それはもう8年前
私が腸閉塞で入院して、生死の境をさまよい、手術して、快復が遅れていた時のこと
オペの前後の1週間以上の絶食で 栄養失調状態
体がパンパンにむくんでいた
入院していて病院でやってもらえることは、クッションなどを当てがい、心臓より高い位置に腕や足を置く程度
そんなものは気休め程度で、腕は3倍ほどに腫れ上がっていた
あまりの酷さに、入院患者のケアとしてリンパドレナージュの資格を持つ看護婦の姪っ子が毎日きてマッサージしてくれた
すると、むくみが取れていく
それはマジックを見ているようだった
側で付き添っていたプーさんも感激して喜んだ
そして、普通の事務職だったプーさんは、仕事を続ける傍ら、スエーデンマッサージというスパやエステでおこなわれるマッサージを習う学校に行き始める
学校で習ったことは、専用のベッドを自宅用に購入し、私の体で練習していた
資格が取れてからも、疲れた体を癒してくれていた
そのベッドは 安い合成のレザーで覆われていて、経年劣化でポロポロ表面が剥がれてきていた
私の上京前、プーさんが100円ショップの工具で、ベッドを解体してカバーを外すところまでしていた
わたしの出番はその後の張り替え
日暮里繊維街のトマトという店で、エクセーヌという高級人工皮革が安くで手に入ったのは月曜の事
火曜日の午前中、水曜日の夜と二日かけて、張り替えた
新しい人工皮革をベッドのフレームの内側に留めていくのは、はるばる荷物に入れて送ったタッカーという道具
折り畳み式のベッドは、場所によっては畳んでも広げても脚が邪魔してタッカーでも針がキチンと入り込まず、やり直すことも度々
⬆︎がジョイントが終わって 繋がった状態のベッド
全て張り替えて、長い蝶番で二つに分かれていたベッドを繋いだのは、夜中の一時だった
出来上がりは、予想以上のもので、プーさん大満足
張り替えはプロに頼むことも出来るが、素材が選べない
もう二度とポロポロ剥がれる合皮なんていや! ということでの、私のアイデアと出番だった
この状態では持ち手は外されたままで、持ち運びが出来ない
二本の持ち手は帰ってから作り直して 再度上京した時、つける予定
プーさんは私が帰る日、新しく張り替えられたベッドを使い、凝り固まった背中や肩、足の先までマッサージして出勤して行った😃
私が腸閉塞で入院して、生死の境をさまよい、手術して、快復が遅れていた時のこと
オペの前後の1週間以上の絶食で 栄養失調状態
体がパンパンにむくんでいた
入院していて病院でやってもらえることは、クッションなどを当てがい、心臓より高い位置に腕や足を置く程度
そんなものは気休め程度で、腕は3倍ほどに腫れ上がっていた
あまりの酷さに、入院患者のケアとしてリンパドレナージュの資格を持つ看護婦の姪っ子が毎日きてマッサージしてくれた
すると、むくみが取れていく
それはマジックを見ているようだった
側で付き添っていたプーさんも感激して喜んだ
そして、普通の事務職だったプーさんは、仕事を続ける傍ら、スエーデンマッサージというスパやエステでおこなわれるマッサージを習う学校に行き始める
学校で習ったことは、専用のベッドを自宅用に購入し、私の体で練習していた
資格が取れてからも、疲れた体を癒してくれていた
そのベッドは 安い合成のレザーで覆われていて、経年劣化でポロポロ表面が剥がれてきていた
私の上京前、プーさんが100円ショップの工具で、ベッドを解体してカバーを外すところまでしていた
わたしの出番はその後の張り替え
日暮里繊維街のトマトという店で、エクセーヌという高級人工皮革が安くで手に入ったのは月曜の事
火曜日の午前中、水曜日の夜と二日かけて、張り替えた
新しい人工皮革をベッドのフレームの内側に留めていくのは、はるばる荷物に入れて送ったタッカーという道具
折り畳み式のベッドは、場所によっては畳んでも広げても脚が邪魔してタッカーでも針がキチンと入り込まず、やり直すことも度々
⬆︎がジョイントが終わって 繋がった状態のベッド
全て張り替えて、長い蝶番で二つに分かれていたベッドを繋いだのは、夜中の一時だった
出来上がりは、予想以上のもので、プーさん大満足
張り替えはプロに頼むことも出来るが、素材が選べない
もう二度とポロポロ剥がれる合皮なんていや! ということでの、私のアイデアと出番だった
この状態では持ち手は外されたままで、持ち運びが出来ない
二本の持ち手は帰ってから作り直して 再度上京した時、つける予定
プーさんは私が帰る日、新しく張り替えられたベッドを使い、凝り固まった背中や肩、足の先までマッサージして出勤して行った😃
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