小帛紗を仕立てて欲しいと、頼まれていました
昨年のこと
私の中には、すぐやる課がなくて やっと思い腰を上げました
コート生地なので 帛紗の素材としては薄めです
それが私の中の課題になっていて、なかなか手がつけられずにいたのですが
布タイプの接着芯を 試しに不要部分に貼ってみました
スチームアイロンで蒸気をたっぷりと出し、当て布をしての作業です
そのあと、ドライで均一に乾かして しばらく放置
縦に横に斜めにと色々いじり回してみても、接着芯が浮き上がったりしてこないことを確認して 、そして接続芯をはったアトの縮みが生じてないこともしっかりとチェックです
この方法で仕立ててみることにしました
まずは型紙を3枚作ります
裁断用 縫製位置のしるし用 仕上げ用
糸は絹の手縫い糸
縫う長さより40㎝長くとり、蝋引きしました
あとは、三辺を縫っていくのですが、最後の8㎝は、大きめの針目で糸はたるませながら
最後に針を表側に出して 玉どめせずに針を抜きます
出来上がりに綺麗に折り、角の始末をして、緩く縫ったところの糸をさらに伸ばしてそこから表に返します
形を整えて 糸を綺麗に引いてから針を通し直して 逆方向に2㎝長くほどくけて止めをしてお仕舞い
当て布をして アイロンで押さえて 完成
前にも一度 小帛紗を仕立てたことがあるのですが、同じ方法でしたかどうか 記憶にありません
四角に縫ってしまえばいいのだからと 簡単に考えて 自己流だったかも
本の通りにはしてませんが、( 説明より 丁寧にしたつもり ) 参考にしました
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