これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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4月に着た着物・・・2019年

2020-04-10 | 4月 着物
去年の4月には何を着ていたのかと、SDカードをチェックしました

お茶の稽古で3回、利休忌で1回の記録が残っていました

〇 白の結城紬の袷に染めの紬の帯

白地の着物は 私の気分では3月4月限定なのですが、この結城は少し複雑な思い出があります

十数年前の4月、桜の季節でした

この着物で 上野の東京都美術館へ出かけました

プーさんと上野の公園口改札入り口内で待ち合わせしていました

遠くから寄ってきた(その当時では私より一回り以上も上に見えた)女性が、私に向かって

「まぁ、素敵なお着物ね。 大島紬?」と 声をかけたのです

「ありがとうございます 結城紬です」と 返事したら

じろっとなめ回すように見てから、

「あら、結城紬は4月には着ないものよ!」と、切り捨てるように言って立ち去っていきました

プーさんとの楽しいデート前のこの一言、かなり凹みました

現れたプーさんに、上野の公園の桜の下を歩きながら この事を話すと、
「あら、桜の花に合っていて とてもいいわよ」と慰めてくれましたが、この季節に出して袖を通すたびに思い出します

帯は亡き母の姉(伯母)の、私の結婚のお祝いのものです

全通柄なので、柄出しを気にせずに締められる重宝な帯です





上に羽織ったコートは、洋服生地でインドシルクで絣が織りだされています




軽くてたたんでもしわにならず、まるでひと昔まえの大島紬の生地のようです

〇 利休忌は小雨でした

お寺が会場だったので、車を少し離れたところに停めて歩いて会場へ

江戸小紋の袷に蓮の花が描いてある塩瀬の帯を合わせ、帯締め帯揚げは一般用にしたのですが、会場ではお祝いムードの着物の方が大勢

法要ですが、着物は拘ることはないと思ったことです

以前住んでいた神奈川では、帯を不祝儀にしている方を見かけることが多かったのですが、場所によりけり?





塵除けを兼ねて、撥水加工をお願いしてから仕立てた、薄物の対丈コートを着ました



〇 お茶の稽古2回目は トトの母様から譲り受けた着物を洗い張りしてマイサイズに仕立て直したもの

帯は八寸の紬帯は ネットオークションでゲットしたもの

色と柄に惹かれたのですが、締めやすい帯ではないのが、残念

お太鼓の柄だしが難しい名古屋帯です



カーラーを一つ後頭部に巻いたまま😅

こちらは出かける車の中で気がついて外しました😪

〇 三回目のお稽古は 父が仕立ててくれた大島紬です

まだ三十代前半だったので、八掛けが赤い

余裕(時間に)があったら、八掛けを交換したい着物です

帯は博多で、薄くて軽くて締めやすく出番の多い八寸です





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