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ふらいすたーげ

人生、一生、日々まじめ

※Fleisstage(勤勉日々)は造語です。
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立食新年会

2010-01-07 00:25:30 | ワーク
会社の新年会。文字どおり「会社の」新年会で、全社員とアルバイトのほとんどが集まっていた。
個別に飲みに行ったり、部署ごとに小さな飲み会はあっても、基本的に普段あまり飲み会をしない会社だ。しかし今日は最寄り駅前のホテルで立食形式と豪華。役員のあいさつと表彰式があり、あとは歓談。あっさり2時間でバラバラになったが楽しい会だった。

久しぶりに遭遇した立食パーティー。いつも立食は飯を食わずいろいろな人と話した方がいいと思い、そうしていた。でも今日は社内だから落ち着いて、けっこう食べてばかりいた。そこで気付いた。うまい。こんなに立食はうまいのか。ホテルだからやはりうまい。
そこで前々から思うが、食べるラウンドと話すラウンドに分けられないものなのか。普通の飲み会はたいてい料理は少ないからいい。食べ放題なら会話よりむしろ食べることに集中する空気ができている。が、こういうバイキングは内輪の友達会にしか向いていない気がする。私は絶対まともに食べると話せず、まともに話すと食べれない。
さらに文章を作ってから話す私には苦手かもしれない。何といっても修道士に「彼は文章を考えてから話すんだよ(笑)」と言われた男だ(笑)。
あとそういえば、見沢知廉さんの「偲ぶ会」のときが立食で、あれ以来、あまりいいイメージがないというのもある。あのときは悲しくて、とても人と楽しく話す気力がなかったから(安部譲二、福田和也、島田雅彦といった有名文化人も来ていて、話しかけられる最後の機会だったかなとその後ふと思ったことがある)。
どんどん話しが変わってすいません。

一言でまとめると、会社の新年会があり、まあまあ楽しかったが、立食でうまい飯を食いながらいろいろな人と話すいい方法はないのかと思ったということだ。ではこの辺で。

数学用語にひとこと

2009-11-17 20:46:13 | ワーク
仕事中ひたすら数学が出てくる英文を読んだ。読んだというかまともに読めるわけがないので目を通した。
いくつか数学用語を見ていると英語の方が分かりやすく感じる。カントをドイツ語で読むとややわかりやすくなるのに似ているのだ。「純粋悟性概念(独 reine Verstandbegriffe、英 pure concepts of understanding)」と聞くと瞑想でもしているような言葉だが、ピュア、コンセプト、アンダスタンディングと聞くとイメージがつかみやすい。
数学は確かに巨大な森に入っていくようで、中身が難しい。チャート式がいうように近道はなく、小手先の物言いなど通用しないのも確かだ。けど用語が難しいのも少なからずあると思う。とっつきにくさというのがある。

子どものころ、anyを「えにい」→任意と訳したのを聞いて、少しがっかりしたことがある。でもそれだけ訳語を当てるというのは大変な作業だったということだろう。何しろ先行する語(概念)がないのだから。
中学生の時から方程式(equation)という言葉が、なんでこんな難しい言い方なのかと思っていた。が、イクエイションと英語で聞けば、「ああイコールにしたものか」と入っていきやすい。昔から私は言葉には良かれ悪かれこだわる。「方程式の解」と聞くと難解な作業が行われているようだ。が、solution of equation だと、エクセルのような光景が明晰にパッと浮かぶようだ。

実数(real number)はリアル、虚数(imaginary number)はイマジナリーだ。有理数(rational number)も、ラショナルと聞くと「なるほど理にかなった数か」と思う。高校時代、虚数で挫折したが、虚といわれるとうつろな語感がする。虚無主義とかで使う言葉で、考える必要のない、意味のない数字のように聞こえる。しかしイマジナルといわれるととても思考意義があるかのようだ。

高校で微分積分を習ったとき、微分するとは何をしているのかを教師ははっきり説明してくれないのでなかなか納得できなかった。
微分(differentiation)も英語なら、差分といわれているようで、微小な変化を表現している気がする。積分(integration)もインテグレイションなら面積を求める統合感がでていい。積分とは一言でいうと微小なものをつなぎ合わせることだろう。

関数(function)という言葉、ファンクションはパソコンやエクセルのおかげでわかりやすくなってきた。中高生でも絶対意味を説明するべきだと思う。身の回りにある関数を挙げれば、変数x、yも理解しやすいとともに、2変数が関数であることがどれだけ素晴らしいことかがわかるだろう。
写像(maping)や恒等式(identity)は、はっきりいって絶対英語の方がいい。日本語がおかしい気がする。
命題(proposition)も強烈だ。これについて話しだしたらさらに紙数が必要なので差し控えるが、ドイツ語ならただの文(Satz)である。命題とは正誤が判定できる文のことだ。日本ではこうはいかない。文といえば散文や和歌だった。
どうやら日本語だと抽象思考という文化が発達しなかったので(それの良し悪しは別)、言葉だけの時点ですでに複雑なことがはじまっている感じがする。ところで見ていて一番のベスト訳は因数分解(factorization)だと思う。要因化(?)している感じがいい。

このような数学用語たちを各国の言葉で楽しむ特集を組むと面白いかもしれない。というかだれかそういう本をつくってほしいと思った。だれも買わないか。
先人の労苦の結晶である翻訳。悪くはいえない。また急速な西洋概念の洪水で、最高の的確な言葉を決める余裕などなかったのであろう。でもありがたいことに先人は正確な言葉にはしてくれた。こういった難しい言葉を簡単に理解していくことこそ──西洋文明を理解しようとするなら──これからの時代を生きていく我々の務めだと思う。そう思いこれまで生きてきた。

主役はいも

2009-10-17 22:03:54 | ワーク
今週は「いも試食会」と題したイベントが会社のアルバイトメンバーで行われました。お誘いを受けたので参加してみて、何なのだろうと思いきやなんと、農家での芋掘りで収穫してきた芋を行きつけの居酒屋さんで天ぷらにしてもらったのです。これはうれしいです。

収穫された芋を食べる。私は当事者ではないのに、本当に心からおいしかった。もちろん旬の食材ということもあるでしょうが、収穫したてのものを感謝し食べるのは本当に美味しい。人間に与えられた喜びだと思います。

たかがいもを食べるだけでこんなに盛り上がれるなんて。とても気さくに話せるいい人たちにも恵まれありがたいことです。ちなみに私の前任者は居心地が良すぎてやめたそうです。

あらたにす

2009-10-11 20:09:12 | ワーク
人生日々是成長。なのでしょうけど、その成長とともに毎日を新しいものにしていく、人は生まれ変わっていく、それが大事なことだと最近つくづく感じます。どんなに生活が詰まった時も、神さまが成長させてくれていると思うようにしています。東京に来て半年近い暗闇も、勤め始めると今やそれがとても自分にとって必要だったことがわかりました。

ようやく規則正しいまともな生活をし始めました。

職場の雰囲気はとてもよく、優秀でいい人たちばかりです。会社の近場も東京の下町で落ち着きます。社長やすべての方とあいさつをさせていただき、担当上司からは昼食もおごっていただき、初日はとても楽しかったです。
またもマスコミ系とだけは言っておきますが、手伝いとはいえ自分の机やパソコンやメアドや雇用保険もでて、その点は安心。居てもキャリアアップになる上、お金がもらえ、就活のやる気も5倍近くになり、といいことばかりです。

また職場が休憩時間になりそうです。文字を読むのは疲れないというか、生理現象になってますから。この系統が実は向いていたのですね…。
校正が好きなんだろうなあ。初めから校正のスペシャリストを目指せば、出版社も夢ではなかったかもしれない。

初日に定期代もすぐ出していただきました。良心的なところです。

そして都内の定期券を7年ぶりに購入しました(=写真=)。たかが7年されど7年。スイカと定期券を同時に購入したら、乗り越しと定期区間の割引はちゃんと認識されるのか疑問になり、駅員に質問したのですが、丁寧に答えてくれました。なんとこうしてスイカと定期券が合体したのです! こんなに時代は進んでいたのですね。「JRに顧客情報が送信され管理される」そうです。なので「磁石等さえ近づけなければ大丈夫ですね」と聞いたら、「いえ、磁石を近づけても大丈夫」だそうです。安心して使用できます。毎回駅で乗り越し精算機を探さなくてすみ便利です。定期がスイカで使えるというよりスイカの料金はそのままで定期区間がただになるのですね。

退職

2009-01-26 13:16:39 | ワーク
昨日が仕事最終日だった。二時間しか来ない日もあったが10日間連続出勤だった。
結局最後まで終わる実感のないまま終わってしまったが、まあ、それだけ充実していたということで……。今日もまだ、呆然としたままだ。そして早速Mさんから昨日の確認の電話が。「全然退職じゃねーじゃねーか(笑)」と思う。
先週は仕事でお世話になった方たちに直接もしくは電話であいさつをした。皆が優しい言葉をかけてくれて、それがとても嬉しかった。まるで、農作物の収穫のようだった。日々黙々と地味に仕事をしていたが、最終的にどうだったのかがよくわかった気がする。やっぱり人間「さいご」に結果が出るように出来ているのだね。人生も同じで最期は「よかった」と言って死にたい。
普段話さない人からも、どう思われていたかがよくわかった。いろいろな人に取り囲まれて生きていて、仕事をしていたことがわかった。金八8の紋土の回で出た「結び目」を思い出した。私に贈られた人生という贈り物はたくさんの人による結び目できつく結ばれていた。ときにはそれがうざったくもなり、切りたくもなるが、耐えて、ほどいていくことにかけがえのない喜びがあるのだろう。
就職活動は積極的に行う予定だから、ニートではないが、再び無職に逆戻りだ。また、第2のジョブカフェ生活が始まる。
そういえば、いつの間にかこの3年の間に、グッドウィルがつぶれてくれたおかげで、もうあのミッドナイトコールに脅かされることはないのでホッとしている。あそこは登録したら最後で辞めるという概念が存在しない。やはり今でこそ思えるが、日雇い派遣はおかしすぎた。今では安心して就職活動ができる。

Yes, We can! で人生乗り切ろう!

ところで、昨日金八先生の脚本を担当した清水有生さんの日記を見た。ドラマではキング牧師が取り上げられた。その一年後まさかこれがタイムリーな話題になるなんて。あの人絶対に少しビビったろうなあ。
さてそこに、オバマについて書いてあった。
米軍はイラクからは撤退するが、アフガンには増派するらしい。イスラエル支持も崩そうとしない。
いくらオバマが好い人でも、アメリカがどうしようもないならず者帝国であることに変わりはない。 必ず戦争と支配体制を築いてくるだろう。彼の人格、指導力のよさとアメリカの国家戦略は分けて見極めていきたい。小泉の親しみ易さ、パフォーマンスと日本の行く末を分けて考えられなかったことの二の舞は御免だ。