カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

薫風・木漏れ日~御坂黒岳~②

2008-07-15 | ヤマのこと

その①はこちら

【御坂峠から黒岳へ】

このエリアは山野草が自生しているとの事。
お花を探しながらのお散歩気分で歩ける素敵な道でした。


キバナノヤマオダマキ


アカショウマ?


左バイカウツギ?   右 ??


ウスユキソウ?


コアジサイ?

(またしても名前が良くわかりません・・・


どの花もひっそりと控えめに咲いてます。
自由気ままに、無防備に、咲いているように見えます。
勝手に見てって~と言われているような気がしました。

だけど、不思議とお花たちには木漏れ日のスポットライトがあたっているのです。
やっぱり気付いて欲しいのかな・・・


ブナ・ミズナラの林を抜け、ちょっと岩が増えて、登りっぽくなってきました。
が、それも15分ほど歩けばまた・・

【11:40黒岳山頂】

ひょいっと、「黒岳山頂」到着です。この場所は展望はありません。

ここから200mほど林の中を歩いていくと・・・

展望所、というところに着きました。7,8人で一杯になりそうな所です。


林の先が明るくなり、木々の間から富士山が見えます。

先頭の岩のところまでいくと・・・


わおっ!なんてビューティフルっ


富士山って・・何度見ても素晴らしい  ため息・・



登っている人が見えるかと思ったら、やはり見えない



眼下に広がる河口湖。


西側の遠くに見えるのは南アルプス方面でしょうか。
まだ雪がついてますね。

予想外に素晴らしい展望の山です。
あんまり歩いてないのにこんな素敵な景色を見れるなんて・・・申し訳ないくらい。

眺めを堪能して、さ、ランチタイムです。

今日はダンナ作「冷やしきつねうどん」
「ランチは用意したから」
とのことだったのでこの日はおまかせでした。
麺とそばつゆを冷凍して持っていたようで、身体は暑くても冷たいものだと喉越しがいい。
ビールと一緒に(アレ?)・・・ゴチソウサマでした。


食事をしながらふと見上げてみたら、こんなところに「サラサドウダン」が。

お昼寝したくなるほど、気持ちの良い、涼しい風が吹いている黒岳展望所でした。


まだつづきます。

-----------------------------------

いつも押して下さってありがとうございます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ


薫風・木漏れ日~御坂黒岳①~

2008-07-14 | ヤマのこと

【7/12(土)】新宿6:13⇒高尾7:05 7:11⇒大月7:48 7:51⇒河口湖駅8:40
       富士急山梨バス:天下茶屋行き9:00⇒三ツ峠入口9:25

週末は晴れ、との予報。でも30度越えの暑さでの低山はキツそう・・・
でも先週の不完全燃焼をどこかで解消したい・・・
と思いついたのが富士山エリア。富士山の近くなら少しは涼しいかと・・・?

いつもなら高速バスで行くところですが、この時期こちら方面のバスは満席!
そうでした、皆さん富士山目指しているんですもんね。
前日に席がないのは当然、電車にしました。

【8:40河口湖駅着】


この駅には今年4回目?お世話になります。


でも電車でここまで来たのは実は初めて。
「フジサン特急」という名の電車が停車中、なんだかカワイイです。

河口湖駅から路線バスに揺られ25分。
14,5人乗っていましたが皆さん三ツ峠登山口まで行かれるようで、入口で降りたのは私たちだけ。

【9:35登山口】


バス停から車道を御坂みち方面に右折。すぐ左に道標があり今回は迷わず取り付きます。
空は真っ青、空気がきれいなせいか日差しも強烈です。


地図では等高線がこんでますが、ジグザグに進んでいくので辛くないです。
結構広い登山道、歩きやすくていいですね~。


とても強い日差しが照りつけているようですが、木々のトンネルはそれを遮ってくれます。
時折吹く風がさらっとしていて冷たい。とても気持ちのよい緩やかな登山道です。

思わず深呼吸!ホント、気持ち良い!!

よく同じような傾斜で道が作れたなぁ、と思うほど歩きやすいのです。
暑い時期はこんな山がカラダに優しいのかもしれない。
(でもワタシは汗だくですけどね)

【10:50御坂峠】


ひょいっと峠に出ました。緑が眩しい!


森の中に小さな社が見えます、黒岳はこちら方面に進みます。


ここから稜線歩きかな?


この道が又素晴らしくて。

ハルゼミ?と鳥の声しかしない静かな静かなブナの森。
夏とは思えないほど涼しくて快適な山歩き。
東京から近くてこんな素敵な山があるなんて・・・
ヒミツのお気に入りスポットになりそう・・・(みんな知ってるって


そしてその魅力はまだ始まったばかり。



ここから先には・・・


つづきます。

-----------------------------------

いつも押して下さってありがとうございます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ






ハチ公バス

2008-07-13 | ヒビのこと

暑いですね~・・・
21:00でもまだ、この部屋は32度アリマス・・・

今年は涼しい日が多く、楽していたので急な暑さにまだカラダがついていきません。

7月13日といえば東京はお盆の真っ最中。
お盆といえば、お坊さんやお客様が見えるので今日は1日おもてなしに徹した休日でした。

--------------------------

近頃時々見かけるようになったコミュニティバス、名付けて「ハチ公バス」
近所はほとんど自転車で走り回っているので利用したことはないのですが、
なかなか使い勝手がよさそう。
なにしろ¥100というのが嬉しい。

ハチ公バス


最近あちこち出掛けるのにバスを利用することが多くなっているので、
今度雨の日とか是非乗ってみようと思います。
バスに乗ると見慣れた風景も、いつもと違うものに見えてくるから不思議~





東吾妻山のお花たち

2008-07-11 | ヤマのこと

恥ずかしい失敗談を告白したので気持ちが楽になりました(笑)
東吾妻山でこの時期出会えたお花たちを記録しておきます。

【7/5~7/6 梅雨の晴れ間の東吾妻山周辺


のっけから何でしょ?


ミズバショウのおばけ?


ワタスゲ


サラサドウダン


つぼみのついた松??


チングルマ


コバイケイソウ


イワカガミとチングルマ これが一番多かった


ベニバナイチゴ


 
???


ショウジョウバカマ


サンカヨウ


チングルマの果穂


マルバシモツケ


ウスノキ?


白いイワカガミ


ツマトリソウ ・ ハクサンチドリ


このフワフワは何?


ハイマツの雄花?


シラビソ?コメツガ?


シャクナゲ

名前の解らないものが多くてゴメンナサイ。
このほかにも「アカモノ」「つつじ(咲き残り)」「ゴゼンタチバナ」「ミヤマセンキュウ」
らしきものなどが見れました。
ちなみにゴゼンタチバナはこんな所にどくだみが・・思って写真を撮りませんでした、ハズカシ・・

梅雨の時期、東吾妻山はお花の宝庫、と聞いたので行ってみたかったのですが、
まったりお花を訪ねるにはちょうど良い場所だと思いました。
ほとんどのお花は【鎌池】周辺で見れるので、日帰りでも大丈夫そうです。


以上、浄土平お花レポでした。


-----------------------------------


いつも押して下さってありがとうございます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ




浄土平の大失敗 その2

2008-07-10 | ヤマのこと

その1はこちらから

【7/6(日)4:00起床】

この日のスケジュールは5:30にテント場を出て、「一切経山」に登り、
五色沼を眺め高湯温泉方面へ下山、入浴して福島駅へ、というものだった。
5時間ほどの行程だったので、4:00起床じゃないと帰りのバスに間に合わない。
目覚ましもかけずにピタリ、と目が覚めた。

が・・・・

身体が・・頭が・・重い、キモチワルイ・・・
えっ?二日酔い????

無理やり起きるもまっすぐ歩くのがやっと。
フラフラしながらトイレに辿り着く。
なんとなく顔に違和感があったので、虫にでも刺されたかとトイレの鏡を恐る恐る顔を覗き込むと・・・

唇が・・・いかりや・・だ。
切れて腫れているようだ。

そういえば昨夜、このトイレに来る途中転んだかも?
右肩も痛い、どうやら顔から突っ込んだようだ。
おでこが・・・うっすら腫れている・・・
あれから何を飲んで何時に寝たのか?思い出せない・・・
記憶を失うほど飲むか、ワタシ。

・・・・最悪だ

テン場に戻り、無理やりコーヒーをいれ自分に渇を入れようとしたが無駄だった・・・
頭がクラクラして自分の身体すら支えられないのに、この荷物を背負って山に上がるなんて無謀だ。
自分の情けなさに半べそ状態で怒られるのを覚悟し、
寝ているダンナに今日の計画の断念を告げようとすると・・・

なんと、ダンナも・・・ヤラレテタ・・・

夫婦で山中(といっても車は入れる)で二日酔い。笑えない大失敗。
とりあえず諦めてもう少し元気になる事を夢見て二度寝することにした。
この時点では快晴だった。太陽がまぶしかった。
絶好の山登り日和なのに・・・ああ、ここに来るのに交通費一人2万円・・・


【7:00再び起床】
4:00に起きた時よりは元気になった。
ふらつきながらも頭は少し廻るようになっていた。
遅くてもココを8:30に出ないとバスの時間に間に合わない、慌ててダンナを叩き起こす。

鈍い動きながらもせっせと片付け始めた。
向こうから声がかかる。
「おはようございます!焼きそばいかがですかー?」
先生・・・元気すぎるヨ・・・

とにかく水分以外受け付けない二人。
それをみた奥様が、
「・・・なんか昨夜飲ませすぎちゃった見たいでごめんなさいね・・」
「いえいえ~」
と笑顔で振舞うも、自分の失敗に腹立たしいやら何やらで早くココを立ち去りたい


【8:30テント場出発】
元気を装いお二人に挨拶をして出発するも、
浄土平の駐車場まで歩いただけで息切れ、酒なんか大嫌いだー。
オマケに運んできた食材、夕べは先生があれこれ持ってきたからほとんど手をつけず、
今朝も一口も食べれなかったから、ムダに東京から背負ってきて背負って帰るだけ。
・・・・・・ああ、もう・・・・・ばかばかばか。

このまま下山となると浄土平12:00発までバスはない。
でも悔しがりのワタシはせめて温泉だけでも入りたかったので、
車道を歩いて「高湯温泉」まで行くのはどうか、と告げた。
推定所要時間3時間。
ダンナも下りだけなら何とかなるだろう、と賛成してくれた。

ここから必死の車道歩きが始まったのだった。
とにかく高湯温泉までたどり着かなければ帰れる足(バス)はないのだ。

写真さえ撮る気力もないのですべてザックにしまいこんだ。
一切経山の写真、明日撮ればいいや~なんて考えていたから、
結局一枚も撮っていなかった。後でいいや、は禁物でした!


(浄土平から10分くらいの場所?携帯カメラより)

火山特有の荒々しく怖いくらいの山肌の横に車道はある。
途中では「火山ガス注意!駐停車禁止!」なんて看板もあるからコワイヨー!
足早に歩く私。


(果てしなく続きそうな車道を、口を手ぬぐいでふさいで、
噴火口から出来るだけ離れて歩くささやかな抵抗のワタシ)

車道を選んだのは、もし、万が一途中で倒れても車が通りかかったら、
気付いてくれるだろう、という淡い期待からだった。

そこへ有料道路パトロール?の車が停まり、声をかけられた。
有料道路、歩くのもお金払うのか!・・・(バカだね~)

「きみたち高湯まで歩いていくの?」
「は、はい!」
「・・・そりゃごくろうさん・・・」
・・・乗せてくれないのか、やっぱし。でも無料なのね。

「不動沢まで行けば登山道で行けるから、そっちのほうが近いよ」
「はい、ありがとうございます」

車が何台も上がって来る。
車内の人には多分相当異様な二人に写っていただろう・・・(ハズカシかった)
当たり前だけど、誰も歩いてなんていないもん・・・

【11:00不動沢着】
不動沢には売店があった。

(携帯カメラから)

ここからはショートカットの登山道で高湯まで40分の予定。
コーラを飲んで元気付け、最後の一頑張りだ!

【11:45高湯温泉着】
登山道を出たとたん、硫黄の匂いが・・・
どこでもいい!汗を流したい!というわけでバス停が目の前の「安達屋」さんに決めた。
バスの時間が12:32なので大急ぎで温泉へ。
「まあ!浄土平から車道を歩いてきたの?それはそれは大変だったでしょう・・・ささ、早く温泉へ」
ここのおかみさんが優しい方で助かった。

ここは白濁の素晴らしいお湯でした。
短時間ではもったいないほどの広い露天風呂と源泉掛け流し。
1時間¥700でした。


(温泉内の撮影は禁止でした)


【12:32バス停安達屋発860⇒13:05福島駅到着】

温泉で汗を流したらスッキリしたけど、夕べからほとんど食べていなかった私たちはもうフラフラだった。
駅構内のお蕎麦屋さんに直行したが、お腹はすいていてもまだ半分程度しか口に出来ない
でも新幹線の時間にも間に合い、苦しい時間は終った。
なんとか東京まで帰れそうだ。

++++++++++++++++++++++++++++++++

そんな訳で、浄土平まで行って一切経山に登らずに帰ってきたという・・・
楽しい山旅になる予定だったのに、自分達の不甲斐なさからこんな結末に。
何より情けないのが「酒」にやられたということ。
お酒は好きだけどもともとそんなに強くはない二人、
最近年のせいかすぐに眠くなるし・・

落ち着いて見たら、転んだとき右肩から突っ込んだらしく、
買ったばかりのノースのFlyweight Jacket ¥16800にスライドした跡があり、
穴が開いていた・・・今回(だけ)は大いに反省したワタシでありました・・・


唇とおでこの傷は癒えず、飲んだくれて気付かなかった虫刺され。
腕や足はあちこち赤く腫れ上がりカユイのなんのって・・・
でもそれ以上にココロの傷が・・・


(おでこに傷3箇所・・・)

反省反省又反省・・・の旅でした。


つづきはお花レポ~。

-----------------------------------


いつも押して下さってありがとうございます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ




浄土平・東吾妻山 その1

2008-07-08 | ヤマのこと

先週雨で見送った「浄土平」
晴れじゃなくてもいいんだけど、雨は出来るだけ避けたかったこの福島行き、
てるてる坊主の甲斐あってか、全く雨に降られない「梅雨の晴れ間」に行くことができました。

【7/5(土)新宿6:59⇒大宮7:29 新幹線7:42⇒福島8:54(¥8100) バス9:20⇒浄土平10:50(¥1750)着】

車のない私たちが浄土平に行ける手段はこの1日2便のバスのみ。
急行スカイライン循環というバスに乗るしか方法はありません。
福島駅から乗ったのは5組ほどでした。

延々1:30バスに揺られ、やっと「浄土平」に到着。
まずは今夜の宿「兎平野営場」に向かいます。
観光客を横目に、そそくさと木道を歩きます。20分程度でテント場到着。



なんてことはない・・・車が入れたのですね、ここ。

駐車場から1分でテント場ですが意外と静か。
この時期の受付はかの有名な「吾妻小屋」でした。
早速行って「予約を入れてます○○ですが・・・す、ステキな小屋ですねー!」
と声をかけると、奥からホントに優しい表情のオーナー遠藤さんが出てこられました。
「うん、ありがとうね。
東吾妻は初めて?じゃあ、この辺りがいいよ、今夜は雨が降るかもしれないからスノコのほうがいいかな」
と炊事場に近いサイトを案内してくれました。



「今日はどこへ行くの?」
「東吾妻山を廻って降りてきます」
「そうか、じゃあ気をつけて行ってらっしゃいね」

なんとも温かいお言葉を掛けていただき、やはり人気の小屋だと納得。
速く出発したいので、大急ぎでテントを設営し、身軽になって出発です。

【12:10兎平出発】
最初はテント場から車道と並行する道を歩いていきます。


こんな感じの樹林帯、車の音がするのがちと気になりますが・・・
しばらく行くと、急に開けたところが「鳥子平」




ワタスゲ一杯のところらしいのですが、残念ながら少しだけでした。遅かったか・・・

【12:50鳥子平登山口】
バスで通過したこの場所に戻ってきました。


車道とぶつかる所、ココから登山道になります。
登山道は整備・・・されてるようなされてないような・・・
ゴーロと赤土が流れて滑るような感じの登りが続きます。

でも段々傾斜が緩やかになり、見上げれば青空。
気持ちの良い空気です。

【13:30景場平】
足運びが面倒な登山道、少し疲れたな~と思ったところでまた前が開けます。
と、ここが「景場平」


前になだらかな山容の「東吾妻山」がでーんと。


木道の脇には池糖、花とカエルの鳴き声。


そしておいしそうなキノコ。


とても静かなこの場所は下界とはまるで別世界。
たいして登ってもいないのに、この高層湿原とアオモリトドマツの森はすごい!

【14:20展望台】
先ほどの景場平から登ること1時間弱、またしても休憩したいな~と思う頃に湿原が。
なんとバランスの良い・・・


この展望台からは多分、安達太良山とか見えるはずなんですが、ガスってしまって見えません。


でもここはお花の宝庫。
私が会いたかった花たちが、まだ元気に咲いていてくれました。


初めて出会う、花たち。

とーーーても気持ちの良い場所で、ゆっくりと空と花たちを眺めていたい気分です。
うー、時間がないってもったいない。


【14:30東吾妻山頂】
展望台から10分ほどで山頂到着。


シャクナゲが咲いていました。


ここも360度の展望のはずですが、ぼんやりしか見えません。
でもとても気持ちの良い、広い山頂です。


風が強くて飛ばされそうですが・・・

【15:00姥ガ原】
山頂も10分ほどで出発。同じようなゴーロと赤土の滑る下り。
ふと開けたその場所が「姥ガ原」




この山は湿地帯がとても多くて楽しい。
景色も良いので歩いているだけでなぜかしらニコニコ笑顔になってしまう~。

【15:10鎌沼】

前方に沼が見えてきた。
ゆるりと付けられた木道を歩くと、鎌の形をした大きな沼についた。


うーーーん、深呼吸。素晴らしい眺め。
八ヶ岳に似てるな、と思った。(他良く知らないから)
鎌沼の周りはお花の宝庫。アレもコレも咲き乱れている!
なーーんだ、この周りだけで十分だったね、と言いながらも、
やっぱり山頂近くの池糖のほうが花がキレイだった、とか負け惜しみを言ってみる。

【15:30酸ガ平】
りっぱな避難小屋のある酸ガ平。


明日はココから「一切経山」に上がっていこう、と横目で見ながら進みます。


吾妻小富士の火口が見えてきました。ココから下り。


左手の沢にはまだ雪が残っていた。雪とイワカガミの2ショット。

でもここ、今日はとても暑い!もっと涼しいかと思ったのに、全然!
やはり福島、山間部でもあまり涼しくないのかなぁ・・・

慌てて降りた甲斐があってか?16:00目標時間に間に合った。

【16:00浄土平駐車場】


ここから一応「吾妻小富士」だけは登っておく。
覗くだけなら往復20分だ。

中はあり地獄のようだ・・・

目指すレストハウス。

16:30に閉店だという「浄土平レストハウス」にギリギリ滑り込み、
ビールを仕込み(目的はソレ)テント場へ戻る。


吾妻小屋の遠藤さんに「戻ってきました!」と報告に行く。
小屋ではこの日、団体さんがいらしたようで夕食の支度の真っ最中。
網戸(網カーテン)の向こうではお手伝いの方も含め5人がてんてこ舞い。
一人ずつの天ぷら盛り合わせと、大皿の煮物、小鉢が2つほど並んでいた。
「わー、すごい!美味しそう」
と思わず声を出してしまう。
「今度は是非、小屋にも泊まってみて」


ええ、ホントに素敵な小屋ですね、ここは。
ご主人と小屋を支える皆さんの温かさが滲み出ているようです。


そしてテント場に戻り夕食とします。
そういえば朝かららたいして食べてなかった、お腹が空いた~
今回は初野外焼肉チャレンジで、肉を凍らせて持って来ていた。

【17:30夕飯開始】
ささっと準備をして乾杯~!
ビールを1缶飲み終わり、焼肉でも始めようとしたところに突然の来客。

すぐとなりのサイトの50代の男性が「ご一緒してもいい~?」
と酒瓶やら肉やら野菜やら持ってやって来た。
ダメです、なんて言える筈もなく・・・

どうやら地元の方で、毎週のようにこのテント場来ている中学校の先生らしい。
一緒に来ていた奥様が酔っ払って寝てしまったので、つまらなくなったようだった。

でもとてもよい方で話楽しいし会話も弾む。
そのうち奥様も目が覚めたらしく一緒になる。
ほんわかしたカワイイ奥様で、偶然にも岩手県出身でダンナと話が合う。



コメツガのきれいな森で、暮れて行く空を眺めながらの宴は楽しかった。
だがココに落とし穴があったとは、この時は全く気付かなかったのだ・・・



つづく



-----------------------------------


いつも押して下さってありがとうございます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ





自分の大失敗

2008-07-07 | ヤマのこと

を公表するのはかなり恥ずかしいのですが・・・

誰も悪くない、全てはアタシが悪いのよ・・・ということで、頑張ってレポ書きます。



でも悪いことばかりじゃなかったです、と自分に言い聞かす。
とても素敵なところでした。

浄土平レポ、もうしばらくお待ち下さい

-----------------------------------


いつも押して下さってありがとうございます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ