これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

上京中のミッション・・・施術用ベッドのカバーの張り替え

2018-10-26 | 
それはもう8年前
私が腸閉塞で入院して、生死の境をさまよい、手術して、快復が遅れていた時のこと

オペの前後の1週間以上の絶食で 栄養失調状態

体がパンパンにむくんでいた

入院していて病院でやってもらえることは、クッションなどを当てがい、心臓より高い位置に腕や足を置く程度
そんなものは気休め程度で、腕は3倍ほどに腫れ上がっていた

あまりの酷さに、入院患者のケアとしてリンパドレナージュの資格を持つ看護婦の姪っ子が毎日きてマッサージしてくれた

すると、むくみが取れていく
それはマジックを見ているようだった

側で付き添っていたプーさんも感激して喜んだ

そして、普通の事務職だったプーさんは、仕事を続ける傍ら、スエーデンマッサージというスパやエステでおこなわれるマッサージを習う学校に行き始める

学校で習ったことは、専用のベッドを自宅用に購入し、私の体で練習していた

資格が取れてからも、疲れた体を癒してくれていた

そのベッドは 安い合成のレザーで覆われていて、経年劣化でポロポロ表面が剥がれてきていた

私の上京前、プーさんが100円ショップの工具で、ベッドを解体してカバーを外すところまでしていた

わたしの出番はその後の張り替え

日暮里繊維街のトマトという店で、エクセーヌという高級人工皮革が安くで手に入ったのは月曜の事

火曜日の午前中、水曜日の夜と二日かけて、張り替えた

新しい人工皮革をベッドのフレームの内側に留めていくのは、はるばる荷物に入れて送ったタッカーという道具

折り畳み式のベッドは、場所によっては畳んでも広げても脚が邪魔してタッカーでも針がキチンと入り込まず、やり直すことも度々


⬆︎がジョイントが終わって 繋がった状態のベッド

全て張り替えて、長い蝶番で二つに分かれていたベッドを繋いだのは、夜中の一時だった

出来上がりは、予想以上のもので、プーさん大満足


張り替えはプロに頼むことも出来るが、素材が選べない
もう二度とポロポロ剥がれる合皮なんていや! ということでの、私のアイデアと出番だった

この状態では持ち手は外されたままで、持ち運びが出来ない
二本の持ち手は帰ってから作り直して 再度上京した時、つける予定

プーさんは私が帰る日、新しく張り替えられたベッドを使い、凝り固まった背中や肩、足の先までマッサージして出勤して行った😃





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