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それは先日のことであった。
シスターのところの年中組のボーイズ５人が泊まりに来たので、
食後のひと遊びの後、みんなで布団を敷いていると、
唐突に少年Ａが言った。
Ａ 「ウマはどこにいるの？」
俺 「ウマ？」
Ａ 「動物園に行った時、ウマはいなかったよ。」
俺 「どんなウマが観たいのかな～。教えてくれるかい？」
俺は動物図鑑の類をいろいろ並べて、ボーイズに見せた。
少しの間Ａくんも観ていたが、やおら"お泊りリュック"からハンカチを取り出すと
「コレだよ。」と言って、絵を指した。
俺 「あぁ～。これはロバだな。」
Ａ 「ロバ？」
俺 「よし。いつかみんなでロバを観に行こうか」
Ａ 「やったー♪」
するとそれを訊いたボーイズが次々に言った。
Ｂ 「ぼくは白いトラ！」 Σ (｀・ω・´ )
Ｃ 「ボクは竜！」 Σ (｀・ω・´；)
Ｄ 「おれはカッパ！」 (o￣▼￣o)
ぎゃははは～とみんなが笑ったところで、何も言わなかった少年Ｅに
俺は聞いてみた。
俺 「何か見てみたい？」
Ｅ 「・・・ハナが・・・」
俺 「花？」
Ｅ 「鼻が高くなりたい。」 Σ(￣▼￣；)
Ｄ 「話チガっ」
ぎゃははは～とみんなが笑ったところで、
俺は少年Ｅを布団に寝かせると、まじないをかけた。
俺 「た～かくな～れ、た～かくな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
そう唄って３回鼻をつまんでやると、本人もみんなも大変喜んだ。
するとＢくんが、
Ｂ 「ぼくは脚が長くなりたい！」
そこで俺はＢくんの脚全体に手をかざして、
俺 「な～がくな～れ、な～がくな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
Ｃ 「ボクは頭が良くなりたい！」
そこで俺はＣくんの頭を撫でながら、
俺 「かしこくな～れ、かしこくな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
Ｄ 「オレは悪いヤツをやっつけたい！」 おっΣ (｀・ω・´；)
Ａ 「話チガっ」
ぎゃははは～とみんな笑ったところで、Ｄくんの全身に手をかざし、
俺 「つ～よくな～れ、やさしくもな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
それぞれ大喜びした後で、まだまじないをかけられていないＡくんに、
「どんなおまじないがいいかな？」と訊いてみた。
Ａ 「ロバのうた。」 えっΣ(￣▼￣；)
Ｄ 「オッマエ、また話チガっ」
ぎゃははは～とみんな笑ったところで、俺は言った。
「さぁ、これからロバの歌を唄うから、そんな自分の布団に入れ～。
電気を消すから目をつぶって聴くんだぞ。」
そしてそれぞれの肩口まで布団をかけてから室内の照明を消し、
俺は即興で唄った。
ロ～バがお散歩 ぽく ぽく ぽっくりこ～
は～るの野道を ぽく ぽく ぽっくらこ～
（終）
シ～ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
Ｄ 「みじかっ！」
ぎゃはは～とみんな笑ったところに、半酔いのフレンドＡが入って来た。
フＡ 「その続きは、オレが唄おう♪」
そして暗闇の中で何やら踊りつつ、フレンドＡは唄った。
ロ～バが立ち食い ピ～ザに ピーナツ カレーライス～
食券独占 カツドン カケソバ カレーライス～
Ｄ 「ぎゃははは～！カレーおかわりした！」
Ａ 「ロバってカレーライスが好きなの～？」
Ｂ 「なわけないだろ、ウマだぞ」
フレンドＡは唄い続けた。
ロ～バが買い食い ギョ～ザに チーチク じゃがパタ～
肉まん ヤキソバ サンドイッチ カレーライス～
Ｄ 「んぎゃはは！どんだけ～！」
Ｅ 「冷蔵庫のカルピスのアイス食べていい？」 ← どさくさ
俺 「明日のおやつの時間ならいいよ。」
Ｃ 「おれ天ぷらウドン。」
俺 「おやつに？」
Ａ 「ロバってコンビニに」
Ｂ 「行くわけないだろ。」
その後フレンドＡのカレー落ちソングはボーイズが根負けするまで続いたw。
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
そんなことがありぽくぽく。
～(o￣▼￣o)～♪
それは先日のことであった。
シスターのところの年中組のボーイズ５人が泊まりに来たので、
食後のひと遊びの後、みんなで布団を敷いていると、
唐突に少年Ａが言った。
Ａ 「ウマはどこにいるの？」
俺 「ウマ？」
Ａ 「動物園に行った時、ウマはいなかったよ。」
俺 「どんなウマが観たいのかな～。教えてくれるかい？」
俺は動物図鑑の類をいろいろ並べて、ボーイズに見せた。
少しの間Ａくんも観ていたが、やおら"お泊りリュック"からハンカチを取り出すと
「コレだよ。」と言って、絵を指した。
俺 「あぁ～。これはロバだな。」
Ａ 「ロバ？」
俺 「よし。いつかみんなでロバを観に行こうか」
Ａ 「やったー♪」
するとそれを訊いたボーイズが次々に言った。
Ｂ 「ぼくは白いトラ！」 Σ (｀・ω・´ )
Ｃ 「ボクは竜！」 Σ (｀・ω・´；)
Ｄ 「おれはカッパ！」 (o￣▼￣o)
ぎゃははは～とみんなが笑ったところで、何も言わなかった少年Ｅに
俺は聞いてみた。
俺 「何か見てみたい？」
Ｅ 「・・・ハナが・・・」
俺 「花？」
Ｅ 「鼻が高くなりたい。」 Σ(￣▼￣；)
Ｄ 「話チガっ」
ぎゃははは～とみんなが笑ったところで、
俺は少年Ｅを布団に寝かせると、まじないをかけた。
俺 「た～かくな～れ、た～かくな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
そう唄って３回鼻をつまんでやると、本人もみんなも大変喜んだ。
するとＢくんが、
Ｂ 「ぼくは脚が長くなりたい！」
そこで俺はＢくんの脚全体に手をかざして、
俺 「な～がくな～れ、な～がくな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
Ｃ 「ボクは頭が良くなりたい！」
そこで俺はＣくんの頭を撫でながら、
俺 「かしこくな～れ、かしこくな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
Ｄ 「オレは悪いヤツをやっつけたい！」 おっΣ (｀・ω・´；)
Ａ 「話チガっ」
ぎゃははは～とみんな笑ったところで、Ｄくんの全身に手をかざし、
俺 「つ～よくな～れ、やさしくもな～れ、プイッ・プイッ・プイッ♪」
それぞれ大喜びした後で、まだまじないをかけられていないＡくんに、
「どんなおまじないがいいかな？」と訊いてみた。
Ａ 「ロバのうた。」 えっΣ(￣▼￣；)
Ｄ 「オッマエ、また話チガっ」
ぎゃははは～とみんな笑ったところで、俺は言った。
「さぁ、これからロバの歌を唄うから、そんな自分の布団に入れ～。
電気を消すから目をつぶって聴くんだぞ。」
そしてそれぞれの肩口まで布団をかけてから室内の照明を消し、
俺は即興で唄った。
ロ～バがお散歩 ぽく ぽく ぽっくりこ～
は～るの野道を ぽく ぽく ぽっくらこ～
（終）
シ～ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
Ｄ 「みじかっ！」
ぎゃはは～とみんな笑ったところに、半酔いのフレンドＡが入って来た。
フＡ 「その続きは、オレが唄おう♪」
そして暗闇の中で何やら踊りつつ、フレンドＡは唄った。
ロ～バが立ち食い ピ～ザに ピーナツ カレーライス～
食券独占 カツドン カケソバ カレーライス～
Ｄ 「ぎゃははは～！カレーおかわりした！」
Ａ 「ロバってカレーライスが好きなの～？」
Ｂ 「なわけないだろ、ウマだぞ」
フレンドＡは唄い続けた。
ロ～バが買い食い ギョ～ザに チーチク じゃがパタ～
肉まん ヤキソバ サンドイッチ カレーライス～
Ｄ 「んぎゃはは！どんだけ～！」
Ｅ 「冷蔵庫のカルピスのアイス食べていい？」 ← どさくさ
俺 「明日のおやつの時間ならいいよ。」
Ｃ 「おれ天ぷらウドン。」
俺 「おやつに？」
Ａ 「ロバってコンビニに」
Ｂ 「行くわけないだろ。」
その後フレンドＡのカレー落ちソングはボーイズが根負けするまで続いたw。
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そんなことがありぽくぽく。
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