20年ぶりのスキー

埼玉坂戸の橋やんから
お互いの中間、「湯沢あたりで一緒にスキーどう？」と誘いあり神楽スキー場行ってきました。
娘が小さい頃連れてった妙高で滑ったきり板履いてません。
20年前のスキーウェアはキンキラアナクロで恥ずかしくて着られず、山用ジャケットにユニクロ防寒ズボンにバイクゴーグルのオジ(ィ)さんです。
金曜10時発、高速乗って135km。12時半に三俣の民宿着。

みつまたロープウェーステーション前でスキーレンタル(2日間4,000円)して、橋やんが来る夕方まで半日券(シニア2,800円)でひと滑りです。



こんなデカイスキー場、初めて来ました。
怖いので緑色線の初級者コースを探します。

　
みつまたSTから121人乗りロープウェー(0.8km)　→第一高速リフト(1km)→　かぐらゴンドラ(3.1km)で標高1,400mの和田小屋着。
ここのゴンドラコース、ファアミリーコースで初心者の私は十分です。
1,400mの山の雪質はパウダーのようです。

それにしても初めて履いたカービングスキーって簡単にターンできて上手くなった気分させられます。
ボーゲンからやっとシュテムの私も、体重移動で自然とパラレルでターン出来るのにビックリです。板が勝手に曲るんです。
道具の進歩はヘタも短時間で気分よく上手に滑れるんですから・・・・
いまや世界中の若者が熱中するスノーボード。
1977年にジェイク・バートンが始めた新しいスポーツ。
サイドカーブを持つことで回転半径を小さくしたボードをヒントに、真っ直ぐなスキー板にカーブ付けたり、テールまで反り入れた人に脱帽です。


かれこれ40年前の夏、父親と二人で祓川を和田小屋→神楽ヶ峰(2,029m)経由して苗場山(2,145m)山頂の遊仙閣泊まり、元橋に下りたことを思い出しました。
山頂には国土計画(=西武)の小屋もありました。
夕ご飯に出たうまいキノコにビックリしました。後で聞いたら取立て天然舞茸だそうです。
山頂平原の池塘でモウセンゴケ(ハエトリグサ？)を見たかすかな記憶があります。
こんな山頂に見渡す限り湿原が広がる自然に特別感動もしなかった自分を覚えています。きっとくたびれていたんでしょう。




貸切ゲレンデ？で滑るあなた！カッコよすぎます。
リュック背負って、ヘルメット姿も決まってるスキーヤーが自然ないでたちに思えます。
彼のように滑れたら最高です。
8割がたはボードの若者たちです。
「私をスキーに連れてって」世代のカップルが子育て終わってスキー場に戻ってくるのはあと何年かかるでしょうか？
まだ10年以上かかりそうですね。

1時から10本滑ってくたびれたので3時に下りました。



民宿に戻って風呂入って夕飯です。
ストーブの前にあった年代物のスキーと靴。

　
TOP社製KANDAHARのビンディングと、バイソンのバックル革靴。
50年以上前の骨董？でしょう。



翌土曜日は東京大雪。スキー場も大荒れで3時に山を下りてきました。
旧交を暖めた20年ぶりのスキーはくたびれました。