大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

小沢一郎サン,2週間の作り笑い,お疲れ様でした―悪党の笑顔ほど嫌らしいものはない

2010年09月14日 21時16分34秒 | Weblog

 民主党の代表選挙は今日の午後に結果が出ました。決して菅直人が良いわけではありませんが,小沢一郎が総理になったら起こるであろう諸々を考えると,遙かに小物であろう菅直人をねじれの参院でいじめ抜いた方がましだと思うからです。
 そうでなくとも,最近の尖閣列島をめぐっての中国の居丈高を見,史上最悪の愚かな総理・鳩山由紀夫が引き起こした普天間基地移転問題の解決法として成立した窮余の一策である日米合意さえも覆そうとする発言,そして総理になったら説明するとまで先送りしようとする政治資金疑惑,等々全てを考慮すると,小沢一郎だけは政界から葬り去らなければならない,と信じています。
 その悪党あるいは悪党面の小沢一郎が,今回の代表選挙に先立つ2週間の運動期間中,少なくとも外面は笑顔に終始していました。その不自然なこと,見ていて「ああ無理しているな,お疲れ様」と思わず苦笑せざるを得ないような毎日でした。
 これまで笑った顔が皆無に近かった小沢一郎が,それが本物であれニセ物であれ,満面に笑みをたたえた顔をマスコミ,つまり世間に晒すことは,さぞかし疲れたことでしょう。
 しかし,小沢一郎本人よりも疲れ,毎日不愉快だったのは,どう見ても悪党の笑顔としか思えない顔を連日見せつけられた国民の方だったのではないでしょうか。
 他の人はいざ知らず,少なくとも私は毎日不愉快でした。
 こうまでして権力を握りたいのか。いや,総理になっておけばいかに検察審査会が10月に強制起訴との結論を出そうとも,憲法だか何だかで閣僚の起訴は免れ得ることを知った上での立候補だ,とも囁かれていたのです。
 菅直人よりは数等も数十等も悪人然としたこの男小沢一郎がもしも,もしも民主党代表になり,すなわち総理になったとしたら,平然と日本を中国に売り,日本をして中華人民共和国の日本省(財務省とかではなく広東省とおなじ中国の地方自治区としての)としかねないでしょう。その懸念はこの男を政界から放逐しない限り拭いきれないでしょう。
 日本のマスコミが何を考えているのか。マスコミが,やれ豪腕の男だとか,壊し屋だとかはやし立てているからこそ,マスコミに対して妙にナイーブな一般国民が小沢一郎に対して独特の思い込みをしているのです。おそらく裏でなにがしか掴まされているのかも知れません。実体は,豪腕でも何でもない,ただの「張り子の虎」に過ぎないのに。
 それにしても小沢一郎サン,不自然な作り笑いの2週間,本当にご苦労さまでした。




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