大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

小沢一郎なんか相手にするな―政治的どころか家庭的にも終わっている

2012年06月18日 08時17分26秒 | Weblog



大新聞をはじめとするマスコミが,小沢一郎の言動を毎日のように書き立てています。
日本では,そんなに書くことが少ないのでしょうか。
とんでもない。書くこと,書かねばならないことは内外に山積しています。それなのにマスコミは小沢一郎という男の言動を,いかにも国家を揺るがす大事のように騒ぎ立てています。
そんなに大問題なのでしようか。
とんでもない。小沢一郎はとっくに(政治的には)死んでいます。仮に,野田総理を倒して民主党のトップに躍り出ようとしても,国民がそれを許さないでしょう。なにせ多くの世論調査では,国民の7割近くがこの男の金銭感覚を疑い,不正ありと見なしているのです。その結果が,通常裁判で限りなく黒い判決だった陸山会事件を,検察審査会が再審に持ち込み,その一審では無罪と判決されつつも,さらに上告に持ち込もうとしているのです。
そして,国民の大多数は検察審査会の上告も支持しようとしています。
それは当然のこととしての民意の反映だからでしょう。
この検察審査会の動きを別としても,国民は小沢一郎を限りなく黒い人物だと見ています。
それは,この男が人相の悪い,なにか裏で悪いことをしてきた人間だと,本能的に感じ取っているからでしょう。何がなんでも,元秘書らを有罪にしても自分だけ生き残ろうとする,日本人が最も嫌う悪人根性の持ち主と見なしているのです。なにが,「私は天下国家のことで頭が一杯だ」ですか。片腹痛いとはこのことです。
ですから,万が一この男が民主党党首になれば,あるいは陰の首領になれば,それでなくとも次期総選挙では民主党総崩れと見られている現状に拍車が掛かるだけに過ぎません。
マスコミは,小沢派の数を無視できない,と言い訳するかも知れませんが,目下の小沢派に与する民主党員は,内心恐々としているに違いありません。
なにせ渋谷の繁華街で拾われたような連中で,たまたま前回の総選挙に「流行」として乗れたに過ぎないのです。演説一つまともに打てる連中ではありません。それは,野田内閣の大臣,副大臣でも同じですが。
ですから,熾烈な選挙戦になれば勝ち目はないでしょう。
つまり,もう(政治的には)死んだも同然なのです。
小沢一郎自体,いまの民主党から出るに出られずの状態まで追い込まれているではありまませんか。かつてのこの男の所業を見れば,それは一目瞭然です。かつての小沢一郎であれば,とうに自ら民主党を割って新党を結成しているはずです。
それなのに,マスコミはこの男の一挙手一投足を,まるで天下の一大事と云わんばかりにトップで伝えます。
これほど不勉強なマスコミは,日本の将来を誤ります。国民一人一人が心して見誤らないようにしなければならないのではありませんか。
政治的に終わったと書きましたが,そればかりでなく,家庭的にも終わったようです。
最近の報道によると,夫人から離婚届が出されたそうです。
全ては,小沢一郎本人の身から出たサビでしょう。哀れな晩年ですね。
多くの人を欺くとこうなる,という典型です。
但し,夫人には失礼かも知れませんが,偽装離婚の可能性も否定できません。例の土地購入の問題には,夫人の資産も絡んでいるようですから。


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