多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

国立市「谷保天満宮」

2010年07月09日 | 神社
谷保天満宮 

鎮座地 谷保5209

祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

旧格式 東京府社  

別当寺 安楽寺(廃寺)

例大祭 9月23日

解説 
天神様として名高い菅原道真の三男、菅原道武の創建による。
道真の大宰府左遷に連座して当地に流されていた道武は、
延喜3年(903)父道真の木造を彫って祀った。
これが谷保天満宮の創建という。

道武の子孫は津戸姓を名乗り、当地の豪族として代々天満宮の祭祀を勤めた。
中でも中興の祖とされる津戸三郎為守は、
源頼朝に仕え別当寺安楽寺を開山した。

江戸時代には幕府より社領13石を安堵され、
谷保村の鎮守として栄えた。

明治の神仏分離のおり、
安楽寺権少僧都法印秀影は還俗して津戸監物と神職風に改名し、
子の勘解由と共に天満宮の現在の姿を作った。

当社は湯島・亀戸とともに関東の三天神に数えられ、
明治後も東京府社という高い格式を保った。

社宝には国指定重要文化財、
建治元年(1275)世尊寺経朝筆の「天満宮」の扁額など多数ある。

なお、俗に言う「ヤボテン」とは当社に祀られた菅公の像がダサかたのが語源との事。


谷保天満宮の狛犬


・奉納年 明治31年(1898)
・石工 
・願主 神奈川県青木町 佐伯藤之助 当村 佐伯藤五郎
・右 阿形 子取り
・左 吽形 子取り
・記事 高野順 謹書

 石工は不明だが両方子取りの作風から見て溝の口の内藤慶雲か?
 内籐慶雲作の狛犬は多摩市「春日神社」、
 狛江市「伊豆美神社」などにもある。

谷保天満宮のHP
http://www.yabotenmangu.or.jp/index.html


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6 コメント

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Unknown (谷保天満宮)
2019-09-27 07:03:47
谷保天満宮
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Unknown (ジャーマニー)
2019-09-27 07:04:22
ジャーマニー
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Unknown (ドイツ)
2019-09-27 07:04:43
ドイツ
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Unknown (大黒柚姫 浦部春香)
2019-09-27 07:06:10
鈴木碧 佐々木華奈
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Unknown (蒲池静恵)
2019-09-27 07:06:36
北山奈都美
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Unknown (井本彩花)
2019-09-27 07:06:56
松雪彩花
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