これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

秋の一日 友と語りあう … 長松亭にて

2014-11-05 | お出かけ
現役組の一人が 平日に休みが取れるということで 集まりをセッティングしてくれました

場所は 目白のはずれ 椿山荘の中の茶室です

長松亭では このような企画があり 一年半ほど前にも ほぼ似たメンバーで集まりました

まわりにほかのお客さんがいないので 遠慮なくおしゃべりの花が咲かせられます

しかも美味しい食事つきで




こういう食事とワインで始まり 和菓子とお抹茶で締めです



一人を除いては 着物にはまってしまった者の集まり

二人が和裁を習いだし 着物のお店で少し仕事をし  あるいはお茶で頻繁に着物を着たり 三味線を習ったり


私は前日 片づけものをしていたら 母の古い写真が出てきて 当時をイメージした着物を着ることにしました
昭和三十年代後半だと思われるのですが、母の同窓会の写真です

半分以上が着物に羽織




集まった人の格好が懐かしくて この写真も持っていきました

外出時には 紬にコートという装いが多いのですが、たまには タレものも着なければと思い 縮緬の着物に羽織を着ました

母の写真にタイムスリップした装いにしてみたくなったのです

 

 

羽織は十年前に縫ったもので 初めて袖を通しました

しつけ糸を取っていくとき かなり糸がきしんだので、十年で糸はどのくらい傷むのかがわかりました

最初に仕立てた羽織が 私には長すぎて ( 膝の半分ぐらいの位置 ) 腰かけたり 羽織ったまま和室で正座した時 美しい羽織丈というのがあると知り あえて短めに仕立てたものです


衿のくりが着物に合わないのか 後ろ身幅が広すぎるのか 衿の下の部分がお辞儀するように近づいているのが気に入らず 仕立て直したいと思っている羽織です

私の羽織の着方の理想は 左右の衿が肩から平行にすとーんと落ちる形なのですが、『美しいきもの』とかの着物雑誌を見ても なかなかそのように綺麗に収まる羽織姿というのはおめにかかれない

羽織の難しさはそこにありそうです

冷えこんできたので 今秋初めて 無双袖の長襦袢に袷の着物  袋帯 袷の羽織 ショールという組み合わせでした

食事の最後に 前回同様 皆で長松亭の前で記念撮影



一人残った洋服の友にも 着物の世界に入り込んでもらいたい私たちです







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