毎年夏場が忙しい仕事のワタシ。
今年は経理の仕事に加え、保険関係の仕事まで私の仕事になりました。
昨年末上司が倒れたおかげで危機管理の観点から、
すべて私が知っていなけらばならないことになったのです。
それで先週辺りから益々忙しくなり・・・ふー。
そんなストレスフルなところへまた新たな問題が。
同居している後期高齢者の母が、定期健診にひっかかり大腸内視鏡をすることに。
実は過去2回同様のことがあり、あまり良くないポリープが発見されていたのです。
その場で切除して終わったのですが。
最後にやったのは3年前、その後毎年便潜血検査はしていたし、陰性だったからと油断していました。
なので、今回陽性といわれた時は・・・しまった!!と焦ったのです。
10年前父が亡くなった時、同居していながらその異変に気付いてあげることができず、
出血してから病院に行ったら「手遅れです」の一言。
その後3ヶ月であっと言う間に他界してしまったので、あの時のような失敗はしたくない、
といつも思っていました。
それなのに・・・!
大腸内視鏡は経験のある方ならご存知の通り、下剤でフラフラになる検査です。
私も一度経験があるので「高齢者にこの検査は確かに辛い」
と思っていました。
なので、前回医者に「毎年内視鏡はやった方がいいよ」と言われていたにもかかわらず、
母がこの検査をとても嫌がるので、便潜血検査だしてるからいいか、
と私も甘く考えてしまっていたのです。
今回はもしかしたら・・・と私の思考回路がネガティブ方面へまっしぐら。
10年前の苦い体験が蘇ります。
なんだか心配で何も手につかなくなり、集中できない、毎日よく眠れなくなり・・・
ブログも書けなくなってしまいゴメンナサイでした。
土日も遠出の予定でしたが、天気もイマイチ、気分も凹んでいたので中止にしました。
こう見えて、結構気が小さい私・・・。
そして昨日、一日中付き添って内視鏡検査をやって来た結果・・・
小さなポリープが一個、その場で切除。
直腸に近い辺りがただれているのでそこから出血したらしいけど問題なし、
生検結果が出るまではハッキリは解らないですが悪性ではなさそうと・・の事でセーフかな?
先生に話を聞いた時ホントに嬉しかった!目の前が明るくなりました!
この2、3年、段々母にも老いがはっきり見えるようになり、
身体や頭が今まで通りではなくなって来たことを痛感します。
こちらの言うことが伝わらないことなんてしょっちゅうだし、
毎日の生活の中で意味不明な言動も多くなりました。
今の所介護は必要ないですが、誰かの力はやはり必要です。
兄は子供がたくさんいるので色々大変、姉はお姑さんのある身、
その為、一番身軽な末っ子の私が母と同居しお世話しています(されてる?)
最初は昔と変わっていく母の様子に戸惑っていた私ですが、
高齢者と暮らすことに段々慣れてきたようで、
「ああ、これが老いて行くと言うことなんだな」
と少しずつ理解できるようになりました。
私を育ててくれた恩、母からもらってきた無償の愛を、
今度はわたしが母に注ぐ番なんだな、
今こうして見守ってくれる人がいてくれるだけ私はシアワセだな、
と今回はつくづく思いました。
実の親子ゆえの親子喧嘩はしょっちゅうですが・・・。
今後も様々な問題にぶつかることばかりでしょうけれど、
今日の嬉しかった気持ちを忘れないようにしたいと思います。