※拙記事および記事中に登場する選手の評価やプレーなどは私の個人的な高校野球の予想図であり、主張を正当化する意図はとくにありません。
※「試合予想図」は未完の走り書きですがこのまま投稿します。すみません。
――去年予想した和智弁は打力不足で敗退、次点予想の中京大中京が優勝という結果に終わりました。智弁さえはずしていれば!残念っ!! 今年の予想、あと勝手な試合予想図を抽選前に書きたいと思います。
【予想編】
優勝は報徳学園、次点は天理、広陵、興南の順に予想します。
本命◎ 報徳学園
昨夏はあの恐怖のチーム関西学院に惜敗。新チーム結成以来、秋の大会一つしか負けていない。それも0-1。春の近畿大会優勝。負けにくいチーム。
エース大西は計算できる失点でよくなっている。さらに成長してほしい。練習試合で興南を1封、春の近畿で和智弁を1封コールドしている。和智弁をコールドしたチームは報徳以外にないだろう。
大量点をとれる。かつ接戦に強い。総合力の高さ、そしてこの粘り強さに夏をかけたい。兵庫代表は最近敗退が目立つが、今年の兵庫大会は岡本健投手(神戸国際大付)高校通算94(?)本塁打の伊藤諒介(神港学園)らを破ってきた力をみせつけてほしいのだ。
注目選手はとくにいない。だからこそよけい気になる。開催前から報徳、報徳と叫んでいるので、男らしく賭けてみよう。
対抗○ 天理
春、智弁対天理という宗教&魔曲対決は13-13で再試合となり、再試合17-2、そして今夏奈良大会決勝では14-1という恐怖でしかない最強の天理。
勝てるかはどうであれワールドカップにたとえると興南がスペインならこちらはアルゼンチン。選手個々の能力値の合計では突出している最強軍団である。天理史上最強ともいわれている。
左腕のエース沼田は安心してまかせられる。150キロ速球投手の西浦、変化球の岡田、2年の重い球西口と布陣がそろう。
強打者の中村、威圧感のある安田、鋭い振りの内野で構成するクリーンアップは脅威。
投打力では穴がない。
課題は強すぎるため接戦でどうなのか、あとエリート軍団のため逆境でチーム力がどうなのか不安はかなり残る。
そう、選抜は敦賀気比に4-7で初戦敗退。
しかし奈良大会3回戦で王子工に5-4と苦しんだ試合もものにした。一気に4本の中へ絞り込んでみた。甲子園の苦戦で成長できるかにすべてがかかっている。
注意▲ 広陵
恵まれた体格の速球派、本格派右腕、有原の成長が大きい。広島大会決勝で宿敵・如水館を4安打完封。
1番巧打の福田、2番徳田はうまく塁に出られる。3、5、6番の塚本、蔵枡、三田はじっくりつなぎに徹し、安打が計算できる。その間に金本を越える逸材と注目されている4番の丸子。振りの鋭さだけでなく滑らかに単打も狙えるのはセンバツで証明済み。
理想的な攻撃のバランスである。8番有原、9番捕手の新谷も振れている。能力値は劣るがバランスと負けにくさでは野村祐輔(明治大)、土生翔平(早大)を擁して準優勝したチームに匹敵する。
課題は甲子園で2番手投手の上野、川崎らのさらなる経験値と勢いの上昇が必須。
穴△ 興南
誰もがご存知の王者。解説はニュースと同じのため省略。
<候補生ひとこと>
・智弁和歌山 西川遥輝ラストイヤー。智弁は強いが最近どうも甲子園で弱いのではずす。
・聖光学院 今夏の無敵艦隊。だが去年も負けなしクラスの強さだったが、この手の選抜系高チームはどうも団結力に欠ける気がする。優勝イメージが描けないのではずす。
・仙台育英 当然優勝を狙える。ストレートと二種類のスラーダーの田中、1年に甲子園を経験している木村の左右エースを完備。打線も強力、好選手もそろって欠点が見当たらない。予想からはずしたのは、個人的に東北と全国大会とのレベル差が単に読めないこと。戦歴が大量点か接戦かで不安定なこと。チームはみていないが、聖光に同じく組織力に不安。その3点。
・東海大相模 好投手の一二三に相模打線は脅威だが、一二三のサイドスロー転向は本当に正解なのかまだ怪しい。それに2、3番手の投手は地方から不安材。全国優勝はどうかと思いはずす。
<大穴チーム>
・北大津 新チーム以来、変な負け方がない。投打のバランスがいい好チーム
・砺波工 秋優勝、春準優勝。好投手の健明、その健明の故障から成長した吉田1年から注目されているユーティリティ遊撃手の中山など好選手がいる。試合運びもいい。全国でどこまで通用するか?
・前橋商 打撃が安定、勝負強い、投げては小柄のエース野口。制球力が高く大量点はとられない
・開星 「21世紀枠に負けやがって」発言で有名に。2年生エース白根。難しそうだが中国地区での地力はすごい。
【試合予想図編】
▽準々決勝
第1試合 智弁和歌山3-4広陵
強力な打撃戦に予想された試合は意外な投手戦へ。初回、広陵は得意の速攻で福田、塚本が出塁し、丸子で返す理想の展開。智弁は西川、山本の長打。しかし中盤は両校あと一本がでないまま投手戦へ。終盤丸子の二塁打から蔵枡がつなぎ、新谷が決定打。連打をうまくかみ合わせた広陵が辛くも逃げ切った。智弁も得意の集中打で2点を返すが、中盤以降甲子園で調子を上げた有原を今一歩とらえ切れなかった。
第2試合 天理12-5東海大相模
史上最強とも名高い天理が甲子園で目覚めた。入学時から素質が騒がれてきた安田、中村、内野に勢いがつきとまらない。初回から好投手一二三が絶不調。大舞台の経験が少ない控え投手も打ち込まれる。そこに天理の応援が加わり大量点をくらってしまった! 相模のお株を奪う猛打。相模もホームランなど強打を見せるが大量点には届かなかった。
第3試合 中京大中京4-1仙台育英
木村と森本の投げあいが続く、中盤以降中京が徐々に加点し勝利。
第4試合 報徳学園7-6興南
報徳が島袋の立ち上がりを狙い4点。興南が徐々に追い上げる。島袋が本来の調子を取り戻す。6-6で終盤報徳が追い詰める展開。
▽準決勝
第1試合 報徳学園7-1広陵
広陵は有原の不調にストレートが狙い撃ちされる。打線も空回りで思わぬ展開になる。
第2試合 天理5-2中京大中京
天理が1点リードするなか勝負は8回にやってきた。連投の疲れが見え始めてきた森本を天理が集中打で攻略。磯村が不振で天理投手陣をとらえられない。
▽決勝 報徳学園7-4天理
両者思う存分力を発揮した打ち合い。天理は控え投手の成長した報徳のうまい継投にタイミングを崩された。
※「試合予想図」は未完の走り書きですがこのまま投稿します。すみません。
――去年予想した和智弁は打力不足で敗退、次点予想の中京大中京が優勝という結果に終わりました。智弁さえはずしていれば!残念っ!! 今年の予想、あと勝手な試合予想図を抽選前に書きたいと思います。
【予想編】
優勝は報徳学園、次点は天理、広陵、興南の順に予想します。
本命◎ 報徳学園
昨夏はあの恐怖のチーム関西学院に惜敗。新チーム結成以来、秋の大会一つしか負けていない。それも0-1。春の近畿大会優勝。負けにくいチーム。
エース大西は計算できる失点でよくなっている。さらに成長してほしい。練習試合で興南を1封、春の近畿で和智弁を1封コールドしている。和智弁をコールドしたチームは報徳以外にないだろう。
大量点をとれる。かつ接戦に強い。総合力の高さ、そしてこの粘り強さに夏をかけたい。兵庫代表は最近敗退が目立つが、今年の兵庫大会は岡本健投手(神戸国際大付)高校通算94(?)本塁打の伊藤諒介(神港学園)らを破ってきた力をみせつけてほしいのだ。
注目選手はとくにいない。だからこそよけい気になる。開催前から報徳、報徳と叫んでいるので、男らしく賭けてみよう。
対抗○ 天理
春、智弁対天理という宗教&魔曲対決は13-13で再試合となり、再試合17-2、そして今夏奈良大会決勝では14-1という恐怖でしかない最強の天理。
勝てるかはどうであれワールドカップにたとえると興南がスペインならこちらはアルゼンチン。選手個々の能力値の合計では突出している最強軍団である。天理史上最強ともいわれている。
左腕のエース沼田は安心してまかせられる。150キロ速球投手の西浦、変化球の岡田、2年の重い球西口と布陣がそろう。
強打者の中村、威圧感のある安田、鋭い振りの内野で構成するクリーンアップは脅威。
投打力では穴がない。
課題は強すぎるため接戦でどうなのか、あとエリート軍団のため逆境でチーム力がどうなのか不安はかなり残る。
そう、選抜は敦賀気比に4-7で初戦敗退。
しかし奈良大会3回戦で王子工に5-4と苦しんだ試合もものにした。一気に4本の中へ絞り込んでみた。甲子園の苦戦で成長できるかにすべてがかかっている。
注意▲ 広陵
恵まれた体格の速球派、本格派右腕、有原の成長が大きい。広島大会決勝で宿敵・如水館を4安打完封。
1番巧打の福田、2番徳田はうまく塁に出られる。3、5、6番の塚本、蔵枡、三田はじっくりつなぎに徹し、安打が計算できる。その間に金本を越える逸材と注目されている4番の丸子。振りの鋭さだけでなく滑らかに単打も狙えるのはセンバツで証明済み。
理想的な攻撃のバランスである。8番有原、9番捕手の新谷も振れている。能力値は劣るがバランスと負けにくさでは野村祐輔(明治大)、土生翔平(早大)を擁して準優勝したチームに匹敵する。
課題は甲子園で2番手投手の上野、川崎らのさらなる経験値と勢いの上昇が必須。
穴△ 興南
誰もがご存知の王者。解説はニュースと同じのため省略。
<候補生ひとこと>
・智弁和歌山 西川遥輝ラストイヤー。智弁は強いが最近どうも甲子園で弱いのではずす。
・聖光学院 今夏の無敵艦隊。だが去年も負けなしクラスの強さだったが、この手の選抜系高チームはどうも団結力に欠ける気がする。優勝イメージが描けないのではずす。
・仙台育英 当然優勝を狙える。ストレートと二種類のスラーダーの田中、1年に甲子園を経験している木村の左右エースを完備。打線も強力、好選手もそろって欠点が見当たらない。予想からはずしたのは、個人的に東北と全国大会とのレベル差が単に読めないこと。戦歴が大量点か接戦かで不安定なこと。チームはみていないが、聖光に同じく組織力に不安。その3点。
・東海大相模 好投手の一二三に相模打線は脅威だが、一二三のサイドスロー転向は本当に正解なのかまだ怪しい。それに2、3番手の投手は地方から不安材。全国優勝はどうかと思いはずす。
<大穴チーム>
・北大津 新チーム以来、変な負け方がない。投打のバランスがいい好チーム
・砺波工 秋優勝、春準優勝。好投手の健明、その健明の故障から成長した吉田1年から注目されているユーティリティ遊撃手の中山など好選手がいる。試合運びもいい。全国でどこまで通用するか?
・前橋商 打撃が安定、勝負強い、投げては小柄のエース野口。制球力が高く大量点はとられない
・開星 「21世紀枠に負けやがって」発言で有名に。2年生エース白根。難しそうだが中国地区での地力はすごい。
【試合予想図編】
▽準々決勝
第1試合 智弁和歌山3-4広陵
強力な打撃戦に予想された試合は意外な投手戦へ。初回、広陵は得意の速攻で福田、塚本が出塁し、丸子で返す理想の展開。智弁は西川、山本の長打。しかし中盤は両校あと一本がでないまま投手戦へ。終盤丸子の二塁打から蔵枡がつなぎ、新谷が決定打。連打をうまくかみ合わせた広陵が辛くも逃げ切った。智弁も得意の集中打で2点を返すが、中盤以降甲子園で調子を上げた有原を今一歩とらえ切れなかった。
第2試合 天理12-5東海大相模
史上最強とも名高い天理が甲子園で目覚めた。入学時から素質が騒がれてきた安田、中村、内野に勢いがつきとまらない。初回から好投手一二三が絶不調。大舞台の経験が少ない控え投手も打ち込まれる。そこに天理の応援が加わり大量点をくらってしまった! 相模のお株を奪う猛打。相模もホームランなど強打を見せるが大量点には届かなかった。
第3試合 中京大中京4-1仙台育英
木村と森本の投げあいが続く、中盤以降中京が徐々に加点し勝利。
第4試合 報徳学園7-6興南
報徳が島袋の立ち上がりを狙い4点。興南が徐々に追い上げる。島袋が本来の調子を取り戻す。6-6で終盤報徳が追い詰める展開。
▽準決勝
第1試合 報徳学園7-1広陵
広陵は有原の不調にストレートが狙い撃ちされる。打線も空回りで思わぬ展開になる。
第2試合 天理5-2中京大中京
天理が1点リードするなか勝負は8回にやってきた。連投の疲れが見え始めてきた森本を天理が集中打で攻略。磯村が不振で天理投手陣をとらえられない。
▽決勝 報徳学園7-4天理
両者思う存分力を発揮した打ち合い。天理は控え投手の成長した報徳のうまい継投にタイミングを崩された。