上京のたびに密に会っている友人から、五島美術館の展示がとても良かった、とわざわざ連絡が入ったのは、4月末の28日の事
4月は私が上京しないと言っていたから、1人で行った、って
会期は5月6日までで、10日も残っていない
ゴールデンウィークがスタートしたばかりだし、飛行機のチケットが取れないし、と興味はあっても行く気にはなっていなかったのに
ゴールデンウィークの後半に飛行機が取れるではないですか‼️
トトさんは、日帰りで行けば‼️なんて、24時間戦えますか!の時代感覚な事を言う
帰国すると連絡が入った息子に、川崎泊を相談すると、すんなりOK
全く予定に入れていなかった上京はこうして実現しました
書の稽古を細々と続けていますが、我が師は紀貫之が好きらしい
紀貫之のかなになると、熱く語りだしますから
紀貫之や弘法大師の古筆などは、師の解説付きで見たことあったけど、もう10年ほど前の事
かなもお経もほんの少しだけ読めるようになったし、本物を見る楽しみは格別です
紙の質感とか料紙の豪華さとかは、実際に見ないとどうしようもない
今回のテーマは平安時代の作品展示(平安時代をテーマにしたそれ以降の時代の大和絵なども展示)
館内は撮影禁止なので、リーフレットから
小野道風、紀貫之、藤原道長、藤原公任、藤原行成、西行、など
さらに尾形光琳の書、江戸時代に描かれた源氏物語図屏風など
展示室2は、源氏物語関連で国宝の源氏物語絵巻の中から、鈴虫一、鈴虫ニ、夕霧、御法
さらにこの4点の復元模写の絵巻
紫式部日記絵巻など
藤原道長の紺紙に金字の金峯山埋経(きんぷせんまいきょう)は、整った字で藤原道長の性格を想像せずにいられません
今NHKの大河ドラマ「光る君へ」で道長は重要登場人物
柄本佑が熱演していますが、ドラマの中の道長と写経の字から想像する道長の人となりが、今のところ一致せず
この金峯山埋経は、以前にも見たことがあるのですが、今回はドラマのこともあり、見入ってしまったのでした
五島美術館はいつ訪れても、混雑していることがなかったのに
今回は大変な混雑ぶり
特に国宝の源氏物語絵巻のコーナーでは、館員が頻繁に立ち止まらないでください!って
テレビ様々、ドラマ様々
五島美術館はとても小さな美術館ですが、コレクターのセンスは素晴らしいといつも思います
美術館は所蔵品を常設しているわけでないのが、残念なところですね
ケンさんも上京の機会に、お時間作って行かれてみては
半蔵門線で二子玉川乗り換えて一つ目の駅下車、徒歩ですぐです
多摩川流域の勾配を利用した庭も素晴らしいです
藤原道長の金峯山埋経は実に素晴らしい物でした
道長が始めた埋経という文化は後世に大きな影響を及ぼして、あちこちに埋経が行われるようになったそうです
日曜日夜の大河ドラマ、ますます楽しみです
コメントありがとうございました(コメ返遅れてごめんなさい)
素晴らしいの一言です。5月5日日曜日、道長はとうとう関白職に就きましたね。これからどのように変わって行くか見ものです。それにしても五島美術館とは凄いなあ、私も藤原道長の本物・金峯山埋経を見てみたいです。
話は全く違いますが、私も小学校の頃書道が好きでした。幼稚園のころから書道を習わされ、確か5年生の時。福島県であった全国小学校書道展覧会で「金賞・優勝」したと思います。母が飛び上がって喜んでいました(笑)ですから中学・高校・大学とイベントがあった時は看板書きをいつも手伝って先輩たちに重宝されていました(爆)