浮世亭リングさん。

元吉本興業のタレント・浮世亭リングさんのニュース、驚きました。

吉本に在籍時代は何回か取材もさせていただいたことがありますし、プロレス漫才をしていた『浮世亭リング・サイド』を組まれていた時はプロレス好きの少年として楽しく芸を拝見していただけに“哀しい”とか“つらい”とか一つの感情では表せない、何とも複雑な感情が噴出してきました。

まだ詳細や事実関係は分かりませんが、よく芸人さんが自嘲と謙遜を織り交ぜた表情でおっしゃる『こんな気楽な商売、末路哀れは覚悟の上』という言葉が頭に渦巻いています。

能力と卓越した自己プロデュース能力があれば、マイナスの要因すら前向きな推進力に変えることもできる素晴らしき芸人さんの世界。ここからがリングさんの真価が問われるのかもしれません。

末路哀れになって当然なほど気楽に生きている日常を見つめ直したいと思いつつも、高級鰻をかきこみ、ヒロ斉藤のセントーンばりに落下していく35歳。