている今日この頃なのです。

どうでもいいですが
黒人の人っというか、、アメリカの方々は
一体、どこでこういうドレスを買ってくるのでしょうか.....
しかも、パーティとくれば、このゴージャスドレス文化..
ある意味何かこう、日本人にはない文化の落とし穴に
すっぽりはまってしまったような気がいたします。
それゆえ、諦めなくてはいけない事もあるのかも。

そんなことを思うNYのクリスマスシーズンでございます。

<本日の素朴な疑問>

ピンヒールを履いて雪の中を闊歩するオネィさんを未だかつて
見た事ないんですが、、、
いかにも生命に危険な行為をする方ってNYにいるんでしょうか、、、


バナナで蘇生

2005-12-02 14:56:39 | day book in NY 2005~(FC2)

傷口をなめて治るのは動物。
人間は、傷口をなめてかかってはいかんなり。

っと、このような妙な標語を掲げての
本日の頭だしですが..

その理由というのも、
アタクシ..どうやら先日の足の怪我に伴い、
寒くなったせいもありこの時期におよんで切れ痔勃発。
そして、月に一度の女性デーが重なり、
体の中に流れる血液が、ものすごい量産体制で体外に放出された為、
極度の睡魔に襲われ..丸36時間強。眠り惚けていたらしいのです。
でですね..アタクシが眠り惚けていた日というのが
大事な作業の打ち合わせが入っていた為、
その方面からの方々がいくら電話してもアタクシが電話にでない。
しかも、携帯にもでない。メールの返事もこない。
っということで、外野関係者の間では大騒ぎになり、
どうやら近所に住む友人のレイラさんが緊急出動要員に任命されたらしいのです。

そんなこととはつゆ知らず、
『momo~~~~~!! momo~~~~~~~~~!!!! 』
っと、こんな呼び声と共に目が覚めた時、
アタクシの目の前にはレイラさんがいたのです。
が、
何故かアタクシの口にバナナが差し込まれていたのです。
そして、陽気なブラジル人のレイラさんは
『寝ながらバナナ食べてるなら大丈夫ね~
  あ~よかったあ~.これ、うちに代々伝わる蘇生法だよ』

と、嬉しそうにうなずいていたわけです。

そ、、蘇生ですか、、、、???

これが、おとぎ話の眠れる美女の場合、
白馬にまたがった王子様のチューで
姫は見事蘇生する~~という図式になるのですが、
現実は、
陽気なブラジル人にバナナを喰わされて起き上がる日本人。
しかも、寝ながらバナナを喰ってる日本人。
ある意味、無意識に生きようとする証明をしてみせた
決死のパフォーマンスとも言えるかもしれませんが、、

『寝ながらにして、無意識に腹が減る欲望を埋めようとする』

結局、食い意地が命の自分。そんな自分に改めてびっくりです。
バナナの威力と共に。
異国の突飛な蘇生法を試みる友人の行動力に感謝しつつ。

っというわけで、知らないうちに12月になっていました。
しかしながら、
ロックフェラーセンターのクリスマス点灯式をテレビで見ていたのが
アタクシの最期にならなくてよかった.....と思う今日この頃です。

<本日の報告>

アースウインドウ&ファイヤーが寒い中、
激しく踊って歌っていたよ>あの体力を見習おう。

バンドスコア アースウィンド&ファイアーベスト
藤田 哲也,萩野 裕二
シンコーミュージック