『ねっ、ねっ、momoさん家、こっちの方角?』
ん?そうだよ。
.もうワンブロックいったところを右に入った辺りだよ。
『じゃ、貧乏だ。僕らん家も貧乏なの~~。ねっ、か−ちゃん。
momoさん家も貧乏だ~~やった~~やった~~
俺たち貧乏族だ~~~キャーーーーーー!!』
........キャ~~って.....。
どうやら、W通りを境に私が住んでいる地区は
通称”貧乏人ゲトー”と言われているらしい。
先日、近所のミュージアム前で
My sonの遊び相手になってくれた
チベット系ハーフの年子兄弟とそのかーちゃんが教えてくれた。
去年、この地区に超してきた際、
電話線で縄跳びをしている子供たちをかいま見た際、
薄々そうではないか...っとは思ってはいたのが
自分も『ひろう、もらう、タダ』をスローガンに
クーポン、フリーチケット命の
その日暮らし同然の貧乏ミュージシャンであるわけで
電話線縄跳びには参加できないものの、
電話線であやとりでもしたい心境である。
そこへきて、唐突にも”あんたんち貧乏ね”っと
くったくのない笑顔で堂々宣告された暁には、
ある意味、清々しくもあり猛々しい気持ちになるというものだ。
それはまるで、場にそぐわないおでんの香りがする場末のスナックのかたすみで、
右手にマラカスもって誰も歌わないカラオケのBGMを
ひそかにもりあげてニヤっとしてしまう店主のような...
そんな感じとでも申しましょうか。
しかも、この『オレたち貧乏族』という響きが
昭和生まれの性であるが故
どうしてもあの『オレたちひょうきん族』とリンクしてしまうのだ。
そして。
よせばいいものをこんな歌まで思い出すはめに。
そう。ロスプリモスと難民トリオが歌う
ムード歌謡界の名曲、””ラブユー貧乏””
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
語り)ミスターオクレ風で
ロケーションはNy ダウンタン地区。
そろそろ秋の気配か肌寒くなりつつもある
日が暮れかかる頃、西日をバックに並木道を
颯爽と駆け抜けていく兄弟たち。
『貧乏~~貧乏~~~きゃーーーーーーーーー!!!
か~~ちゃん~~今日の夕飯なに~~~~~?』
ずり落ちたズボンからはハンケツがはみ出している。
そして、かーちゃんはこう切り返す。
『昨日ののこりもんでチャーハンだよ~~!!
かーちゃんのお皿洗いの手伝いしたら
オカズも1品つけてやるよ~~~~』
そして、またもや嬉しそうに叫ぶ兄弟。
『やった~~チャーハンだ~~~~!!!
オカズもある~~~~~~~~~~~!!!』
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
さ~~みなさんもご一緒に。
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
ちなみに、ラブユー貧乏を
ご存知ない方はこちらでどうぞ
http://jp.youtube.com/watch?v=h-Zk8qKoOZ8(リンク切れ)
ご存知の方はマラカスをご用意してもう一度。
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
しかしながら。
高度成長期時代さながらの会話を繰り広げるこの親子が、
今月末、国に帰ってしまうという。
『君はまだ小さいから僕の事を忘れてしまうかもしれないけど
僕は君の事を忘れないからね。いつか大きくなったら会いにきてね』
そう言いながらMy sonをあやしているまだ6歳と5歳の兄弟。
涙がでそうになる『心』の言葉だ。
裕福になればなるほど、
人は”くだらないモノ”にこだわり、
それを捨てることができなくなる。
誰かがもっているから私も買う。
誰かかがやってるから私もやらなくちゃ。
誰かが言ってたけど私もそう思う。
常に人と競り合う事を意識して。
常に人と比べる事ばかりを気にして。
常に人の顔色ばかりを伺って。
そんな表ばかりの『イガイガした心』をもった人間が多い中。
『心が錦』な親子に出会えた事で私はなんだかホッとしたのである。
そして、そんな彼らに会うたび、
水を得た干しシータケのように生き生きと笑うMy sonも
本能で感じとっているのかもしれない。
『心』がいつも笑っていられる人に出会える事が裕福な事だってことを。
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
オクレにーさん。自分も砂糖水で生き延びた事あります by momose
>え””ーーーーーーー!
ん?そうだよ。
.もうワンブロックいったところを右に入った辺りだよ。
『じゃ、貧乏だ。僕らん家も貧乏なの~~。ねっ、か−ちゃん。
momoさん家も貧乏だ~~やった~~やった~~
俺たち貧乏族だ~~~キャーーーーーー!!』
........キャ~~って.....。
どうやら、W通りを境に私が住んでいる地区は
通称”貧乏人ゲトー”と言われているらしい。
先日、近所のミュージアム前で
My sonの遊び相手になってくれた
チベット系ハーフの年子兄弟とそのかーちゃんが教えてくれた。
去年、この地区に超してきた際、
電話線で縄跳びをしている子供たちをかいま見た際、
薄々そうではないか...っとは思ってはいたのが
自分も『ひろう、もらう、タダ』をスローガンに
クーポン、フリーチケット命の
その日暮らし同然の貧乏ミュージシャンであるわけで
電話線縄跳びには参加できないものの、
電話線であやとりでもしたい心境である。
そこへきて、唐突にも”あんたんち貧乏ね”っと
くったくのない笑顔で堂々宣告された暁には、
ある意味、清々しくもあり猛々しい気持ちになるというものだ。
それはまるで、場にそぐわないおでんの香りがする場末のスナックのかたすみで、
右手にマラカスもって誰も歌わないカラオケのBGMを
ひそかにもりあげてニヤっとしてしまう店主のような...
そんな感じとでも申しましょうか。
しかも、この『オレたち貧乏族』という響きが
昭和生まれの性であるが故
どうしてもあの『オレたちひょうきん族』とリンクしてしまうのだ。
そして。
よせばいいものをこんな歌まで思い出すはめに。
そう。ロスプリモスと難民トリオが歌う
ムード歌謡界の名曲、””ラブユー貧乏””
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♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
語り)ミスターオクレ風で
ロケーションはNy ダウンタン地区。
そろそろ秋の気配か肌寒くなりつつもある
日が暮れかかる頃、西日をバックに並木道を
颯爽と駆け抜けていく兄弟たち。
『貧乏~~貧乏~~~きゃーーーーーーーーー!!!
か~~ちゃん~~今日の夕飯なに~~~~~?』
ずり落ちたズボンからはハンケツがはみ出している。
そして、かーちゃんはこう切り返す。
『昨日ののこりもんでチャーハンだよ~~!!
かーちゃんのお皿洗いの手伝いしたら
オカズも1品つけてやるよ~~~~』
そして、またもや嬉しそうに叫ぶ兄弟。
『やった~~チャーハンだ~~~~!!!
オカズもある~~~~~~~~~~~!!!』
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
さ~~みなさんもご一緒に。
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
ちなみに、ラブユー貧乏を
ご存知ない方はこちらでどうぞ
http://jp.youtube.com/watch?v=h-Zk8qKoOZ8(リンク切れ)
ご存知の方はマラカスをご用意してもう一度。
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
しかしながら。
高度成長期時代さながらの会話を繰り広げるこの親子が、
今月末、国に帰ってしまうという。
『君はまだ小さいから僕の事を忘れてしまうかもしれないけど
僕は君の事を忘れないからね。いつか大きくなったら会いにきてね』
そう言いながらMy sonをあやしているまだ6歳と5歳の兄弟。
涙がでそうになる『心』の言葉だ。
裕福になればなるほど、
人は”くだらないモノ”にこだわり、
それを捨てることができなくなる。
誰かがもっているから私も買う。
誰かかがやってるから私もやらなくちゃ。
誰かが言ってたけど私もそう思う。
常に人と競り合う事を意識して。
常に人と比べる事ばかりを気にして。
常に人の顔色ばかりを伺って。
そんな表ばかりの『イガイガした心』をもった人間が多い中。
『心が錦』な親子に出会えた事で私はなんだかホッとしたのである。
そして、そんな彼らに会うたび、
水を得た干しシータケのように生き生きと笑うMy sonも
本能で感じとっているのかもしれない。
『心』がいつも笑っていられる人に出会える事が裕福な事だってことを。
♪貧乏~~貧乏~~なみだ~~のビンボウ~~~♪
オクレにーさん。自分も砂糖水で生き延びた事あります by momose
>え””ーーーーーーー!