歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

夢の話

2021年09月25日 | 空想日記
夢はいつも変だ。

電車に乗って知らない街へ行ってきた。

建物が密集したごちゃごちゃした街だ。

少し歩くと場違いな西洋風の立派な家があって私はその家に用事があるらしかった。

チャイムを鳴らすと玄関の中から背の低い小太りのマダムが現れた。

「駅に着いたときに連絡をくだされば、迎えに行きましたのに」と言われ、私は来た道を振り返った。

「徒歩3分なのに?」と不思議に思ったのを覚えている。

家の中を案内され、廊下の先の両開きの扉を開けると大広間になっていて大人がたくさんいた。

どうやら食事会だか会合だかに招かれたらしい。

さぁ食べるぞと息巻いているとマダムが「先に召し上がっていてください」と言ってどこかへ行ってしまった。

それに何人か続いたようだった。

私はかまわず現れたご飯を食べはじめた。

夢中になって食べていたのだけどなんとなく違和感を感じてふと顔を上げると周りには誰もいなかった。

さっきまで立食パーティーっぽい雰囲気だったのに、いつの間にか畳の部屋になっていて私は隅の方にちょこんと座っていた。

大きさの違うテーブルがいくつも並べられて、料理が雑然と置いてある。

いかにも田舎で親戚が集まった時の感じ。

みんなどこにいってしまったんだろう。

なんで私はここにいてご飯を食べているんだろう。

と、ひどく疎外感を感じる夢だった。

今思うと元々いた人たちを誰も知らないのになぜ疎外感を感じたのか不思議だ。

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