夏の高校野球、第91回大会は大会8日目の中日に入った。
ノーゲーム以来天候にも恵まれて順調に試合が消化されている。やはり如水館―高知戦は不運で終わらせてはいけないと思う。これを機に高野連はノーゲーム制度を抜本的に見直してもらいたい。
7月に私が当ブログで予想した日大三高と智弁和歌山。前評判と比較するとかなりの貧打を露呈してしまった。中京大中京は私が想像していた以上に堂林くんが回復していなかった。1回戦も8回で疲れが見えていた。これでは3校とも最上位は辛いかもしれない。伝統校ならではの試合運びと、修正をどうしてくるか、采配を楽しみにするしかない。
天理と帝京は弱点が見えない。この2校を崩すには力で粉砕するか、ビックイニングを作るか、あわてさせるしかないだろう。ペースにはめられたらまず勝ち目はない。
花巻東は被本塁打が目立ったが、順調な勝ち上がりではないだろうか。菊池と猿川も要所で機能している。この状況で勝てることが強さの証である。マー君も3年次の甲子園ではかなり打たれたものだ。
明豊は選手層があつい。投手、捕手、主軸打者すべてが注目選手だ。近年の大分県では最強だろう。山口俊を擁した柳ヶ浦に匹敵するかそれ以上だと思う。例年明豊は試合運びと監督采配が疑問視される。一言で言うと雑な試合、勝てそうなのに負けた試合が多い。その点を克服できると化けそうだ。
日本航空石川は自分たちの得意のパターンで勝利を手に。地方大会からずっと寝技のようなゲームを展開してきた。その持ち味が十分に発揮された。この試合も2-2のまま試合が均衡し、流れがとまったようになった。こうなると彼らのパターンに入る。相手校は初回勝てると思うが、中盤に試合が膠着し、いつの間にか彼らのペースにはまってしまうのだ。この中盤の妙な膠着感を「航空石川フラグ」と命名しよう。
よく下馬評を覆してやってくれた。いいチームだ。選手も笑顔で目が輝いている。失礼だが、失うものはなにもないというのは強みだ。ある意味最強のねちっこさを誇る恐ろしいチームだ。こういうロッキーワンのような高校は怖い。
北信越では最強の力を誇っているのにいつも甲子園でなかなか勝てない日本文理。投打に磐石な今年も劣勢で進み、どうなることかと思ったが、ついに1回戦を勝利した。そして3回戦では航空石川と北信越対決を迎える。
故郷からすれば明豊は大分の、日本文理は新潟の希望の星に違いない。どんな強豪校とあたっても勝てる見込みのあるチームになってきた。両県では私の知る限り珍しいことだ。
常葉橘は3回戦進出が決定した。予想どおり高知高校がただ負けるはずはなかった。終盤にノーゲームで身につけた恐ろしい粘りが炸裂した。公文投手は昨年の甲子園とノーゲームで見続け、私の中では甲子園でおなじみの投手の一人になってしまった。本人もあの過酷な状況を経て、かなりマウンド慣れしてきたように見受けられた。勝った橘、そろそろさすがの庄司君も力だけでは相手打線を抑えられなくなってきた。反省点を加味し、作戦や投球術を練る必要があると思う。
ところで今年は、同じ地区同士の、練習試合のような対決が多い。
ノーゲーム以来天候にも恵まれて順調に試合が消化されている。やはり如水館―高知戦は不運で終わらせてはいけないと思う。これを機に高野連はノーゲーム制度を抜本的に見直してもらいたい。
7月に私が当ブログで予想した日大三高と智弁和歌山。前評判と比較するとかなりの貧打を露呈してしまった。中京大中京は私が想像していた以上に堂林くんが回復していなかった。1回戦も8回で疲れが見えていた。これでは3校とも最上位は辛いかもしれない。伝統校ならではの試合運びと、修正をどうしてくるか、采配を楽しみにするしかない。
天理と帝京は弱点が見えない。この2校を崩すには力で粉砕するか、ビックイニングを作るか、あわてさせるしかないだろう。ペースにはめられたらまず勝ち目はない。
花巻東は被本塁打が目立ったが、順調な勝ち上がりではないだろうか。菊池と猿川も要所で機能している。この状況で勝てることが強さの証である。マー君も3年次の甲子園ではかなり打たれたものだ。
明豊は選手層があつい。投手、捕手、主軸打者すべてが注目選手だ。近年の大分県では最強だろう。山口俊を擁した柳ヶ浦に匹敵するかそれ以上だと思う。例年明豊は試合運びと監督采配が疑問視される。一言で言うと雑な試合、勝てそうなのに負けた試合が多い。その点を克服できると化けそうだ。
日本航空石川は自分たちの得意のパターンで勝利を手に。地方大会からずっと寝技のようなゲームを展開してきた。その持ち味が十分に発揮された。この試合も2-2のまま試合が均衡し、流れがとまったようになった。こうなると彼らのパターンに入る。相手校は初回勝てると思うが、中盤に試合が膠着し、いつの間にか彼らのペースにはまってしまうのだ。この中盤の妙な膠着感を「航空石川フラグ」と命名しよう。
よく下馬評を覆してやってくれた。いいチームだ。選手も笑顔で目が輝いている。失礼だが、失うものはなにもないというのは強みだ。ある意味最強のねちっこさを誇る恐ろしいチームだ。こういうロッキーワンのような高校は怖い。
北信越では最強の力を誇っているのにいつも甲子園でなかなか勝てない日本文理。投打に磐石な今年も劣勢で進み、どうなることかと思ったが、ついに1回戦を勝利した。そして3回戦では航空石川と北信越対決を迎える。
故郷からすれば明豊は大分の、日本文理は新潟の希望の星に違いない。どんな強豪校とあたっても勝てる見込みのあるチームになってきた。両県では私の知る限り珍しいことだ。
常葉橘は3回戦進出が決定した。予想どおり高知高校がただ負けるはずはなかった。終盤にノーゲームで身につけた恐ろしい粘りが炸裂した。公文投手は昨年の甲子園とノーゲームで見続け、私の中では甲子園でおなじみの投手の一人になってしまった。本人もあの過酷な状況を経て、かなりマウンド慣れしてきたように見受けられた。勝った橘、そろそろさすがの庄司君も力だけでは相手打線を抑えられなくなってきた。反省点を加味し、作戦や投球術を練る必要があると思う。
ところで今年は、同じ地区同士の、練習試合のような対決が多い。