DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

なぜ Tesla C1060 にしたのか

2008年11月15日 09時30分22秒 | GPGPU活用
GPGPUは、用はグラフィックボードを汎用計算に使うわけで、一般的なGPUを搭載したボードであれば、良いわけです。むしろ、Tesla は GPGPU に特化するため、画像出力がありません。また、画像出力がメインのボードで同じGPUを搭載している方が、数が出るだけに安価になるようです。
しかし、Tesla の魅力は、そのメモリの大きさです。なんと 4GB も搭載しているのです。PC のメモリに匹敵する大きな空間です。でも、GPGPU 計算をするためには、これでも足りないぐらいだそうです。つまり、GPU の計算では、CPU とのデータ転送を避けて、GPU のメモリ内での計算を中心にしないと、速度向上が望めないので、メモリは大きいほど良いのだそうです。(学会発表などの受け売りです)
と言うことで、一応手に入る最高の GPGPU を入手したので、がんばってみようと思います。

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