これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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「仙厓のすべて」出光美術館へ行く・・・ぐいっときたのは意外にも仙厓の書

2022-09-11 | お出かけ



上京中のお楽しみのひとつは、美術展

昨日は、丸の内の「仙厓のすべて」開催中の出光美術館へ行ってきました

blog友さんが詳しく紹介されていて、外したくないお出かけのひとつにしていたのです

仙厓和尚といえば、柔らかな筆遣いのウフフと 思わず自分の顔が緩んでしまう絵を思い浮かべるのです

ところが今回は新しい発見がありました

私は細々とお茶をやっています

茶名もあり、教授の一つ手前まで許状もとっていますが、なかなか自分のお茶って何だろうと迷っている日々

日本の茶道の芸術面の奥深さや間口の広さに、自分の身の置き所を見つけられずに右往左往しています

茶室で一番大事な物は、床に掛けられたお軸だと言われていて、掛け物にもいろんな種類があり、禅語が一番よろしくて

しかし、茶掛けの字は難解なものがたくさんあり、近づき難いのです

茶掛けの禅語がすらすらと読めたり、小筆で手紙が書けたらいいなと、書の稽古も細々としています

書もなかなか前に進まないのですが、自分の好きな言葉を好きな書体で書く稽古もするようにと、最近の我が師匠は私にブッシュしてきます

好きな言葉は幾つもあるものの、好きな書体となると

言えない、書けない😰・・・最近の私なのです

そんな中、今日の仙厓展で出会った一行署に、これだ‼️と見入ってしまいました

例えば、「無事」


(ネットから拝借)

臨書したくなりました(そっくり真似て書く練習です)

こんな一行書も



(ネットから拝借)

こちらは「一日不作一日不食」

唐の時代の有名な禅僧、百丈懐海(ひゃくじょうえかい)の言葉です

和尚さん、そんなに一生懸命畑など耕さずに、どうぞ休憩なさってください

と、農機具を隠された禅僧は、弟子が出した食事に手をつけなかったのだそうです

どうして食べないのですか?と問われて返した言葉

労作は禅の修行の一環であるから、修行しなかった日は、食さないと

お弟子さん困ったでしょうね

さじかげん画賛ではこんなものも


生かさふところさふと(生かそうと ころそうと)の文字とさじ一つ

禅語の教えも、仙厓の画賛だととてもわかりやすいし、親しみやすく、修行する時間も削られるほど、依頼があったそうです

絵は描けないけど、こんな字が書けるようになりたい❗️

そんな出会いがあった仙厓展

出光佐三氏の仙厓コレクションを堪能した一日でした

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

出光美術館に行く前に、有楽町のニッピカフェ銀座でランチ

トマトの海鮮リゾットにサラダとスープ付き



甘みは、ガトーショコラのハーフサイズ



珈琲には、コラーゲンの粉末が添えられていて、粉末を溶かし入れて飲みました

全ての食事にニッパコラーゲンが使われているのは、ニッピの直営店だから

美術館を出てから、東京駅に向かって歩き、途中でティタイム

フルーツのガレットとカモミールのお茶




東京駅で友人と別れて帰宅

東の空から月が昇ってきていました



駅を降りて、水を買い求めに入ったスーパーで値引きのお弁当を買ったので、

オクラをソーセージと炒めた一品を追加したお一人ご飯 😄



あー楽しい一日でした





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