あれは去年の夏頃だったか。
Momose家定番メニューでもあるハムカツを、揚げたてアツアツのところに中濃ソースをタラリンとたっぷりかけて、家族みんなでハフハフしながら食べていたのである。
んんん!んまい。
その日も我ながらいい出来だった。
かーちゃん、んまいよ。んまいよ
ほーかほーか。それはよかった。
MY SONSも満足そうである。
が。しかし。
このカラっと揚がったハムカツに中濃ソースをざっくりかけて食べながら、フト思ったのである。
やはり何かが違う・・・
そう・・
私は以前からハムカツを食べる度にある違和感を感じていたのである。
それはまるで・・・
>それはまるで?
クリープだと思って片栗粉をいれてしまったコーヒのような・・
不二屋のペコちゃんのベロがでていない人形をみてしまったような・・
女装したカーネルサンダーを2丁目で目撃してしまったときのような・・
俺、関西出身やからね~と浅草育ちのホストに口説かれてる時のような・・
そんな違和感とでも申しましょうか。。
>どんな違和感ですか!!
いやいや、そんな違和感もつまるところ、
結局それがなんなのか分からないまま時が経つわけですよ。
>ふーん・・で?
で、しばらくたったある日。
ちょいと前にプチブームになった”深夜食堂”
|
|||||
というドラマのDVDをみていた時、店主小林薫演じる定食屋のカウンターに、あたり前のようにおいてあったとあるブツが目にはいったんですよ。
ん?
おおおーーーーーーーーーーーー!!!
その時、私の脳裏に衝撃が走ったのである。
こ・・・これだ!!
昭和ソース入れに入ったウスターソースじゃーーーーー!
そう。
私が求めていた昭和のハムカツは、ハムカツにかけた瞬間、衣ににじみしたたり落ちるウスターソースがけのハムカツだったのだ。
そうそう。これこれ。こんな感じ。
↓
しかも、ウスターソース入れは、深夜食堂バージョンのソース差しではなく、ペンギンソース入れじゃなければダメなのであ~る。
どん!
そうそう。これこれ。これですよ~
トンボペンギンソース入れ 大 ピンク | |
このボトルに
ブルドック ウスターソース 500ML 1本 | |
ウスターソースをどぼどぼ~っといれると、
こんな感じになるんですね~~~。うひょ~~。
にも関わらず。
あ~不覚にも、昭和マニアの私としたことが・・
この組み合わせの存在をおざなりにしていたとは。
私は、長い間気がついてやれなかったことを詫びるがごとく、反省の意味もこめ、迷わずその夜、深夜のネットションピングでペンギンソース入れを即購入。以来、私と私の家族の海外生活におけるちゃぶ台生活には、 昭和の代表潤いグッズとして、このペンギンソースちゃんがなくてはならない存在として、今日も君臨してくれているのである。
食を飾るのはまさに器というではないか。
あーハムカツ&ウスターinペンギンソース。
最強の組み合わせだ ビバ ハムカツだ。
自分で言うのもなんですが、おそらくこの世の中で、語尾に”ハム”をつけて
ハムカツを語らせたら、
この男といい勝負になるだろうと自負しています、ハム。
元祖 ハムの人
> 勝負にならんでしょう・・・
・・・・・・はむはむ・・
とにもかくにも、ハム。
ここまでハムカツを熱く語ったところで、
つもるところ一体何が言いたいのかと申しますとハム、
バレンタインデーの日にハム、
ハムカツを食べるのに夢中になっていたらハム、
ゆでたまごが電子レンジの中で大爆発したハム。
ばーーーーーーーーーーーーーーん!!
ということが、ただただ言いたかっただけなのです、ハム。
>それっ、何気におおごとじゃないですか。
ええ。ええ、心臓がとまるかとおもいましたよ。
幸いとまりませんでしたが。
のぉ~~MY SONSよ~のぉ~~
・・・・
もぐもぐ
ハムハムハム
もぐもぐ もぐもぐ もぐもぐ
ぺっ。
キャベツもたべんかーーーーーーい!!