愛知万博(15)　ＮＨＫ読売マンモッス：グローバルオレンジ

2005-09-02 06:40:03 | 愛・地球博

本当に盛り上がっている愛・地球博ですが，
もう９月になっちゃいました。
さて，ここまでグローバルコモンの外国館，企業ゾーンの
パビリオンについては一通り書けましたので，
今回は２回目訪問(8/8)の際に事前予約で見た
グローバル・オレンジとマンモス頭部について。

■西陽ジ～リジリ！！ハイビジョン撮影
４時からの予約（集合時間は～15:50）で，もし15:30からの回になったら
どうしようかと心配したものの韓国３Ｄアニメを
無事15:00の回に見れた私，
スリランカ・パキスタン館を怒濤のごとくまわり，
イラン館でほっこりお茶してるうちに
あら時間が。
グローバルハウスまでダアァッシュ！！！

霧を吹いているバイオラングの中を駆け抜ける
間はしばし涼しかったものの，
ぎりぎりで改札を通って，通された行列ゾーンは
西日が直撃で…暑かった…。
ちょっとした学校プールくらいの広さの行列ゾーン
が人でいっぱいになった頃，どこからともなくアナウンスが。
右手のモリゾーが描かれた柱（タワー？）に
ハイビジョンカメラが設置されており，
合図とともに撮影が始まるのでカメラに向かって
動画なので手を振るなりなんなりしてくれとのこと。

で，その後館内へ。最初のハイビジョンシアターに
入るまで，案内画面がずらりならんだ待機エリアに。
ななみちゃんがルンルン動き回っていてもろにＮＨＫの
ＣＭゾーン。ここでは，入口で渡されたカード大の
音声機の説明。これを耳に当てて館内の展示物の前に立つと
頭上の発信器から発せられる赤外線を受けて案内音声が
聞けるとのこと。

で，■スーパーハイビジョン。
見事でした。入場前に撮影した自分たちの映像はしっかり
顔が区別できたし，その後の映像（「地球・いのちを育む惑星」
と映像詩「大地の色」だそうです）もすごくきれいだった。
音響もすごく強く迫りながらも自然な感じで。
２２．２チャンネルもあるそうですが，各チャンネル
に音を割り振るミキシングはどうやってやるんでしょう？
それが気になりました。

■読売グローバルショーケース
スーバーハイビジョンの後，グローバルスタジオとやらは
なんだかよくわからない（まだ始まってなかった？）
ので早々に通過。
ここまでがNHKゾーンで，ここから先はいわば読売ゾーン。
抽選で当たると記念に撮影した写真を取り込んだ特製新聞を
つくってくれるサービスが。
外れました。
しかし，「郵政民営化法案参院で否決」の号外が配られていたので
もらいました。ここで刷ったんだろうね。
なかなか新聞社ならではですね。

それにしても，ここの展示物，
マンモスの全身復元像に牙の実物（牙だけなら瀬戸会場の
食堂前に無造作に４～５本置いてありましたけどね。しかも入札受付中），
「人類最初の顔」トゥーマイの復元像に頭骨の復元モデル，
ポンペイ遺跡から出土した大理石の女性像とディオニュソス像，
アポロ１７号の月の石に宇宙探査機モデル，
佐渡のトキ保護センターの中継映像にトキと巣の復元模型
（見栄えのいいシーンのビデオと併映でした），
などなど，なかなかレベルが高い。
読売，力入れてるねぇ。とても名古屋圏で新聞シェア１割に
遠く届かず支社も撤退したとは思えない力の入れよう。

会場で配布する「万博新聞」（週刊イベント案内や取材記事など）
のようなものは，デザイン博のときも各社発行してました。
たしか中日新聞が「Weeklyデポ」，
毎日がたしか「週刊デザイン博新聞」みたいな超ダサタイトル。
では問題。朝日新聞がデ博のとき発行していた会場誌の
タイトルは何でしょう？
正解はこのブログの末尾で。

■マンモスのご遺体に対面
さて，いよいよ愛・地球博のシンボルといっても過言ではない
マンモスタイム。
このマンモスラボでは，
歩く歩道に乗って冷凍マンモスの頭部の前を通過しながら
見ていくわけですが，２列あるんですね。
左の列はマンモスから遠い側で，やや上から見下ろす感じ。
当然近くで見える右の列が混むわけですが，私は左の列。
「めざめの方舟」といい，引き気味で見るクセがあるんでしょうか？
でもよく見えましたよ。歩く歩道で通過するため見る時間が
短いとよく言われていましたが，この時間集中して見てたら
十分じゃないですかね。

それにしても…。
ここに限りませんが，記念に写真を撮っておきたいものに限って
撮影禁止ってのはどういうことなんでしょうかね。
そりゃ，誰も彼もが一眼レフやビデオカメラ持って
撮影に貼り付いてたら展示ゾーンでの流れが悪くなるのは
わかりますが，歩く歩道のマンモスまで…
せいぜいフラッシュ禁止くらいが妥当じゃないんですか？


マンモスが地球を歩いていたときピーター・D. ウォード, 犬塚則久新樹社	マンモスマモタン Stephen Baxter, 中村融コードファイブ	1万8000年の時を経て甦るマンモス―最先端医用技術が太古の巨獣にせまるニュートンプレス	マンモス探検図鑑村田真一, 松岡達英岩崎書店