鷲尾伶菜が出てきてびっくり

2022-05-15 21:50:54 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

本日、3投目です。

少しずつスピーカーの微調整は進めています。

低音が出過ぎるように感じられてきたため、少し位置を前にしました。

 

Flowerの”時間旅行”を再生指示して、スピーカーの反対側にあるPCに向かいます。

スピーカーは自分から見て背中側になります。

 

音が出ました。

肩越しに鷲尾伶菜が語りかけて来て、気持ちが悪くなりました。

 

鷲尾伶菜が嫌いなのではありません。

今迄に無く、ちょっと音の出方がリアルなのです。

 

SatrunS6は安いスピーカーですが、これほど実在性のある音を出すのかと驚きました。

ほんの少しだけですけれど、実物の人間がいるような気がしたのです。

 

高い音圧のせいです。恐らく、独特の同軸ツィーターが為せる業なのでしょう。

ボリュームを下げました。

 

同軸ユニットは、スィートスポットが狭いと言われます。

上手く鳴るよう調整するのは難しいです。

 

手掛けたのは、手持ちのスピーカーケーブルを使ったバイワイヤー化と、同じように使わなくなっていたインシュレーターを足元に噛ませたこと、スピーカーケーブルの位置を調整したことぐらいです。

 

お金はほとんど掛けていません。

掛けなくてもオーディオは前進出来るものなのです。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 


ONKYOはどうして駄目だったのか

2022-05-15 20:40:16 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

オンキョー第2弾です。

 

シンプルに言えば、モノ(製品)が売れなかったからです。

競争力が無かったということです

 

作っても作っても売れないから、本業のオーディオを支えるため、事業の多角化を図りました。

結果としては、この多角化路線がオンキョーの命取りになったと言える。

あくまで結果論ですけれど。

 

早くから、デジタル化の波の到来を予見し、PCメーカーであったソーテックまで取り込んだオンキョーです。

取り巻く環境の変化に無策だったわけではなく、他のメーカーよりむしろ積極的に手を打っていた方です。

でもダメでした。

 

DAPなどのポータブルオーディオ、ネットワークオーディオ、デジタル配信など、ハイレゾへの対応もそつなくこなしています。

DAC-1000などのヒット作もありました。

東芝のノートPCに、サウンドエンジンとして組み込まれたこともありました。

 

それでもうまく行かないため、回帰主義になり、セプターSC-3という新型フロア型スピーカーまで作って、事態を打開しようとしています。

 

だが、創業の文化を頑なに守ったアキュフェーズは勝ち残り、変化に対応したオンキョーは破れてしまった。

打つ手全てに効果が無く、赤字を止めるため事業の切り売りを続け、将来は先細るばかりでした。

 

考えてみれば、国内の主要なオーディオ機器メーカーは、外国のファンドや資本に喰われてしまっていて、今や、総合オーディオメーカーとして残っているのはヤマハぐらいしかありません。

 

ソニーは片手間にピュアオーディオに付き合っています。

Panasonicは意気込みは良かったものの、既に尻つぼみとなっています。

 

アキュフェーズは単体の事業体として存続しているが、事業規模・マーケットにおける影響度からしたら、無視さえできる。

ソールノート(ファンダメンタル)やリリックは言わずもがな。

ガレージメーカーは触れずにおきましょう。

 

オンキョーは確かに、日本のメジャーなオーディオメーカーとして、世界中に日本製品の優秀さを示す製品を送り出してきました。

それにしてもどうしてオンキヨー製品は売れなかったのでしょうか。

AVアンプなどは売れていたのではないでしょうか。

 

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 


ONKYOが死んだ理由

2022-05-15 14:32:40 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんにちは。

倒産目前のオンキョーについて幾つか投稿したいと思います。

第1段です。

 

マランツが生き長らえているのは、B&Wを押さえているから。

デノンが生き長らえているのは、Daliを押さえているからです。

 

JBLに逃げられたサンスイはやがて死を迎えました。

 

オンキョー・パイオニアが押さえていたのは、日本では冴えないクリプシュ・一度は終わったミッション(エントリーモデルに限定)。

 

これでは巧く行きません。

ミッションは、ラックスマンに押し付けられたでしょうか。

バーティカルツィンの誼で輸入元となったのでしょうか。

 

恐らく、オンキョー・パイオニアの力ではこの2社と提携するほかに無かったのでしょう。

 

ではこれで一旦失礼します。