グルメ＠トスカーナ

都内に5店舗を展開するスパゲティ専門店。私が行ったのは近所と化した吉祥寺にあるお店。ネット検索で上位に来ていたので、ハズレはないだろうと思い行ってみた。
店の前に「日本一うまいミートソース」と書かれている。地球を代表するグルメシティの東京で大きく出たものだ。予想通り、味の方は「確かにこう言いたくなる気持ちは汲み取れる味だがそれほどでもない味」だった。

総じて家庭的な味がした。パスタの得意なイタリア人の家に遊びに行って、夕食をいただいているような味がした。材料は良質の国産モノにこだわっているだけあり、特に野菜がおいしかった。

お好きなパスタ＋サラダ+ドリンクで1280円。この味にしては少し高いが、パスタは普通の1.3倍はありそこそこ量はとれる。

サラダ、パスタ、すべてにおいて失敗のない味でしっかりつくってある。だがそれゆえ、欠点は積極性がなにも感じられないこと。「どうしてもまたここで食べたい」とは思えなかった。すべての科目において平均点を越えているがどこかぱっとしない優等生のようだった。チェーン店だからこのような味になったのかもしれない。が、確実においしい部類に入るとだけは言っておく。コーヒーがかなりうまかった。

場所は一言で説明できないのでホームページをご参照のこと。

http://www.toscana-pasta.jp/

地道な就活が続くので、食べ物くらいしか楽しみがない。しばらくグルメブログばかりになりそうな気がしてきた。

グルメ＠ゴールドラッシュ

渋谷区宇田川町にあるハンバーグ店「ゴールドラッシュ」へ。

場所は東急ハンズの向かいの雑居ビルの4階。赤地に白字で「Gold Rush」と書かれている。雑居ビルにエレベーターで上がるのが嫌いな人には向かない。また若い男が通うようなワイルドな店なので、私はカップル向きの店ではないと思う。何人かカップルも来ていたのだが。やはり店内は油と煙が目立つ。どちらかというと食べて少し話したら帰りたくなる店だ。でもレディースランチが充実しているため、この雰囲気が平気な女性には勧められる。

日曜の18時に行ったのですぐ座れた。19時を過ぎるともう10人以上待っていた。

アメリカンハンバーグの店。店内は王将のように脂っこいので、スーツなどでの来店は避けたほうがよさそうだ。ファミレス以上焼肉屋未満の汚れが想定される。ラフな服装がよいと思う。やや暗めだが、暗さが気になるほどではない。写真はフラッシュがないので暗見えると思うが申し訳ない。

かなりＴＶなどで取り上げられて有名な店らしい。私もkinki kidsの番組に出てきたのがきっかけで行った。メニューにも「V6・・・ギャル曽根・・・食べられなかった云々」とか書いてあった。ハンバーグは150～300グラムまで選べて、ライスとドリンクバー一杯がつく。

味は普通に良質でおいしい。ソースやスパイスは好みが分かれる可能性もあるが、確実に上位クラスの味なので、後悔はないと思う。思ったより油っぽくなかった。
予想通りワイルドな味だった。サラダも最低平均点はあると思う。とにかくチューダーチーズがおいしいので、カロリーが高くなるがここで食べるつもりなら一番おすすめはチーズハンバーグだ。ガーリックハンバーグもかなりガーリックが入っているのでおいしい。よってニンニクが気になる人は注意。

グルメ＠おまかせ亭

今日から新カテゴリー、グルメ日記を交えたい。せっかく東京にいるのだから。

第1号は渋谷区渋谷にある洋食屋「おまかせ亭」。場所は宮益坂口から青山方面へ歩き、渋谷郵便局の沿いの次の通りを左折したところ。地下一階。携帯はギリギリ一本立つ程度。

夜8時ごろ進入した。この日は1人だったが、はっきり行って、こういった洋食屋で、1人で食べていて、これだけ快適だったところはない。噂どおりサービスがとてもいい。初めて行ったのに、店員は何回も訪れたことがあったかのように接してくれて、感じがいい。話もしやすい。コーヒーもお代わりを入れてくれる。

人気のオムライスのセットは1500円。値段の分、しっかり満足度はあった。サラダとデザートとコーヒーつき。サラダもオムレツも卵もご飯もすべてにおいて素材がよく、こだわりを感じさせる。びっくりするほどおいしいわけではないが、すべてにおいて満足度が高いお店だった。ここで仲良くお話しているとストレスも抜けるだろう。メニューを見ると一品が充実している。よって昼はランチ、夜はワインを中心とした飲み会や女の子数人でのパーティーが合いそうだ。親しい数人での飲み会やデート、女の子同士にもお勧めできる。ランチもディナーもそれぞれ違う雰囲気で楽しめるお店だと思う。

草なぎ事件

おかしい。やはり今の日本の方向性は危険だ。海外から帰ってくると余計に強く思った。悪いというより歪んでいる。
何度も言うが、麻生の家を見に行こうと集まっただけで逮捕される国に日本はなったのだった。
SMAPの草なぎ剛さんが公然わいせつ罪で逮捕、釈放された。
ちょっと待ってほしい。一体何が「悪い」のだこの事件。
初め「公然わいせつ」とニュースで聞いたとき、「ああ、ついに草なぎ君もやってしまったか。地デジ大使も務めていたし、いろいろ辛いことがあったのかな。」と思った。が、ディテールを聴くと「深夜の公園で泥酔し全裸になり何か叫んでいた」という。一体何が悪いのだろう。警察官に対し、暴れたというが、別に危害を加えたわけではない。服はたたんで置いてあったらしい。確かに騒いで近隣住民に迷惑をかけたがたかだか30分。どうみてもただの酔っぱらいではないか。家と公園を間違えただけだ。別に女性を襲うことも、陰部を見せびらかすことも、警察官に抱きつくこともしていない。たぶんオナニーすらしていない。なのに「公然わいせつ罪」で強制連行された。「裸で何が悪い」全く同感だ。裸は日本の国技だ。侍ジャパンだ。素晴らしい、健全な青年だ。家と戸外の区別がつかなくなるのも、障子を持つ「アイダ」としての我が国のよき文化だ。
しかも、時間は深夜だ。そんな酔っぱらいは日ごろ街にあふれているだろう。深夜の公園で行為に及んでいる男女はどうなる。
個人的には、渋谷の人混みの中で長いディープキスを見せびらかすカップルの方がよほど秩序を乱すと思うのだが。
そんなことを言ったら、昼間から番組中に全裸を披露してきた上島竜兵、江頭2:50さん、数々の野外セックスの武勇伝を残してきた梅沢富美男、山城新伍さんの行為は公然わいせつになってしまう。法スレスレのAV撮影はどうなる。
私は１ヶ月前、オーストラリアで全裸で原野を歩いた男だ。とてもけしからんなどといえる立場ではない。しかし、鳩山の「最低の男」発言は論外だ。まず、G7のローマとバチカンで世界に醜態をさらしてくれた「最低の男」をなんとかしてもらいたい。
ジャニーズのファンも相変わらず事件が起こると手のひらをかえしたようにひどい。テレビのインタビューを聞くと「責任感がない」「許せない」と、自分がジャニのマネージャーのような偉そうな顔をして回答していた人もいた。
国民的なタレントのSMAPのメンバーだ。確かに問題は起こした。
が、泥酔し裸になり、深夜の公園で少し叫んで迷惑をかけただけだ。
記者会見でも「僕はたくさんお酒を飲みまして……」と謝罪している。当然だろう。だってそれしかしていないのだから。
逮捕し、家宅捜索し、トップニュースで騒ぎたてることかと言いたい。今の自民党の政治家たちがよほど犯罪者ではないか。
20世紀の日本ならどうだろう。「辛いことがあったのだろうか。」「『草なぎ』だから許してやろう。」この温情の言葉をかけて、三面ネタになり終了だろう。石原都知事「私もやってみたい」、小倉智昭キャスター「それより酒に酔った大臣がいた」とよく言ってくれた。
近ごろの異常な警察の横暴。何より止められる人がいないのが一番怖い。小沢一郎を逮捕したかったらできてしまう社会なのだ。マスコミも追随して明らかにその方向へ加担している。
警察は今日もまた居眠りにより、取り調べ中の犯人を逃がした。
麻生邸見学ツアー事件、ホリエモン、小沢一郎、草なぎ剛事件などをすべて合わして見てみよう。管理社会の日本がかいまみえるにちがいない。

銭湯

前掲記事ののち、名古屋へ向かった。道は中央道だった。東京、山梨、長野、岐阜の山ばかりを通る高速。各県の山ごとにそれぞれ郊外の田舎、盆地、高原、山間と雰囲気が違うので、景色はつまらなくはなかった。トンネルも思ったより多くはなかった。ただし、途中8490メートルの恵那山トンネルがあり、また山ばかり過ぎたからか見えない疲れもきた。
今回は、スラブ語の研究者で、何年もドイツに留学していたという方に出会った。読んできた本は違えど、独露二ヶ国語に深く触れた日本人に出会ったことなどなかったので、なにか同じ志望校を目指した同級生に出会った感じがした。夜は神父一家も含めて外国語話になった。
今日の深夜が復活祭。洗礼を見ていたら、自分も汚れを落として、新たに生まれ変わりたい気がしてきて、銭湯へ向かった。行き付けの店がしまっていたためやや遠方まで歩いた。ひと昔前の銭湯があった。
昼過ぎに、落ちついた商店街と住宅地のささやかな喧騒が聞こえる。吹き抜ける柔らかい風と人間に合わせてくれたように照りつける太陽が心地よい。道端に立っていると店員が「あ、どうぞ」と中に案内してくれる。数十円でシャンプーなど売っている。地域の人が話し合っている。昭和の日本にワープしたみたいだった。こういう銭湯が今どんどん少なくなっている。忘れていた光景に出会った。昔の日本が持っていた田舎くささがたまにそのまま残っているから名古屋は大好きだ。
古代ローマでも江戸時代の日本でも、さまざまな人が、社会的立場やもちろん階級などにかかわりなく、集い合い語り合った交流の場、銭湯。この古き良き文化、失いたくはない。