知多地区情報支援センターから「ヘレンケラーを知っていますか」上映の案内が来た。
絶対観たい!
という程でもなかったけど、チケットの売り上げの一部が県の聴覚障害者支援センター設立基金になるとの事だったので、
それ重視で観てきた。
戦中の福祉の「ふ」の字も無いような時代に、
若くして突然視力と聴力を失った老女と
リストカットを繰り返す少年の心のふれあいを描いた映画。
盲ろうとなってしまったために恋いこがれた人とも別れ、
住み慣れ愛した街からも追い出されるなど、切ないシーンがたくさんあったけど
そんな中に、昇華された純愛が一粒のダイヤモンドのように描かれていた。
くちなしの花の側で、
「あなたにどうしても、お詫びが言いたかった。」
と、老女の手を握る老人。
老女とのふれあいの中で生きる意味を見いだした少年が、
改造した三輪自転車の後ろに老女を乗せて、老女が暮らしていた街へ連れて行った。
「海じゃあ!」
「お米屋さんじゃあ!」
嬉々として、匂いだけで慣れ親しんだ場所を感じる老女。
それを見て、心からの笑顔を見せる少年。
この二つの場面が、どの場面より泣けた。
テーマは重いけど陰惨な映画ではなくて、心を爽やかな風が吹き抜けていく映画だった。
絶対観たい!
という程でもなかったけど、チケットの売り上げの一部が県の聴覚障害者支援センター設立基金になるとの事だったので、
それ重視で観てきた。
戦中の福祉の「ふ」の字も無いような時代に、
若くして突然視力と聴力を失った老女と
リストカットを繰り返す少年の心のふれあいを描いた映画。
盲ろうとなってしまったために恋いこがれた人とも別れ、
住み慣れ愛した街からも追い出されるなど、切ないシーンがたくさんあったけど
そんな中に、昇華された純愛が一粒のダイヤモンドのように描かれていた。
くちなしの花の側で、
「あなたにどうしても、お詫びが言いたかった。」
と、老女の手を握る老人。
老女とのふれあいの中で生きる意味を見いだした少年が、
改造した三輪自転車の後ろに老女を乗せて、老女が暮らしていた街へ連れて行った。
「海じゃあ!」
「お米屋さんじゃあ!」
嬉々として、匂いだけで慣れ親しんだ場所を感じる老女。
それを見て、心からの笑顔を見せる少年。
この二つの場面が、どの場面より泣けた。
テーマは重いけど陰惨な映画ではなくて、心を爽やかな風が吹き抜けていく映画だった。