大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

「むか○」

2006年10月06日 | 文化
屋根工事の現場。
午後から晴れてきたので、二階部分の外壁の下地をトラック野郎のK内氏にしてもらおうと、材料を段取り。
雨養生用においておいた波板をはがし、数日前に入れておいた材料(野地板)を取り出す。

とにかく山の中、ど田舎。どのくらい田舎かというと、デカいムカデが普通に居るくらい、ど田舎。

「ぎゃ!」
もう少しで刺されるところだった。


うまい具合に材料に挟まれ動けなくなったので助かった。
4寸強の長さだが、しっかり太いので、見るからに刺されたら痛そう。
秋のムカデはツガイで居ると言うので、気をつけていたら、案の定、それよりやや小ぶりなのが出てきた。

施主さんと建材メーカーのショールームへ走り、バタバタして、夕方から、システムバスの床下のコンクリートを打とうと、生コン屋さんに「カラネリ(水なしで配合してあるコンクリート)」を買いに走ったら、時間切れで、また明日、閉店ごめんなさい。



いったい今日は何やってたんだろう。
自分の段取りの悪さが身にしみる。

帰り道は、狭い狭い橋を、直角に曲がって出なければならないのだけれど、「カ○オン」「トラック○ーイ」両誌で紹介されたともいう、K内氏のトラックは、素直には出られない。



なんて不便な車や~!バンパーはずしたれ!と、からかっているうちに切りかえしでなんとか曲がった。
毎日少しずつうまくなって、切りかえしの回数が減ってくる。
勝ち誇ったような、彼のトラックのバックに、エールを送るがごとく名月が昇ってきた。

そうか、あの、前の総理大臣そっくりのM井氏(ファンクラブ会員只今3名、追加募集中)も、この月を見てたとは、そのときは知らなかった。

観月会かあ、いいなあ。