MOMOSE'S DOOR Day book in New York

NY在住のシンガーソングライターが『自称シンプルライフ』を語ります。ぷぷっと笑ってホロっとなるよなDay book.

バックトゥザ”アナログ”

2006-07-23 02:56:13 | day book in NY 2005~(FC2)

ここ数日前。
猛暑続きの為、熱によって溶け出したアスファトから黒煙があがり、
その影響で地下に走っている電源系統がぶっとんで
またもや、この辺りのブロックが停電に見舞われたのです。

とはいえ。

アタクシの住むアパートは不幸中の幸いにも
去年の大停電の際に地下にひいた非常電源にて難を逃れ大事に至らず。

>人間、備えあればです。

しかしながら、
この時期のNYのお天気というのは、

『つか、もうあの男、もうぜっんぜん金もってねーし、
   さっさと次にいくべ~~』

っと、
言わんばかりのどこぞの”気象”の激しい系の娘さんのような
サンダーストームに見舞われることが頻繁なのです。

本日も夕方5時くらいだったでしょうか。
さっきまではあんなに明るかった空がみるみるうちに真っ暗になり
あれよあれよというまに大粒の雨が降り&稲妻がビッカビッカ。
しかも、数日前にハリケーンが通り過ぎていったという事あり
まれにみる突風が吹き荒れ、
字のごとく、  『あっ!』という間に、
外を歩いていたら間違いなくふっとばされそうな兆しになったのです。

そんな様子をですね。
大変コテコテで恐縮なのですが
あの、大黒まきねーさんでおなじみの歌。

 夏がきた~~♪を何気に口ずさみつつ

夏が来る
大黒摩季,葉山たけし,カラオケ
株式会社ビーグラム

夏が来る

窓から暢気にも眺めておりましたら

バリバリ~~~~~~~~~~どっかーーーーーん!!

っといったあの雷が落ちる瞬間の独特な爆音がし、
その瞬間、アタクシの部屋のレンガの壁を
まるでアミダクジのように
ピカビカした銀色の鋭い閃光が走りぬけたのです。

  ....

  ....何事でつか?

>しばし呆然


すると、今度はPCが接続してある電源まわりから火花が飛び散り、
微妙に接続ケーブル辺りから徐々に煙らしきものが....

  ......

う~ん....

  あまり認めたくないのですが...

  いや...

絶対認めたくないのですが...

どうやら...

雷が落ちたのは....
 
  他でもない私のアパート・・でつか??

っつか、

 おのれの部屋・・・でつか?

>えええーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

......

とりあえず、
もろもろの騒ぎが収まったあと事実確認をしましたところ、

雷が落ちたのは、アタクシの住むアパート。
雷が落ちたのは、アタクシが住んでいるこのアパートだったようです。

   もう一度くり返し申し上げます。

よりにもよって、雷が落ちたのはアタクシの住むアパート。
間違いなく雷が落ちたのはアタクシが住んでいるこのアパート。
しかも、みごとにアタクシの部屋の機材まわりを雷が通過してった兆しです。

   >マジですか?

  ....はい...マジです。

   >っつか、あり得ませんから。

っと、言われましても

.....

事実、アタクシの人生上、
この手の突発的な災害は普通にあり得るのですから
ほんとに不思議なのです。

 >力強く主張

そう...ところで、
不思議と言えばですが。

人間不思議なもので、こういう非常時に限ってなのですが、
脳裏の片隅にあの記憶が蘇るのです。

『空から高木ブーが落ちてくるからヘソ隠せ~~~~~~!!』

ちなみに。
これ、子供の頃、雷がなった際、
ドリフ狂だったとーちゃんがいつも口走っていた教訓です。

 >仲元でないところがツーな感じがしますよね。

   >しませんから!!

....

ところで。
雷が落ちたことにより、
せっかく2週間前に開通したDSLのモデムから
なんとなく焦げ臭い臭いがしているのを
発見したのはしばらくたってからのことでした。

そして、

その無惨にもうんともすんともいわなくなった
dsl用のモデムの様を見つめながら

> とーちゃん...
ヘソ隠すヒマなんてなかったよ...
    
っと、つぶやきつつ
また、アナログ回線の日々に逆戻りした今日この頃の自分の人生を
スルメのごとく噛み締めている2006 夏のアタクシです。

よりにもよって、
 閃光アミダくじでヒットしたのはDSLだったとは..

  ....解せん

<本日のプチ知識>

ブラウンストーン(レンガ創り)の建築物は
雷が直撃しても避雷針のように石をつたって地面に抜けていくらしく
火事が発祥しにくい...とのことです。

>昔の建築物はよくできている>妙に感心