救命病棟24時第3シリーズ#09
「あなたが涙をぬぐうとき」
地震後40日目
東都中央病院に負傷者が2名運び込まれる。
竹浦(32),平野仁(28)。ともに消防士で,
半壊した建物の調査中に高さ10mから
瓦礫に転落したのだ。
定例の被害状況記者会
見で,記者に,人災による被害者も
いるのではないかと質問される。
「救助活動しなかった消防士がいたということですが」
「そんな事あるわけがないでしょう!」
反論しようとした寺泉は止められる。
「被害状況を報告いただくだけで,
質問には答えなくて結構です。」
「喋るだけのために俺は内閣に呼ばれたのか?!」
「震災の顔じゃないですか」
「頭を使うんじゃないのか!」
通院する患者に往診。
テレビでは美談ばかりやってるけれど
若者にコンビニを襲われて怪我をしたと憤る男性。
パニックの時期の割にはきちんと縫えていたと
河野兄を誉める楓だが,浮かない顔の純介。
平野消防士は,病床で,
震災で動きが取れず,救急車も間に合わずに
見殺しにしてしまった人々の夢にうなされる。
「助からなければよかった…」と涙しながら。
竹浦消防士は,
阪神・淡路大震災の教訓を元に,消防隊は
消火のみに専念するように決められ,そのように徹したが
その際に数多くの,助けを求めた人々を
置き去りにしてきたのだと説明する。
望が,河野兄の指導医である楓に,
彼が指示した処方のメモを見せる。
「アレビアチン2500mg」
明らかに分量を間違っており,その通りに投与したら
完全に事故になっているところだった。
楓は最近ボーッとしてミスもするようになった
河野兄に声をかける。
「薬剤室から,睡眠薬を持って行ったんだって?」
「眠れなくて…地震後のことを覚えていないんです。
覚えているのは…死んでいった人の
ことだけなんです」
それ以上に多くの人々を救ってきたと慰めるが
耳に入らない様子。
楓は彼にずっと頑張ってきたのだから今日は休むよう指示を出す。
平野消防士のために精神科医を手配しようとするが
なかなか捕まらない。
「全国から東京に集まっているんじゃないですか」
「それだけ患者が多いってことですよ」
「退院後のリハビリに耐えられるか…」
「消防士に復帰する気があればの話ですがね。
それより,うちの研修医は?あのままじゃ使い物にならんぞ」
「名札を外してやった方があいつのためじゃないですか。
病院から解放してやって,両親のいる病院で
ゆっくりさせてやればいいんです」
「いやです…って,兄貴,後悔すると思うんです」
自分も病院を離れ裕樹の実家で過ごしたことで
気持ちを入れ替えるきっかけになったという楓の声も取り入れ,
河野兄は弟もつけて自宅に一時帰宅させることになった。
自宅の河野医院が残っている保証はないけれど。
寺泉は,進藤に話しかける。
「消防士が救命活動を放棄したという批判が上がっている。
あの入院している消防士さんの耳に入らないように
してもらえないか」
「でもそれは事実です。あの状況では,消防士は
消火活動が最優先で人命救助は後回しにせざるを得なかった。
彼は自分の役目を果たしたんです。
それを非難する声が筋違いだというのであれば,
あなたがその声を止めるべきだ」
「おれの仕事は…被害の状況を国民に伝えることだ。
それぞれの役割を果たしてこそ政治は機能するんだ」
「私には,水を運び,病人を運び,厳しい現実を訴えていた
姿の方が,政治家に見えます」
「わかったようなことを言うな…」
官邸。定例の発表を前に,記者の質問には答えないよう
釘を刺される寺泉。
「震災から40日も経って,ネタが尽きたんですよ。
責任がどうのこうのと言い出すんです」
「分かっているよ,俺も君と同じ官僚だったんだからな」
「失礼しました」
記者を前に,資料のファイルを開く寺泉。
前日にもまして,強く消防士の救命放棄問題の
回答を求める記者たち。
「分かりました…それでは,質問にお答えします。
消防官が人命救助を行わなかった事実は
確かにあったと思います」
騒ぐ記者たちを一喝して寺泉は続ける。
「皆さんに,まず知ってもらいたい。
消防は,阪神・淡路大震災の際の混乱を教訓に
作られたマニュアルを作りました。
延焼火災が多発したときは,全力を尽くして
消火活動に徹する,そう書かれています。
つまり,ポンプ隊は救命救助には手を貸さず,
消火活動に専念する!そう決められていたんです」
病棟でラジオのボリュームを上げる進藤。
寺泉の声は患者たちの耳にも届く。
「地震が起こった1月11日,
午後4時15分から4時30分までの15分間に,
都内で約400件の火災が起こっています。
2時間後には800件,
そのうち初期消火のできなかった168件が燃え広がって
時間後には,約5300件,
12時間後には3万4000件,
24時間後には28万5000件。
最終的には,65万件,65万件の火災が,
いたるところで起こっていたのです!
この火災が元でなくなった方は1万人を
数えます。しかし,被害がこれ以上広がることなく
ここまでで食い止められたのも
消防士の不眠不休の消火活動があったからです」
「あなた達は,最初から消防士たちが
人命救助を放棄したと思いますか?
火災現場に急行する途中,助けを求める住人達に
遭遇したことでしょう。
消防車1台に乗れるのは4人か5人,
消火活動に必要な人員を考えると,
どんなに切迫した状況であろうと,
その場に置いていけるのはただ1人の消防官だけなのです。
そして,その1人を置いていったとしても,すぐ
また同じ状況に遭遇するのです。
…想像してみて下さい。消防活動に向かう消防士が,
市民に止められるんです。それも!体を張って止められるんです。
家族が生き埋めになってるんですから,
大怪我をしているのですから。
しかし消防官は,その人たちを振り切って火災現場に
向かわざるを得なかった。
それは,燃え広がる火災を消すことは,
彼らにしかできなかったからです!」
「…私は,病院で自分を責めている消防官を見ました。
助けを求める声を聞きながら…どんな思いで
消火活動にあたっていたか!
それを知った上で,あなたがたが批判する記事を書くのは
構わない。
…しかし,私には彼らを責めることは到底できない!
傷ついたのは被災者だけじゃないんです。
助ける側にも,深い傷を負った者がいるんです」
「今のは政府の公式見解と考えていいんですか」
「首相もそうお考えなんですか」などの声を背に
会見場を後にする寺泉。
「問題になったらどうしましょう」
「腹くくれ!」
会見を放送で聞き,涙する平野ら。
「あなたには,あなたを心配する奥さんがいる,
仲間も,あなたに味方する政治家もいる。
あなたに感謝している人は大勢いるんです」
と慰め励ます進藤。
入れ違いに平野の元にやってきた佐倉。
元体操選手だという平野を励まそうとして
体操の話で盛り上がろうとしたものの,
出任せでコマネチの事を間違いだらけの話をしていたのだ。
佐倉は改めてコマネチの事を調べ直し,
彼女が五輪後スランプに陥り
スパイ容疑をかけられたり亡命する羽目になったりと
波瀾万丈の人生を送り,その末に国民に暖かく見守られて
帰国できたこと,そして体操のために辛い人生を
送ることになったが,決して後悔していないと語った話をする。
だから,平野にも消防士をやめないで欲しいと訴える。
平野は…妻にリハビリ頑張ると,
先輩の竹浦に「時間をください」と告げ,
復帰を誓うのだった。
自宅にたどりついた河野兄弟。
残ってた…火事には遭っていなかった!
***********************
※第1回・プロローグ
第2回・トリアージ
第3回・クラッシュ症候群
第4回・過労ストレス
第5回・輸送・供給手段の断絶・混乱
第6回・大事な家族を失うことの精神的ショック
第7回・ボランティアの自己責任
第8回・震災後の,日常への復帰
今回は,助ける側の心の傷について。
それまで気を張っていた人が突然がっくりする,
エアポケットに陥ってしまった河野兄,
そして,地獄絵図の中,助けを求める人命を
見殺しにしてしまった罪悪感に苛まれる消防士。
※このエントリーをお読みいただいて
面白かったというかた→ここをクリック♪
役に立ったというかた→ここをクリック!
(人気ブログランキングです。3/9テレビ・ラジオ部門13位!ありがとうございマス ^o^)/
***********************
進藤一生(江口洋介)=“ゴッドハンド”
日本の政治を裏で動かす?
ゴッドハンドならぬゴッドトークぶりを。
小島楓(松嶋菜々子)…東都中央病院高度救急救命センター勤務。
日比谷学(小市慢太郎)…救命医。
先週コーヒー飲まないかと思ったら,
今度はカレーライスを拒否ですか。
一方で,手術室の器具を眺める河野弟に
まぶしいスマイルを向ける…心開いてるなぁ~。
彼も,河野弟みたいにコンプレックスに苛まれていた
時期があって,彼に自分を重ねてるのかな?
黒木春正(香川照之)…医局長。
「いるんだ…カレー嫌いな日本人」
佐倉亮太(大泉洋)…看護師。
「出初め式ってあるじゃないですか。
あれ,消防士さんですか?え,平野さんやってた?
体操選手だった?体操大好きなんですよ。
ヨーロッパの…ブルガリアのコマネチ,
オリンピックで十点満点出した。
よかったな~」
須藤昌代(鷲尾真知子)…看護師長。
「コマネチはルーマニア。十点満点は76年の
モントリオール。(生まれてないです)
いい加減なことを言うと,信用を無くすわよ」
大友葉月(MEGUMI)…看護師。
「バーカ…
なんでコマネチが出てくるの?好きなの?」
伊坂千秋(田村たがめ)…看護師。
河野和也(小栗旬)…イケメン医大生。
「ロシアからの救援物資,キャビアだよ。すごくね?」。
河野純介(川岡大次郎)…イケメン研修医。公式サイト
「俺はいいよ…」
磯部 望(京野ことみ)…元看護師。
「でも,キャビアですよ?」
寺泉隼人(仲村トオル)…衆院議員
「ウルトラマンはね…いないんだよ。
…つまらない大人だと思ったかも知れないな」
青木秘書(小須田康人)
…本人のHP日記
寺泉と相性の悪い官僚(近江谷太朗)来週も登場。公式ページ
堀内議員(戸沢佑介)→プロフィール
寺泉香織(渡辺典子)→静岡メディカルセンターで治療中。
寺泉千尋(福田麻由子)…今週もかわいいです。
木村省吾(広田亮平)…省吾君の絵が皆に笑顔を与えてくれてます。
「パパは総理大臣になりたかったんだって」
「一番偉い人だね」
「でも小さい頃はウルトラマンになりたかったんだって」
「正義の味方だね」
平野消防士(山下徹大)→公式サイト
竹浦消防士(三宅弘城)→田村たがめさんと同じ大人計画所属
葛西消防署の皆さん
■フジテレビ『救命病棟24時』サイト
(フジテレビ内サイト週間ランキング:2/28~3/6 4位)
■DreamsComeTrue公式サイトDCTgarden.com
NEWSのページから主題歌『何度でも』の一部視聴ができます。
『朝がまた来る [SINGLE]』 1020
■『救命病棟24時』のDVD(amazon)
救命病棟24時 1
救命病棟24時 BOXセット
救命病棟24時スペシャル2002
お医者さんのひざベルト
「あなたが涙をぬぐうとき」
地震後40日目
東都中央病院に負傷者が2名運び込まれる。
竹浦(32),平野仁(28)。ともに消防士で,
半壊した建物の調査中に高さ10mから
瓦礫に転落したのだ。
定例の被害状況記者会
見で,記者に,人災による被害者も
いるのではないかと質問される。
「救助活動しなかった消防士がいたということですが」
「そんな事あるわけがないでしょう!」
反論しようとした寺泉は止められる。
「被害状況を報告いただくだけで,
質問には答えなくて結構です。」
「喋るだけのために俺は内閣に呼ばれたのか?!」
「震災の顔じゃないですか」
「頭を使うんじゃないのか!」
通院する患者に往診。
テレビでは美談ばかりやってるけれど
若者にコンビニを襲われて怪我をしたと憤る男性。
パニックの時期の割にはきちんと縫えていたと
河野兄を誉める楓だが,浮かない顔の純介。
平野消防士は,病床で,
震災で動きが取れず,救急車も間に合わずに
見殺しにしてしまった人々の夢にうなされる。
「助からなければよかった…」と涙しながら。
竹浦消防士は,
阪神・淡路大震災の教訓を元に,消防隊は
消火のみに専念するように決められ,そのように徹したが
その際に数多くの,助けを求めた人々を
置き去りにしてきたのだと説明する。
望が,河野兄の指導医である楓に,
彼が指示した処方のメモを見せる。
「アレビアチン2500mg」
明らかに分量を間違っており,その通りに投与したら
完全に事故になっているところだった。
楓は最近ボーッとしてミスもするようになった
河野兄に声をかける。
「薬剤室から,睡眠薬を持って行ったんだって?」
「眠れなくて…地震後のことを覚えていないんです。
覚えているのは…死んでいった人の
ことだけなんです」
それ以上に多くの人々を救ってきたと慰めるが
耳に入らない様子。
楓は彼にずっと頑張ってきたのだから今日は休むよう指示を出す。
平野消防士のために精神科医を手配しようとするが
なかなか捕まらない。
「全国から東京に集まっているんじゃないですか」
「それだけ患者が多いってことですよ」
「退院後のリハビリに耐えられるか…」
「消防士に復帰する気があればの話ですがね。
それより,うちの研修医は?あのままじゃ使い物にならんぞ」
「名札を外してやった方があいつのためじゃないですか。
病院から解放してやって,両親のいる病院で
ゆっくりさせてやればいいんです」
「いやです…って,兄貴,後悔すると思うんです」
自分も病院を離れ裕樹の実家で過ごしたことで
気持ちを入れ替えるきっかけになったという楓の声も取り入れ,
河野兄は弟もつけて自宅に一時帰宅させることになった。
自宅の河野医院が残っている保証はないけれど。
寺泉は,進藤に話しかける。
「消防士が救命活動を放棄したという批判が上がっている。
あの入院している消防士さんの耳に入らないように
してもらえないか」
「でもそれは事実です。あの状況では,消防士は
消火活動が最優先で人命救助は後回しにせざるを得なかった。
彼は自分の役目を果たしたんです。
それを非難する声が筋違いだというのであれば,
あなたがその声を止めるべきだ」
「おれの仕事は…被害の状況を国民に伝えることだ。
それぞれの役割を果たしてこそ政治は機能するんだ」
「私には,水を運び,病人を運び,厳しい現実を訴えていた
姿の方が,政治家に見えます」
「わかったようなことを言うな…」
官邸。定例の発表を前に,記者の質問には答えないよう
釘を刺される寺泉。
「震災から40日も経って,ネタが尽きたんですよ。
責任がどうのこうのと言い出すんです」
「分かっているよ,俺も君と同じ官僚だったんだからな」
「失礼しました」
記者を前に,資料のファイルを開く寺泉。
前日にもまして,強く消防士の救命放棄問題の
回答を求める記者たち。
「分かりました…それでは,質問にお答えします。
消防官が人命救助を行わなかった事実は
確かにあったと思います」
騒ぐ記者たちを一喝して寺泉は続ける。
「皆さんに,まず知ってもらいたい。
消防は,阪神・淡路大震災の際の混乱を教訓に
作られたマニュアルを作りました。
延焼火災が多発したときは,全力を尽くして
消火活動に徹する,そう書かれています。
つまり,ポンプ隊は救命救助には手を貸さず,
消火活動に専念する!そう決められていたんです」
病棟でラジオのボリュームを上げる進藤。
寺泉の声は患者たちの耳にも届く。
「地震が起こった1月11日,
午後4時15分から4時30分までの15分間に,
都内で約400件の火災が起こっています。
2時間後には800件,
そのうち初期消火のできなかった168件が燃え広がって
時間後には,約5300件,
12時間後には3万4000件,
24時間後には28万5000件。
最終的には,65万件,65万件の火災が,
いたるところで起こっていたのです!
この火災が元でなくなった方は1万人を
数えます。しかし,被害がこれ以上広がることなく
ここまでで食い止められたのも
消防士の不眠不休の消火活動があったからです」
「あなた達は,最初から消防士たちが
人命救助を放棄したと思いますか?
火災現場に急行する途中,助けを求める住人達に
遭遇したことでしょう。
消防車1台に乗れるのは4人か5人,
消火活動に必要な人員を考えると,
どんなに切迫した状況であろうと,
その場に置いていけるのはただ1人の消防官だけなのです。
そして,その1人を置いていったとしても,すぐ
また同じ状況に遭遇するのです。
…想像してみて下さい。消防活動に向かう消防士が,
市民に止められるんです。それも!体を張って止められるんです。
家族が生き埋めになってるんですから,
大怪我をしているのですから。
しかし消防官は,その人たちを振り切って火災現場に
向かわざるを得なかった。
それは,燃え広がる火災を消すことは,
彼らにしかできなかったからです!」
「…私は,病院で自分を責めている消防官を見ました。
助けを求める声を聞きながら…どんな思いで
消火活動にあたっていたか!
それを知った上で,あなたがたが批判する記事を書くのは
構わない。
…しかし,私には彼らを責めることは到底できない!
傷ついたのは被災者だけじゃないんです。
助ける側にも,深い傷を負った者がいるんです」
「今のは政府の公式見解と考えていいんですか」
「首相もそうお考えなんですか」などの声を背に
会見場を後にする寺泉。
「問題になったらどうしましょう」
「腹くくれ!」
会見を放送で聞き,涙する平野ら。
「あなたには,あなたを心配する奥さんがいる,
仲間も,あなたに味方する政治家もいる。
あなたに感謝している人は大勢いるんです」
と慰め励ます進藤。
入れ違いに平野の元にやってきた佐倉。
元体操選手だという平野を励まそうとして
体操の話で盛り上がろうとしたものの,
出任せでコマネチの事を間違いだらけの話をしていたのだ。
佐倉は改めてコマネチの事を調べ直し,
彼女が五輪後スランプに陥り
スパイ容疑をかけられたり亡命する羽目になったりと
波瀾万丈の人生を送り,その末に国民に暖かく見守られて
帰国できたこと,そして体操のために辛い人生を
送ることになったが,決して後悔していないと語った話をする。
だから,平野にも消防士をやめないで欲しいと訴える。
平野は…妻にリハビリ頑張ると,
先輩の竹浦に「時間をください」と告げ,
復帰を誓うのだった。
自宅にたどりついた河野兄弟。
残ってた…火事には遭っていなかった!
***********************
※第1回・プロローグ
第2回・トリアージ
第3回・クラッシュ症候群
第4回・過労ストレス
第5回・輸送・供給手段の断絶・混乱
第6回・大事な家族を失うことの精神的ショック
第7回・ボランティアの自己責任
第8回・震災後の,日常への復帰
今回は,助ける側の心の傷について。
それまで気を張っていた人が突然がっくりする,
エアポケットに陥ってしまった河野兄,
そして,地獄絵図の中,助けを求める人命を
見殺しにしてしまった罪悪感に苛まれる消防士。
※このエントリーをお読みいただいて
面白かったというかた→ここをクリック♪
役に立ったというかた→ここをクリック!
(人気ブログランキングです。3/9テレビ・ラジオ部門13位!ありがとうございマス ^o^)/
***********************
進藤一生(江口洋介)=“ゴッドハンド”
日本の政治を裏で動かす?
ゴッドハンドならぬゴッドトークぶりを。
小島楓(松嶋菜々子)…東都中央病院高度救急救命センター勤務。
日比谷学(小市慢太郎)…救命医。
先週コーヒー飲まないかと思ったら,
今度はカレーライスを拒否ですか。
一方で,手術室の器具を眺める河野弟に
まぶしいスマイルを向ける…心開いてるなぁ~。
彼も,河野弟みたいにコンプレックスに苛まれていた
時期があって,彼に自分を重ねてるのかな?
黒木春正(香川照之)…医局長。
「いるんだ…カレー嫌いな日本人」
佐倉亮太(大泉洋)…看護師。
「出初め式ってあるじゃないですか。
あれ,消防士さんですか?え,平野さんやってた?
体操選手だった?体操大好きなんですよ。
ヨーロッパの…ブルガリアのコマネチ,
オリンピックで十点満点出した。
よかったな~」
須藤昌代(鷲尾真知子)…看護師長。
「コマネチはルーマニア。十点満点は76年の
モントリオール。(生まれてないです)
いい加減なことを言うと,信用を無くすわよ」
大友葉月(MEGUMI)…看護師。
「バーカ…
なんでコマネチが出てくるの?好きなの?」
伊坂千秋(田村たがめ)…看護師。
河野和也(小栗旬)…イケメン医大生。
「ロシアからの救援物資,キャビアだよ。すごくね?」。
河野純介(川岡大次郎)…イケメン研修医。公式サイト
「俺はいいよ…」
磯部 望(京野ことみ)…元看護師。
「でも,キャビアですよ?」
寺泉隼人(仲村トオル)…衆院議員
「ウルトラマンはね…いないんだよ。
…つまらない大人だと思ったかも知れないな」
青木秘書(小須田康人)
…本人のHP日記
寺泉と相性の悪い官僚(近江谷太朗)来週も登場。公式ページ
堀内議員(戸沢佑介)→プロフィール
寺泉香織(渡辺典子)→静岡メディカルセンターで治療中。
寺泉千尋(福田麻由子)…今週もかわいいです。
木村省吾(広田亮平)…省吾君の絵が皆に笑顔を与えてくれてます。
「パパは総理大臣になりたかったんだって」
「一番偉い人だね」
「でも小さい頃はウルトラマンになりたかったんだって」
「正義の味方だね」
平野消防士(山下徹大)→公式サイト
竹浦消防士(三宅弘城)→田村たがめさんと同じ大人計画所属
葛西消防署の皆さん
■フジテレビ『救命病棟24時』サイト
(フジテレビ内サイト週間ランキング:2/28~3/6 4位)
■DreamsComeTrue公式サイトDCTgarden.com
NEWSのページから主題歌『何度でも』の一部視聴ができます。
このアイテムの詳細を見る |
■『救命病棟24時』のDVD(amazon)
救命病棟24時 1
救命病棟24時 BOXセット
救命病棟24時スペシャル2002
お医者さんのひざベルト
今回は寺泉の回でしたね!
寺泉の成長が観れて良かったです。
また、日比谷の嫌いなものがわかりました(笑)
前回のコーヒー、今回のカレー・・・ポピュラーなものが好きじゃないんですね(笑)
救命病棟24時、毎回みています。
今回は今までで一番・・泣きました。
努力しても、助けたくても、
助けられない現実は胸が痛かった。
あと2回かと思うと、寂しいです。
寺泉の発言泣けました。
でも、このきっかけになったのも
進藤先生の一言からだったんですよね。
さすがです^^
今回寺泉がすごく頑張っていましたね。
こうやって少しずつでも政治家が
良くなっていくといいのに
現実は・・・と思うとがっかりですね。
日比谷先生はほんと弟には心開いてますよね。
やっぱり自分に重なる部分が
あるのかしら。。
今回は寺泉さんと佐倉ちゃんの言葉が
心に響きました!
佐倉ちゃんよくがんばったぞー!