これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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着物衿のコート 2枚目完成 … 4月中に1枚どうにか仕上げることが出来ました。

2010-04-30 | 着物
着物衿コート

だらだらとした 私のお針生活。 

好きな針仕事なのに 日々の生活の中での優先順位はいつもボーダーラインです。

それでも 一日縫うところ1本 あるいは くけ1本の気長さで どうにか 4月中にひとつ完成させることが出来ました。 

それにしても 今回は 仕立て直しの面倒さをたっぷりと味わいました。

筋消しも もちろんやりました。

今回もプリーツ加工液で 筋消しをしたのですが、加工液がシミになることもなく成功。

着物であった時は 少女用の仕立てだったのか、袖幅が少なく、筋がしっかりとついていたのです。

反物幅も 日頃の自分のサイズには どうしても足りず、肩幅を1分大きく、袖幅を1分小さくして 裄を合せましたが、

コートなので袖先が出てしまいそうです。

中に着る着物を 肩あたりでほんの少々摘まめば どうにかなりそうです。

しかし 振りが出てきそうで こちらは コートの袖の振りを無しにして 男物の袖のように、人形仕立て に変更。

袖付けをミシンで地縫いをしたので 人形部分にミシンの抑えがきっちりと下りずに 両袖ともやり直し。

次回からは 袖付けをした後、人形を縫ったほうが はるかに手早く綺麗に仕上がりそうです。

袖に振りの開きはないものの、身八つはつけました。

下前の衿先につけた紐をぐるっと背中に回して 右側の身八つ下の開きから紐を出して

上前の衿先につけた紐と結ぶようにしたので、

身八つもあり、その2寸ほど下に、紐通し口も開けました。

後ろ身頃は 今回も後ろ裾幅を細くしました。 裾で7寸2分です。

裾幅と肩幅の差

背縫いを合せて二つ折りにすると 肩幅とそそ幅の差の多さに 自分でもびっくりです。

その差 1寸7分です。

しかし 着た時に すそが自然に細くなり 形のいい着姿になるのです。

これで 防水加工をすると ちょっとした雨の日には 雨コートしても使えそうです。

なによりも 軽くて 軽くて たたんでバッグに入れておくにも 気にならない嵩の少なさと軽さです。

仕立て上がったコートを見ていると 改めて柄の大きさが目に入ってきます。

大きい柄なので 着物にして帯で柄の途中を分けるより 

コートとして 上から下まで柄が出るようになって かえってよかったような気がしています。 

ものの良しあしは別として 満足度の高いものになりました。




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