ふらいすたーげ

人生、一生、日々まじめ

※Fleisstage(勤勉日々)は造語です。
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立山C

2006-09-30 17:43:56 | 旅行
ちんぐるまに紅葉に日光を浴びた深い緑。本日最高のカットです。モデルが最高だからですよ。この光景は太陽が強かったから成り立ったのだろう。さらにどのような鮮やかな色が加わろうとも、決して派手すぎることはない*1。強烈な日差しのおかげで、めいめいの色が精一杯の力で目に作用してくるから*2。
*1、2ゲーテ『イタリア紀行』より

美しい死へ

2006-09-29 22:11:21 | 旅行
明日は両親と戦争功労者の祖父母と立山へ。現世は狂ってるのに表面だけが洗練されて、楽してそのまま天国いきたいよ。*ま、偽善者の私には無理なこったが。愛がないですからね(笑)。ガキの頃は確かに癖もあったが純粋な部分多くあったろうが、今はやばいからな。何をやっても自己愛だから抜けださないとまた4年前のように地獄に落ちてしまう。
明日は記念すべき暴発の第一回読書会も始まる。ややこしい日だ。
さて立山は縄文をさらに越えて原日本人の気配がする場所…。去年、日本にこんな場所があるとは信じられなかった。あれからハワイに行ったが、立山に遠く及ばず、興ざめした。それに予想以上にアメリカ色が強かった。ハワイ文化は一回死んでから今に生きている気がした。本家フラダンスでさえ複製品をみてるようだった。日本は過去の文化をめちゃめちゃにされて今があるというヨーロッパや南米と違い、今と昔が連続している。徹底して以前のものを破壊してから次にいくということにならない。私はこの国がいい。
神が宿るやま。そして伝説の狩猟・採集文化が感じられる気がして楽しくなってくる。そして下界に行くと、人は神を殺し、農業の罪を背負っているからこそ平地でたたかわねばならぬ実感が湧いてくる。あそこはいい。また、高山、かつ豊かで美しい山で、ニーチェのツァラトゥストラを読むと最高なのだ。あれは思想書ではない、芸術でもなく、美術作品なのだ。と思う。下界で人間の理解力(悟性)に使われるにはもったいない文だ。

*安倍さんにはまず、世界でこれだけの子供が死にたいという現実をみてほしい。中学生の5人に1人が抑鬱傾向という調査もある。(速水敏彦『他人を見下す若者たち』講談社現代新書)世界中で悲しい国は少なくないがこれも「悲しい」事態だ。普通の人は現場を見ることができない。かといってお偉いさんになれば、「視察」と化してしまう。ならいっそのことトップクラスの人に生の実態を公開してみてもらい、組織とは独立してる人材を一人置けばいいのにと思う。教育はヤバい。「携帯電話は悪影響を与える。」とニュースの声を先日聞いた。「おっ」と思い、じっくりみていたら…「中学生に携帯電話の正しい使用法を教えるための授業を新たに設けようという案が…」
(-_-;)
このくには「美しい死へ」向かっていくのか…。

土産

2006-09-27 22:18:18 | 一般記事
@21美
目からお土産をもらった。やはり芸術は世界の本質を表そうとするのか。放送大学の青山さんの持ち論ですが。いやはやこの景色。美術館がなければ、田舎の名残と古い空間で、北陸独特の夕日との哀愁が漂うのですが。…そうはならず、生活空間を重視するこの現代芸術がきれいに過去の淋しさを現在に引き上げてくれる。散歩コースにもいい。よく電話して、なかでバイトもしたのに、――意識はしないが、心の奥で素晴らしいのか――まだ遠い存在です。いわんや観光客は是非。魔性でない美はいいやね。感覚を越えていると攻めるカントさんの気持はわからないではない。

休みの今日も夕方頃は市役所、生涯センター、県図書、と仕事のネタ探しの日々。いくら真剣にやってても、「ご自由にお取りください」をたまに独り言いながら、本当にとりまくっている姿は不気味かもしれない。市役所で3~4つの課を回る姿は。私にとって紙切れ一枚がいちばんありがたいものになりつつある。幸いか不幸か判らん職種。
 夜はドイツ語でプレゼントのゲシェンクのコーナーなのに、帰りドイツ帰りの女性兼先生からお菓子をもらった。ドイツへ行ったまだ未成年の女の子はパン屋で修業中のようだ、頑張ってるんだ。前よりはるかにレベルアップしてたりして。で、ドイツ語上手く喋れるようになってた?の問いには、日本語でしか喋ってないからわからない。…かくありけるもまたあたりまえなりや( ̄ー ̄)。