KEF Q500を手放しました

2022-07-31 16:55:04 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんにちは。

 

お久しぶりです。

こちらのブログは色々思うところがあって、更新を控えていました。

この間、特にオーディオ分野では色々変化があったのですが、それはおいおい書くとします。

 

タイトルの件です。

Q500を売りました。

まだ査定段階で、値は付いていませんが、もう家にはありません。

 

※見た目・恰好は大変に良く、自宅のシステムにも良く馴染んでいます。

 

結局、自宅環境では、FOCALの826EやKEFのQ500のような、8オームの高能率スピーカーは上手く鳴りませんでした。

これは分かりました。恐らくB&Wなどもダメでしょう。

 

こういったスピーカーを上手く鳴らすには、小出力で、性能の良いアンプが良いようです。

 

PRIMARE A34.2やATOLL A100では、終ぞバランスが取れませんでした。

スピーカーの美味しいところが引き出せないのです。

 

これを引き出すには、大音量にしなくてはならない。

でも、ニアフィールドで、かつ比較的小音量で聴くことになる、自分の鑑賞環境では、それは無理なのです。

 

Q500が駄目だと言っているわけではありません。

自宅環境では、その力、魅力を引き出せないのです。

 

その手の高能率スピーカーを使うとしたら、管球アンプ辺りがよいのかもしれません。

ただ自分はトランジスタアンプの方が良い、と思っていますから、この選択はありません。

 

プライマーとTANNNOYのSaturnS6(6Ω)では良い音で鳴ってくれており、特段、不満はありません。

今は、スピーカーのためにアンプを替えるというフェーズではありません。

 

なんだかんだ言って、PRIMAREは手放し難いのです。

ですから、このアンプに合わないスピーカーはさよならです。

 

Q500は普通に音を出すと今一つなのですけれど、使いようによっては面白い音が出るから、一つ上のQ700にしてみようと一旦は思いました。

Q700ならQ500の詰まったような音が解消されるではと考えたのです。

でも上記の通り、8オームは止めておきたく、結局Q700も導入しないことにします。

 

6月の頭に購入して、7月末に手放しましたから、所有期間は約2か月です。

このスピーカーにも色々勉強させてもらえました。

 

※配送されてきた箱に納棺し、出棺します。花束は入れませんでした。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 

 


アンプの組み合わせをまた変えました

2022-07-13 20:01:37 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

連投、失礼します。

 

暫くの間、プライマーコンビ(PRE30&A34.2)で音楽を聴いてきています。

このところ、何故か、少しきつさを感じるようなところが出て来まして、アンプを切り替えることにしました。

ちっとも眠くならない音質であることから、好みの出音になっていないことは明白です。

 

切替先は、いつものATOLLコンビ(PR300&AM100SE)です。

ATOLLにすると、音が死にます。

 

出音が平面的です。ただ鳴っているだけです。

ボリュームを上げても印象は変わりません。

 

そこで、少しメリハリを戻すため、PR300とA34.2のプライマー&アトールの組み合わせにします。

この組み合わせは以前に試したことがあり、中々の好印象でした。

 

音を出します。

もう少し音の圧は欲しいところですが、まずまずの出音になりました。

尖ったところはありません。ベタっと平たくなることもありません。

 

上流は色々変えてみています。

今は、DDC+MCG+iDSDです。

 

やはり、ZEN ONEの方が元気でメリハリもあり、低音も出ます。

iDSDの方は、音が綺麗です。

 

今、上流部上の組み合わせで音を流しています。

 

少し眠くなってきました。

疲れているせいかもしれませんが、音がそこそこ良い証拠かもしれません。

 

音が良いと、多少音量が上がっていてもやはり眠くなります。

PCからは、データのビット深度とレートはお任せにしています。

 

24ビット、176.4㎑でデータが流れます。

これで不満はありません。

 

十分な音質です。

192㎑でなくても大丈夫です。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 


同軸デジタルケーブルをWireworldに替えました

2022-07-13 18:55:16 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

今迄、使っていたオヤイデ電気の普及価格帯のものから、Wireworld製のものに替えました。

とは言っても、最下級のグレード、ストレート8の0.5mです。

Wireworldのデジタルケーブルは何故か値段が高く、グレードを一つ上げたかったのですが、金額の折り合いが付きませんでした。

 

最近、Wireworldはケーブルの値段を改定したばかりです。

一つ上のグレードであるシルバーは、0.5mで4万円以上します(割引で3万円台後半)。

 

ずっと使い続けるのだから、多少高くてもとは思いましたが、0.5mで4万円は自分の中では予算の上限を超えてしまっていて、お金は出せますが気持ちの上で選ぶのは無理でした。

3万円を切ってくれていたら良かったのです。

 

選んだストレート8の0.5mは、若干の割引込みで1.7万円です。

シルバーとの金額に開きがあり過ぎると思います。

もっとも、更に上のグレードのものはもっと高額ですから、シルバーの金額はそれから見るとさほど負担感の無い金額なのかもしれません。

 

ケーブルにお金を掛けることは自分の中では優先度は高くありません。

ストレート8でも仕方が無いですね。

付け替えて音を出しました。

違いは良く分かりません。

 

却って元気が無くなったような気がします。

音の厚みが少し増したような気がします。

 

気のせいかな、気のせいでしょう。

Wireworldにして気分は良いですから、これで良しとします。

 

この同軸ケーブル、Wireworldにしてはきつくて差込に苦労しました。

差すのに苦労するということは、外すのにも苦労するということです。

 

頻繁に同軸デジタルケーブルの差し替えをする、つまり自分はちょくちょくDACを変えますから、これは一つ困ったことになりました。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 

 

 


Dali Opticonを買いかけて止めました

2022-07-09 19:14:54 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんにちは。

 

オーディオを気にしないようにして、でも気になるその理由に、スピーカーの問題があり、使っているKEF Q500に、”今一つ”という烙印を押しています。

 

つまり、スピーカーの入れ替えを考えている、ということです。

 

ところで、最近、Dali Opticon6の出物がありまして、これが中々の安価でした。

 

過去に何度か購入を考えたOpticon6です。

どうしたものかと暫く迷って、一時は注文直前まで行きかけましたが、何故か不安に思うところがあり、発注は取りやめました。

 

その後、適価にも拘わらず、なかなか購入者が現れません。

値下げをして頑張っているショップが可愛そうになり、それでは買うかとまたその気になりました。

 

それでも合う合わないはありますから、念のため、近傍の量販店で試聴することにします。

Opticon6は廃番ですけれど、後継機であるOpticon6 MKiiがあります。

大方これで傾向は掴めるでしょう。

 

試聴ルームはいつものように伽藍洞です。

これまたいつもの詰まらないBGM(ビバルディ)が寂しく流れています。

 

人はいないのは都合が良いです。

適当にアンプ、プレーヤーを選び、持ち込んだCDを掛けます。

 

Opticon6MK2に音を流します。

...。

悪くはありませんが、取り立てて良い!いうほどのモノはありません。

少しざらついたようなようなところが感じられます。

 

全体に何となく音が固く、エージング不足なような印象です。

低音は思ったより出ています。

 

設置されている左右のスピーカー間隔は結構あります。

大きな音量でも大丈夫そうです。

むしろ、その方が良さそうです。

 

タイプは音場型と音像型との中間のもののようで、音の実像感も、出音の空間の広さも、それぞれそこそこ、と言った感じです。

 

これから察するに、自分の音楽鑑賞スペースののように狭小な空間では、Opticon6の力を発揮できない可能があると判断しました。

 

このスピーカーは広いスペースで、スピーカー間隔を開け、音量を高めて鳴らすタイプのスピーカーのようです。

 

しかもカタログのサイズ以上に結構大柄でした。幅はありませんが、高さと奥行があります。

これは駄目ですね。

 

隣にルビコン6があります。

音を入れるとさらに固い音が出ました。

 

でも曲を変え、少しボリュームを上げてあげると、固い音なりに歪が少なく滑らかな音が出ます。

Opticon6MK2より帯域バランスが良いように感じます。

 

Oberon7や5もありましたから試しました。

 

明るくてほどほどの良い音のバランスで鳴るOberon7です。

低音有りで、それなりの音でまとめているOberon7は、家ではOpticon6MK2よりうまく行きそうな感じです。

 

小さなOberon5は高音が綺麗です。

音量を上げると少し厳しい感じ。

 

でもそこそこの音量で聴く場合は、これはこれで、なかなか良いかもしれません。

サイズはKEF Q500と同じぐらいなんでしょうけれど、随分小ぶりに見えます。

威圧感が無いのはメリットです。

 

KEF Q550やQ750もありました。

KEFの音に慣れてしまっているせいか、昼行燈サウンドが心地好く聴こえます。

 

それでも、やはりQ550の13㎝ウーハーにはやはり無理があるようで、Q750の方が音の出方がスムースです。

機会があれば、Q500はQ750かQ700(Vup)に入れ替えですね。

 

Q500を買う前にここにきて、類似のスピーカーを試聴すべきでした。

過去の経験では、ショップの試聴は当てにならないからと、視聴は考えもしませんでした。

 

全く迂闊でしたが良い経験となりました。

たまには利得もあるのだなぁと。

 

結論として、Opticon6は購入しないことにしました。

このスピーカーは、Mentor6と同じく、過去にも何度か購入対象になっています。

 

そのたびに却下となって入手を見送ってきましたが、今回の試聴で完全に購入候補からは外れました。

 

どうせ買うなら、お金を溜めて、Rubiconにします。

但し、Rubicon6はやや大きいため、Rubicon5にします。

 

ただこのスピーカーですと、聴くジャンルが限られそうです。

出音は滑らかで、何となくプチハイエンドな感じが得られそうです。

低音も控えめでしょう。

 

このところ、中古のRubicon5の出物が目立ちます。

品番交代があるのでしょうか。

 

Rubiconへのリプレースは急ぎませんから、ゆっくり検討します。

 

結局、またDaliのスピーカーとの縁はありませんでした。

 

ではこれで失礼します。

 


どこか憎めない KEF Q500

2022-07-07 20:05:08 | 音響機材/音楽再生

ユキエさん、こんばんは。

 

今一つの音で鳴っている、Q500です。

 

音が籠ります。

ベールが被ったような感じです。

 

古い録音、インストルメンタル系が特に駄目です。

半面、ボーカルモノはなかなか良い感じで鳴ります。

 

音量は上げる必要があります。

小音量では全く駄目です。

 

youtubeで聴いた良い感じは、大きな音で鳴っていたためなのでしょう。

そこまでは判別出来ませんでしたから、ある意味、選択に失敗した、とも言えます。

 

但し。

音量を上げて、しっかりユニットを動かすようにしますと。

今迄聞いたことのない、何とも言えない音の不思議な出方をすることがあります。

 

これがなかなか良い感じです。

youtubeで聴いた感じとはまた違います。

 

 

箱は響かせて鳴らせる方です。

キャビネットに触るとびりびり震えています。

 

SaturnS6の時と同じように、下に目の詰まった木製の板を敷き、フットベースには、オーディオテクニカのインシュレーターを挟んでいます。

 

少しだけ、音が明瞭になった感じです。

それでも籠った感じ、詰まった感じは残ります。

 

上に書いたように、場合によって、面白い音が出ます。

このことから、Q500に何となく潜在能力を感じるところがあって、かなり長い時間を掛けてエージングしたら、元より一変するのではないかという期待もあります。

 

でもスピーカーを入れ替えたいという素直な気持ちもあります。

今は限定された良さですから。

 

そして。

新たにスピーカーを入れたら、Q500は邪魔になりますから、放出してしまいたいです。

 

スピーカーを沢山保管できる場所があるとイイなと思います。

現実には、2つぐらいを保有するのが限界です。

 

SaturnS6は実家に置いてあります。

手元に置くことは出来ません。

 

ブックシェルフなら話は変わりますが、それは選びません。

 

ピュアはほどほどに、と決めましたら、音が出れば何でも良いのです。

矛盾していますが、気にならない音なら、です。

 

Q500は少し気になるのですね。

どこか素直な音の出方ではないのでしょう。

 

ピュアオーディオから離れるため、距離を置くため、逆説的ですが、スピーカーの買い替えが必要なのかもしれません。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。