経口腸管洗浄剤ニフラック 2リットル容器。
年末にドックに入ったら検便に潜血反応ありでもらった県立吉田病院への紹介状。年明けに日程調整して昨日7日に大腸内視鏡検査することになった。前日6日、晩飯は消化の良いものを6時までに、寝る前9時に下剤を飲むこと。アルコールダメと言われなかったのでしっかり金麦500*2で少々時間超過。腸管洗浄剤2リットル作っておく。
朝8時半から約2時間半かけてゆっくり飲み干して5回以上トイレに行き、透き通ったレモンイエローが出れば検査OKとのこと。5~6回目は冷えたグラスに入れれば金麦と間違って飲んでしまいそうなきれいな色になった。1:30pm予約だが大雪で国道は渋滞のニュース。自力遠征をやめて11:30am弥彦タクシーに電話。すぐに来た運転手は20台うら若き女性にビックリ。大型ダンプといい新幹線やJR越後線にも女性の運転手はいた。車両系の運転手に女性進出は目覚ましい。なぜなら給与体系が男女差なく一緒なのだからと思う。国道を避けて旧116号を吉田市街に抜けると目の前に病院。
恥ずかし尻マル出しでプスっとされるかと思えば、ハダカに上は布シャツ、下は不織布の紙パンツ七分丈の後ろにスリット入ったのを履かされ左横向き膝曲げスタイルで、麻酔ゼリーつけたW辺先生の指がツルっと入るとすぐに内視鏡がスルスル入っていき目の前のディスプレーに「ミクロの決死圏」(古いか)で進んでいく。自分の大腸ってキレイって感心してる中、ズンズン進んでいく。途中腹ばい、右向きと回転しながら行き着くと空気入れながらズコズコ結構力任せだなぁと思いながら痛くはない。尻からなんか漏れながら屁たくさんしながら、臭かったらゴメンなど思う。ポリープ切除しますよって看護師の優しい声。思わず身構え汗出るもちっとも痛くない。小さな親切大きなお世話。そのたび身構えてしまう。しましたって過去形にして欲しい。
約45分で終了。全部で5個のポリープ取ったそうだ。終わって先生からガンはありませんでしたと聞いて一安心。正式には22日病理検査の結果説明待ちだが、小さな取り残しがあるので半年後にまた来てくださいだって。しかし会計済ませてビックリ、1点10円で手術に50,080円、病理診断に18,700円ほか総額69,500円の検査手術だったのだ。痛かったのは尻でなく個人負担額20,850円の財布のほうだった。でも安全安心料としては安くて感謝しながら弥彦タクシー呼んで、渋滞してるR116号上りを尻目に下りをスイスイうちに帰ってきた。
それにしても今の内視鏡技術はスゴイ。ディスプレーで見ながら先端のメスで腫瘍部を切除して口から取り出せるESDという手術。もう腹切らなくても2cm以上のデカい腫瘍も治療可能なんだって。
オリンパスのサイトを見ると、1950年の実用試作機ガストロカメラは柔らかい管の先端にレンズ、白黒フィルム、豆電球のフラッシュのファインダーのないカメラが付いて写真撮ったとある。その後光ファイバーが開発されてフィルムでなく直接目で見るファイバースコープ付き胃カメラが1964年実用化されてからオリンパスの独壇場だ。オリンパス、富士フィルム、HOYA傘下ペンタックス3社で世界シェア90%に日本のカメラメーカーの技術に敬服する。和納広沢医院の胃カメラは鼻から入れる富士フィルム製、細くて苦痛なしだった。
スマホの影響で売り上げ縮小のカメラ業界はこぞって成長が見込める医療機器、ヘルスケア部門に参入している。出遅れたキャノンは東芝メディカルを買収、経営不振のニコンは眼底カメラトップシェアの英企業を買収し順調だ。しかしコンデジはスマホに取って代わられ、決定的瞬間も4K動画回しっぱなしで撮りっぱぐれなしの時代、重たい交換レンズと一眼レフの時代は一部マニア用達以外は終わったようだ。ニコン、キャノンの時代から8K高画質映像で先行するSONY、Panasonic の台頭著しい。フィルムの時代が懐かしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます