MOMOSE'S DOOR Day book in New York

NY在住のシンガーソングライターが『自称シンプルライフ』を語ります。ぷぷっと笑ってホロっとなるよなDay book.

Q太郎VSドロンパ

2005-11-01 13:12:09 | day book in NY 2005~(FC2)

本日は、ハロウィンです。
日本でいえば『お盆』にあたる
最もメジャーな年間行事のひとつですが
そもそも、
アメリカでハロウィンが祝われるようになったのは
1800年代も後半に入ってからだそうで、
アイルランドやスコットランドの移民が
死の世界からやってくる悪い霊を追い払うために
『かぼちゃ』ではなく
『カブ』に顔を彫って提灯にしたり、
オバケの格好をして近所中を
パレードするのが由来だったそうです。

っというプチ知識講座はさておき。

今日は、アタクシのアパートの前の通りも
朝早くから仮装をした子供達が
『Trick or treat』
(オカシくれないといたずらするよ~ん)
っと、叫びながら片手にビニール袋をもち、
各、お店からお店へとハシゴをしておりました。

そして。
その姿を窓からみていたアタクシは

『もしかしたら、
 どさくさに紛れてお菓子をもらえるかもしれん、、』

っと、よからぬ事を思いつき、 
まず、大家さんの息子の店にいってみることにしたのです。
しかし。
お菓子を貰うには何かしらの仮装が必要なのです。
そこで、アタクシ、
その昔、とある現場で
暇つぶしにやった仮装をフと思い出し、
まず、水性マジックでオデコに『Q』と書き、
口のまわりに一回り大きく口紅を塗り、
思いっきり白塗りにしてみたのです。
そう。
日本を代表するオバケといえば
 『オバケのQ太郎』。

オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)
藤子・F・不二雄
小学館


そして、白塗りといえば
お笑いの代表,志村ケン。
日本人たるもの、日本人魂で勝負をせねば。

っということで、
本日のアタクシの仮装

『バカ殿ミックスQ太郎』が完成したのです。

さー準備は整った。いざ、出陣です。
目的地はまず、
大家さんの息子ジュニオスにーさんの
経営するサイクリングショップ。
Q太郎は叫ぶ。

『Trick or treat~~~!!』 

すると、店の奥からジュニオスにーさんが

『おっ、カボチャ顔のアジア子供がきたな~~』

っと、あっさり大量のお菓子をくれたのです。
やったぜ。かーちゃん。菓子ゲット!
っと、大喜びしながら、、

っつか、 
カボチャ顔のアジア子供ってどういう意味だよ、、、。
Q太郎だよ。Q太郎。
日本のアニメ界の王者オバケのQ太郎!

っと、説明しようと思いましたが
ジュニオスにーさんが、
『大家さんとこでも
  菓子配ってるからいってみな。ベイベー』
っというので、
すっかり調子にのったアタクシはその足で、
次の目的地を本家本元の大家さんに定め、
またもや、そそくさと出陣。
そして、O太郎は叫んだのです。

『Trick or treat~~~!!』

すると、。
奥から
光る牛のツノのカチューシャをつけた大家さんが

 『家賃払わんと菓子はやらんゾ−~~~』

  、、、、、、

ってか、、、
でっ、、でたーーーーーーーーーー!!
 アメリカオバケでたーーーーーーーーーーーー!!!
  
Q太郎 ドロンパに破れる。

ある意味、
キモが縮みあがる恐ろしいハロウィンの幕引きでした。

そう。
今日は月末だったのです。
家賃の支払い日。
すっかり忘れていました。

<本日の関係ない一言>

居酒屋ク~ポン~~♪ まだ、伴奏ですから~>これ面白すぎです

終わったな。奇麗シンガー路線は。

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