ふらいすたーげ

人生、一生、日々まじめ

※Fleisstage(勤勉日々)は造語です。
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荒地

2011-06-23 19:23:23 | 一般記事
ついに本が読めるようになりました。聖書を中心に読みと祈りを続けています。労働は少しずつ、なんとか入れていきたい。

今までは画像をとらえるようにしか見られず、読むことが難しかった。

聖書も祈祷文もまともに読めなければ始まらないし、私の場合文字から深みを汲み取るので不可欠な行為。失明しても何かしら読む行為は続けるでしょう。

この一年の多罪に愕然とする毎日です。身体が思うように動かない、読めない、声もはっきり出せない、などの苦難でこの人が選びとったのは「でも何かしないといけない」霊に惑わされ、「寂しいから」と称して情欲とネットへの耽溺を容認したことでした。

目覚めれば夢の苦悩すら忘れるためはっきりはしませんが、陥ったのは事実です。

家のネット回線もしばらく切断します。
コメントは原則返信がないものと思ってください。

ブログやネットの使い方も考え直します。

今度こそ生き方を考え直したい。「たい」ではなく少しずつ実践していこう。

自分の中で聴こえている音楽

2011-06-19 14:41:12 | 正教会
ラフマニノフの言葉。wikiによると、1941年の『The Etude』誌のインタビューで氏はこう語っている。

「私は作曲する際に、独創的であろうとか、ロマンティックであろうとか、民族的であろうとか、その他そういったことについて意識的な努力をしたことはありません。私はただ、自分の中で聴こえている音楽をできるだけ自然に紙の上に書きつけるだけです」

そしてローマですぐ書き上げてしまった「晩祷」
今のところ私が正教音楽で一番好きな歌がこの中にある。11番の「我が心は主を崇め(原題:Величит душа Моя Господа)」だ。
この曲は美しすぎて典礼音楽向きではないと思う。いや「聖体礼儀」含め正教音楽全体がそうでもある。当時から聖職者からも同じことを指摘されていた。西欧のロマン主義音楽の影響も色濃い。旋律も音符ではなく曲にあわせている。それで八部合唱。

だからこそ、私は教会、古典派、ヨーロッパ、ロシア(民衆)、合唱音楽などさまざまな音楽の結節点にあるような位置づけを感じている。いろいろ文句がつけられ、マイナー視されているラフマニノフだが、私にとっては「晩祷」のためにもっとも好きな作曲家の1人になっている。

圧巻なのは一語一語が長く保たれるラスト。形式も重要でかつ自由な旋律、8部の歌声のかけ合い、微妙に変化する主旋律、このあたりがとても美しい。



「なんとかして日本語にしたい!」という思いから、正教徒としては好ましくない、ボーカロイドにまで手を出した。
工夫したものの素人が行う日本語化には無理があったか、曲と詞の配置におかしな部分も多いのは事実。
まだ未完成だが、完成したらいずれ再アップしたい。



児玉清さんは文学世界を生み出す作家の頭はどうなっているのだろう、そのことに読書家として作家さんに強い興味を抱いたらしい。私も読書好きでその点同じだが、もっと不思議なのは作詞・作曲家のほうだ。

いったいどのようにその人のなかにこんな美しい音楽が聴こえるのだろう・・・・・・と。

近況・そしてリハビリへ

2011-06-06 19:16:41 | 日記
長い間更新できませんでした。マジで文章が書けなかったのです。近況の体調ですが、よくなりつつ戻りつつの繰り返しです。人生本返し縫いの私ですが、今回は本当にただでさえゆっくりの亀ペースなのに本返し縫い状態で本当にスローペースです。

初めて自律神経失調症、慢性疲労症候群などの治りにくい&認知されにくい「病気」で苦しむ人を知りました。世の中には、よくいう心でも体でもない「病気」というか不調があるということを身をもって知りました。差別しているつもりはなかったですが、どこか普通の人より精神力がないのだろうとは数パーセント偏見をもっていたといまでは思います。

毎朝4時か6時に起きて動くようにしていますが、いまだ数日動いては数日寝てばかり、数時間動いては数時間休んでの生活のため社会活動は難しいです。

正直に好きなことから・・・

労働好き―目下高校生や英語学習者を対象に役立つプログラムを制作中。

読書好き―でも複雑な文関係がまだ読めないから、疲れるのを避けています。こわいのは自分が読みたい本ほど夢中になり深く読もうとするので危険なこと。だから小説を読み下している。この際、読んでいなかった世界古典文学集に手を出しています。

音楽好き―なにしろ持久力が持たないのと調子がコロコロかわるので弾くのも歌うのも難しい。聖歌が歌えないので、禁断のボカロに手を伸ばしている。罪を承知でロシア聖歌を日本訳でつくっています。

ネット好き―悪影響を避けるため、ほどよいゲームとニコニコはできるだけ自分が放送する。といってもニコ生まで学習モノだけど・・・。

散歩好き―長距離歩く旅の練習もかねて朝の散歩

料理好き―料理好きな人はおすすめ。作らないといけないようにもっていく、段取りさえ決めれば、買出しに行きたくなり、買ってしまえば作らざるを得なくなる。複数の作業を平行して、疲れたらすきに休める、数時間の運動になるし、何かと便利な「作業」である。

旅行好き―たいした計画なしに(首都圏なら)電車で旅してみるといい。夜になると食事や泊まることを考えていやでも本能的に行動できる。ストレスも考える暇もあろうとそれはおかまいなし。都内を歩いたり、巡ったり、けっこう出かけている。

一定のめどがついたら朝に身体使って働く仕事をしたい。