和納中37年入学

同級生と和納と旅行をアップ。誰だか分かる?

初夏のR402号線

2013-06-07 10:53:46 | ふるさとの四季

新潟市街につながるR402号線。
角田浜から海沿い四ツ郷屋付近の西瓜畑に黄色い花。爽快な初夏です。
3年前まで毎日この道35kmを通勤していました。
   
魚沼八色スイカに負けず四ツ郷屋も大産地なのです。
出荷も始まりました。
      
スイカ畑に隣り合ってタバコ畑が広がります。
健康志向からの逆風。JTの減産で面積も少なくなってきました。
ピンクの花はじきに刈り取られる短い命です。
  
R402と海岸の間にある防風、防砂林の松は松くい虫被害で全滅寸前です。
一緒に生えているニセアカシアは元気に白い花をつけています。
この花にも空中散布の農薬はかかります。
ミツバチがいなくなった理由はこんなところにもあります。

ヘリコプターに遭遇しました。
毎年今頃に無人ヘリで空中防除が始まります。
素人が見てももう手遅れ?の感じがしますが・・・
チェンソーのエンジン音が聞こえます。枯れ木の伐採です。
    
交通規制してブームの上から操縦です。
ヤンマー製アドバンスヘリコプターAYH-3とあります。
ヤンマー創業の山岡孫吉が豊作のシンボル、とんぼのオニヤンマから名づけた会社がトンボのような無人ヘリを開発したのは面白いです。名前の山岡にもかかってますね。

名前をかけての社名で有名はサントリー。
鳥井信治郎は寿屋時代に売れた赤玉ポートワインから、赤玉(太陽=サン)と鳥井(トリー)を新しい会社名としたのだそうです。
無名は角田山麓のカーブ・ドッチ(Cave d'Occi)=落(おち)の洞窟(地下蔵)でしょうか。
ドイツでワイン作りを学んだ落希一郎は、ワイナリーに理想的な地をここ角田浜の砂地に捜し求めたと氏は講演会で話していました。
海と大河に挟まれた水はけのよいフランスボルドーに似た気候の地に探していたそうです。
無一文から出資を募った際、最初の賛同者は元交通の社長中野さんからの500万円だったと聞いたときに粋を感じたことを覚えています。
いまやスパもホテルも備え結婚式もできる観光施設にもなっていますが、オフィシャルサイト沿革のどこにも創業者落希一郎の名前が出てこないのはどういうことなのか不思議です。

水冷2サイクル水平対向250cc15馬力エンジンは20kgの薬剤を散布できると仕様にあります。
ラジコンおたくにピッタリの仕事ではありませんか?高所が少々不安ですが・・・


「ものもいはで喰ひついたる西瓜哉」子規

食道楽だった子規はスイカも大好きだったようです。
「今日ハ週報募集句検閲ノ日ナレバトテ西瓜ヲ買ハシム。西洋西瓜ノ上等也。一度ニ十五キレ程クフ。」子規「仰臥漫録」
ウチでは昭和37年に水道が引かれるまで手押しポンプで井戸水使っていました。
冷蔵庫ではなく、金(かね)のバケツに井戸水で西瓜を冷やして食べた記憶は50年も前のことです。

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