愛知万博(13) 外国館（コモン２・５…南北アメリカ，アフリカ）

ここまで４回続けて各コモンの外国館紹介・感想を
書いてきましたが今回は最後，コモン２と５について書いてみたいと思います。
ではまず，３回行ったうちの２回目・３回目の観覧ルートについて
おさらい…

【２回目】８月８日(月)地下鉄始発組。６時半着
　※開場までの行列体験は愛知万博(6)　観覧必勝法？！朝イチで並ぶ編にて。
・三井東芝館当日予約ゲット
・並んで日立エンジョイ
・夢見る山ブラザーとシャチハタで時間調整
・三井東芝エンジョイ
　※ここまでは愛知万博(8)　日立&三井東芝／一名様まかり通るにて。
・コモン１（韓国館など９館）→(10)と(11)
・事前予約でグローバル・オレンジ＆マンモス(15時～16時)
・コモン６　→(12)
・コモン２
・案内ロボに質問して帰宅（京都まで）

【３回目】８月１３日(土)地下鉄利用・８時着
・トヨタの整理券行列，目の前で終了。ガックシ＿｜￣｜○
・とりあえずめざめの方舟
・コモン６
・瀬戸会場へ（モリゾーゴンドラ）。
・瀬戸日本館
・瀬戸愛知県館
・ちょうど実家の家族(母と妹)が到着，
　長久手会場に引き返して（ＩＭＴＳ）合流。
・コモン１（手前のほうを４館）
・コモン３　→(9)
・コモン５
・長久手日本館
・東ゲート→駐車場へのシャトルバス→車で実家へ


それではコモン２の感想から。

【グローバルコモン２】
記述順はキューバ館から逆時計回りで。
○が訪問したパビリオン。

○キューバ館　[シアタ][酒]
－国連館　　　[シアタ][展示][体験](健康診断)
－ＯＥＣＤ館＆国際熱帯木材機関館　[展示]
○メキシコ館　[展示][食]
○ドミニカ館　[展示][演奏][食]
○アルゼンチン館　[ショー・映像][展示]
○アンデス共同館　[展示][シアタ][食]
－アメリカ館　[ショー・映像][展示]
○中米共同館　[展示][体験](キャノピー)[食]
－国際赤十字・赤新月館　[シアタ][展示]
－カナダ館　　[シアタ][展示]

◆では，右側手前の館から順に感想を…

【キューバ館】
コモン１のイラン館，コモン３のブルガリア館のような
休息所系パビリオン。
館内のバーで買ったカクテルorコーヒー，ジュースを
飲みながらのんびりと。
ラム酒のストレートや量はともかくアルコール系が500円。

【メキシコ館】
アートしてるよ！いい！
最初，暗い通路にメキシコの自然(動植物のアップ)を
写した写真パネルが並んでいるだけかと思いきや，
パビリオンの大きさも展示の内容も奥が深かったです。
蝶(オオカバマダラ)やジャガー，海亀，など自然を表現する展示，
遺跡から出土した神々の石像などの展示，
各民族の工芸品（織物など）の展示，
それにメキシコの現代美術家によるメキシコの
自然や風土にちなんだアート（巨大押し花のような展示，
数々の漢字とメキシコの自然を対応させて
マルチパネルに表示する展示など）が組み合わされて
自然と歴史の国なのに安かったりださくなく
現代的でクールなディスプレイぶりに感動。

【ドミニカ館】
こちらは素朴な雰囲気でそれはそれで好感。
コロンブスの上陸にちなんだサンタマリア号模型などの
展示と，原住民の遺品（工芸品・神具）など。
ステージではショーの時間帯と会わなかったみたいで
特に何も見てません（スタンプが男女のダンスの
デザインなので，演奏のほかダンスもやったりするのかな？）
　　
【アルゼンチン館】
ワンルーム型のパビリオンで，大画面の映像をみんなで
見るといった様式。展示は，左右の壁面にサッカー
アルゼンチン代表のユニフォームなど。
サッカーに関する展示はスペインでもありましたね。
映像は１０分のビデオで，その後タンゴのショーが。
とにかく「熱狂」をアピールしたいコンセプトのようです。

【アンデス共同館】
（エクアドル，ベネズエラ，ボリバル，
　ペルー，ボリビア）
う～ん。展示の内容が思い出せない…。
最後のほうで現役画家の個展が催されていて，
その人が１階で似顔絵の実演販売もしてたこと，
１階のステージでラ・バンバの演奏が始まって
（ロス・ロボスのともリッチー・バレンスのとも
　歌詞や曲調が少し違ってましたね。いろんな
　バージョンがあるんですね）
ドリンクスペースで話題の健康飲料（マカだったかな）
を扱っていたのだけれど，その場で飲むほか
瓶づめ商品も売っていてけっこう興味があったのですが
200cc1000円はいかほどのものか…と思って結局パスしちゃいました。

【中米共同館】
（エルサルバドル，グアテマラ，コスタリカ，
　ニカラグア，パナマ，ベリーズ，ホンジュラス）
冒頭の各国の特徴・概要を示した展示は
ちゃっちゃと通過したのですが，各国の浜辺の砂を
触れる形で展示してあったのは面白いアイデアですね。

密林の木々の間を移動するため張り渡されたケーブルを
滑走するキャノピー体験が興味あったのですが，
１回５人程度×４回／１日ではちょっとむりでした。
行ってみたら午後２時か３時くらいには終わったみたいなことのようで。

巨石球のレプリカや
ヒスイでできたマヤのジェイドヘッドなどの
紀元前のオーパーツなどの展示，
各国の民族衣装がずらりと並んでいる展示は壮観でした。

【グローバルコモン５】
○が訪問したパビリオン。

○エジプト館　　[展示][食]
－ＮＥＤＯ(新エネルギー産業技術総合開発機構)館
○南アフリカ館　[展示]
○アフリカ共同館　[展示][食]

【エジプト館】
古代エジプトの展示品が圧巻（いずれもレプリカだそうですけどね）。
パピルスにヒエログリフで名前を書いてくれる有料サービスがあったり
おみやげコーナーのエキゾチックさが数あるエスニックパビリオンの中でも出色（あくまでも私の印象）だったのが印象的でした。

【南アフリカ館】【アフリカ共同館】
南アフリカ館は中で共同館とつながってて，すぐそっちの方へ
入ってしまったので，何があったか覚えていないなぁ…
マダガスカルの大鳥骨格＆バオバブとか他の展示の
印象のほうが残ってしまって。南アについてはパンフが
各州の特徴について書かれていて勉強になりました。

ただでさえでかいアフリカ共同館，
２８カ国も区画がひしめき合って，
特徴や感想を簡潔にまとめるのは難しいものがありますが，
キリンのペーパーアートとか，身長３ｍはあろうかという，
ナナちゃん人形に次ぐ大巨人（木像だよ）とか，でかい
展示品が印象的でした。あと最古の人類化石・ルーシー
(エチオピア)とかね。
物産展の寄せ集めといえばそう言えなくもないですが
活気に満ちあふれた刺激あふれる館でしたよ。

そういえば３０カ国近くも参加しているということは
必然的にスタッフの数も非常に多く，そのため
アフリカの人たちが大勢いるということですね。
8/13に行ったときには父の13回忌の会食をとる帰省で
帰名していて，そのついでに，翌日家族で万博を回ろう
ということになった万博観覧だったのですが，
父を偲んでいろいろ話してた際に
「父さん，顔でかかったよね」(ハタチそこそこの妹)
「そうか？」(親は一番身近な存在だから気にならなかったし，
　自分も顔がでかいからそれほどピンとこない俺)
なんて話題があった，その翌日にアフリカ館見てたら
実感しちゃうんですよ。だってアフリカの人，
存在感のある顔の人もいるけど，すごい小顔のスラッと
した人が歩いてるのを見ると
「やっぱ父さん，顔でかかったよな…」

アフリカ館のレストラン，プレートに
カレー(正確にはドロワット＝辛口チキンシチュー)やら
クスクスやら盛ったメニュー，
食べるスペースはカフェテラス形式（というか立ち食い。
パイプ椅子も置いてあるけど座るとテーブルと高さが
会わない）のでゆったりと食事を楽しむという感じでは
ないですが，異国間あふれる香りでボリューム感倍増，
メニューの多くが1000円を切るのでけっこうお得感があります。

ああ，そういえばベトナムの三角棒が日除けに便利で
お土産としてもリーズナブル（大500円，小人用300円）と
思ってたら，ここの売店（焼きポン栗のとこ）で
100円で売ってました。

これで外国館は以上ですかね。
てことは，コモン１…１１／１４，コモン２…５／１１，
コモン３…９／１３，コモン４…４／１６，
コモン５…３／３，コモン６…１０／１２
ということは，
３日間で４２館回れたわけですね。
米国・カナダ・ドイツといった人気館を避けて数を稼いだ感は
ありますがなかなかよかったと思います。
こうなると，１回目に行った際にちょっとでも並んでいると
面倒がってコモン４でほとんど行ってない館ばかりに
なっちゃったのが惜しまれます。

さて，次回以降は，まだ書いてない
めざめの方舟やらマンモスについて書いてみたいと思います。

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