大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

恥というものを知らない鳩山由紀夫と民主党―小沢一郎なんか論外だ

2010年08月30日 21時43分55秒 | Weblog

 通常の神経の持ち主ならば到底できないことです。
 本人の政治資金問題,いわゆる個人献金についても出所(母親)はともかく使い方については何ら説明もせず,それよりもなによりも普天間基地移設問題での失態は日米同盟を危うくしたものでした。加えて,小沢一郎の政治資金問題は本人が何ら説明もしないままであり,その責任を取って,つい3ヶ月足らず前に総理の座を菅直人に明け渡したばかりではありませんか。
 それがノコノコと出てきて菅直人・小沢一郎の仲介役のつもりとは。 
 6月当時の鳩山由紀夫・小沢一郎の辞任は,その後に行われた参院選を有利に進めるためであったと云われたものですが,鳩山由紀夫,いや民主党全体がそのような見方を否定してきました。しかし,真相はまさに選挙のための一時隠しだったのです。
 それにも拘わらず民主党は大敗して今日に至った訳です。
 ところが昨今は,その事実をまるで忘れたかのように,今度は菅・小沢の一騎打ちとばかりに,民主党内は菅陣営と小沢陣営に二分して争っています。
 鳩山由紀夫なぞ,小沢一郎と共に少なくとも数年間は蟄居謹慎していなければならないはずなのに,舌の根も乾かぬ内に菅・小沢の間を取り持とうなどと政界をうろうろいているのですから,まさに醜態,見苦しい限りです。
 首相在任中から,「史上最悪の愚かな総理」と自他共に認める存在だったのですから滑稽というか珍妙そのものです。恥というものを全く知らない,通常の常識を越えた存在です。もっとも,佐野真一氏によれば,恩人の妻を寝取って女房にした後始末も,母親の鳩山安子さんに委せっぱなしだったというのですから,鳩山由紀夫の破廉恥は徹底したもののようです。
 最近の異常な円高など何処吹く風,民主党どころかマスコミ各社までが菅だ小沢だとうつつを抜かし,真の日本の危機にはまったく頭が回らない有様です。
 情けないことに,民主党内部が全てこの有様で,昨年の衆院選での大勝だけを頼りに,本当の政治は小沢先生に任せなければ,なぞと選挙前にはフリーターだった連中までが興奮しています。
 マスコミ各社は,いまだに小沢一郎の豪腕に期待する,とか云って小沢一郎神話を信奉した話題作りに汲々としています。小沢一郎を「張り子の虎」と云ったのはみんなの党の渡辺喜美でしたが,まさに勉強不足のマスコミが勝手に創った豪腕神話のお粗末です。(このブログでは,数年前に小沢一郎を張り子の虎と書いています。)
 その間に,世界における日本の評価はどんどんと下がり,その間に新興各国が台頭するなど,やがて数年を経ずして日本は世界から見捨てられる恐れも出てきました。もっとも小沢一郎が総理になったら,日本を中国の管轄下に置くこともありそうです。それは,小沢一郎が直接引率して実施した中国詣でを見れば分かるでしょう。小沢一郎は,中国の胡錦涛主席の前で感涙にむせんだものです。
 民主党なんか四分五裂してしまえばよいのです。政党として存続する価値もありません。
 そもそも連合を第1のタニマチとしながら,公務員改革を標榜するなど,口先で云っていることと実行することとは大きく乖離しているのが民主党の実体です。仙石官房長官始め,大臣副大臣の多くが,連合配下の公労協その他労組出身者ではありませんか。
 このまま日本を民主党に委せたら,数年を経ずして日本は没落してしまいます。国民の中の無党派層は,何処まで考えて政権を委ねているのか。
 恥を知らないのは,鳩山由紀夫ばかりでなく,民主党員全員でしょう。あってはならない事態ではありませんか。



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