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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

失われた日々 その2

2011年05月24日 13時06分17秒 | Weblog
==================================(祓除)

 ニュースの中の『非・日本的』な有様を見て、
 「遂に日本もこんなに情けない国になってしまったのか」と
 素直に信じている人々もいるかも知れませんが、 
 「これはおかしい」「日本に何かが起きている」と
 感じている人々も、たくさんいる筈です。

 随分前から、"メディアを信じることを前提として"
 多くの人々が、あーでもない・こーでもないと考えて来ました。

 しかし、先ほど触れましたように、
 世界を結ぶ大手系列の "ひとつのメディア" などは、
 "誰かの為のツール"であって、
 日本国民の「為」にニュースを発信しているわけではありません。

 (日本国民を誘導したり、
 情報的な盲目にしたりする「為」には、有るかも知れませんが。)

 マに受けるのもどうなのか、という程度の代物です。

 ということは、
 "私たちが本当に知らなければならないこと"は、発信されていない、
 ということも同時に成立しているはずです。



 思い出してください。

 3月11日の東日本大震災の後、
 テレビのニュースは、「震災ニュース」一色にすることによって、
 それ以外のニュースには触れない、という姿勢を貫いていました。

 勿論、震災は大きな大きなニュースです。

 しかし日本というのは沖縄から北海道まで在るわけですから、
 ニュースの時間枠の中に、
 全国各地のニュースを伝える時間枠があって、当然でしょう。

 特にNHKは、国民から受信料を徴収している国営放送です。

 震災についての特集を、
 わざわざニュースの時間枠に入れる必要はなく、
 それ以外の番組枠の中で、
 丁寧な真実の特集番組を放送すれば良いだけなのです。

 そしてニュースの時間には、
 いかに全国各地の、そして世界の、ニュースを数多く伝えるか、
 ということを、本来考えるべきでしょう。

 しかし、NHKを始め、テレビ局はすべて、私の見る限り、
 「震災ニュースで時間を埋める」ことに徹底していました。

 その一方で、私が見渡す限り、
 九州、東海、甲信越、関東、北海道など広範囲の各地で、
 震災後、
 消防車・救急車・パトロールカーなどの出動が
 非常に目立っていました。
 毎晩毎晩、消防車等のサイレンが鳴り響く地帯もありました。

 しかし、その各地の異常事態について、
 テレビもオンラインニュースも、「絶対に」報道しませんでした。

 東電が、
 "関東から震災地までの交通手段がなかった" ことを理由に
 現地入りしたのは4月17日となっていますが、
 この4月17日は、震災から36日(=9)を過ぎた日でした。

 この日まで、
 少なくとも、震災後の36日間は、
 国民の身近に何が起こっているのかを、
 まったく報道されなかったのですから、
 全国的に、事件・事故を隠蔽されていた日々とも言えるのです。

 真実から隔離された36日間、或いは45日間、または54日間、
 それこそが私たちの、
 真実を奪われた日々、失われた日々なのです。



 震災で亡くなったとされた各地の人々は、
 本当に震災が原因だったのでしょうか。

 また、震災後の36日間、或いは45日間、または54日間、
 さらに、今日に至るまで、
 本当に日本では、
 報道された以外の、
 どのような作為的な事件も起こっていなかったと言えるのでしょうか。

 各都道府県は、
 震災後の消防・救急・パトカーの出動回数やその内容を、
 正確に公開すべきでしょう。

 これから益々、そのことが重要になってくるのです。


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 5月31日は、震災から81日目(=9)、
 6月9日は、90日目です。

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