2023.10.19(木)~10.20(金)
今年最後の北アルプスは蝶ヶ岳
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天気予報は晴れ&強風
木曜日のてんくらはA 風12m 金曜日はC 風22m 午後は風28m 夕方からみぞれ
予約の変更は難しいから、登る日が大丈夫なら行きましょう
水曜日の夜、満席の4列さわやか信州号に乗り上高地へ
いつものようにまだ暗いバスターミナルで朝食をとり、河童橋に着くと雪の付いた吊尾根がくっきり
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手袋とダウンを着てさあ、スタート
小梨平のカラマツ林を抜けて進む
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陽のあたらない左岸の登山道はまだ寒く
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今シーズン初霜体験
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てくてく進むうちにだんだんと陽が登り、明神岳が鮮やかに
今日は良い天気で行けそうな予感
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稜線に早朝から荷揚げのヘリが飛ぶ中
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徳澤へ到着
いつもの風景にほっとする
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一息入れて横尾方面へ
SNS情報で知ってはいたけど、徳澤園の脇の清流が見事に涸れていた
これほどまでにカラカラとは・・・今年の雨不足はこの先の心配の種
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徳澤からすぐに新村橋工事の為通行止め、の表示で立ち止まる
ここが工事中とは調べていなかった、梓川を右岸に渡り大きく遠回りすることになる
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普段こちら側を歩くことはないから、この角度で蝶ヶ岳への尾根を見上げることはない
新鮮と言えばまあそうかもしれないけど、
案外遠回りでただでさえ長く感じる道、まだかなぁ・・・
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と ちょっと飽きたところで横尾到着
殆どの人が橋を渡って向こう側へ行くところ
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私たちはこちらへ
仕方のないことだけど、登山口までのこの3時間が1時間だったら
一日でもっと遠くまで行けるのにな、といつも思う
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さ、稜線目指して頑張りましょう
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登り始めてすぐ、槍見台
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ピカピカの槍様
そうなのよね、河童橋から穂高は見えるけど槍様はここまでこないと見れないのよね
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次はなんちゃって槍見台だったな、この辺だったかな・・・
と周りを見渡してもその表記は見つけられなかった
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振り返れば穂高、北穂、槍のスリーピーク
紅葉とのコントラストがいい感じなんだけど、手前の大きな木が・・・惜しい。
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登山道は急坂とゆる坂を繰り返す感じで登っていく
撮ってね、と言わんばかりのグラデーションカラーのナナカマドや真っ赤な実
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歩く人もなく熊鈴の音だけが響く、静かな静かなお気に入りのこのルート
第三ベンチ辺りからは睡魔と戦いながらで身体もきつくなるけど、
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見上げる先が緑の森から空に変わり
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あと一息で稜線、というところで待ちきれず振り返れば
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森を抜けた瞬間のこの絶景、この爽快感
ため息の出る美しさ
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稜線に出たとたん、強い風に吹かれて汗かいた身体が一気に冷える
でも歩けないほどではなさそうだから、お気に入りの蝶槍まで行きますか
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このゆったりと伸びやかな稜線歩きが大好き
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蝶槍と常念岳
常念岳さん、お久しぶりです
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蝶槍からのパノラマ銀座方面と白い裏銀座
そして目の前には穂高の峰々
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何度見ても見飽きることない、この美しきThe Japan Alps
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確か以前もここで写真を撮ったっけ
ウラシマツツジと背の低いカラマツ、この厳しい稜線で生きている同じ子に会えたのがとても嬉しい
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風がない日だったらずっと見ていたいけどそろそろ蝶ヶ岳方面へ
ふと気づけば遠くに富士山
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気持ちの良い稜線を小屋方面へ
蝶ヶ岳山頂では先に着いた団体さんに混ざって写真を撮って頂き、ヒュッテへ
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宿泊は久しぶりの蝶ヶ岳ヒュッテ
今日の宿泊者は20人程度だけどロビーと食堂と談話室と、3ヶ所もストーブを点けてくれる親切さ
安曇野方面にある部屋は以前は気づかなかったけど、隣との壁に素敵なステンドグラスがあった
相変わらず美味しい食事と快適な小屋で、寒い外に出るのがもう嫌になっちゃったけど
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なんだか外が明るいって慌てて外へ
17時30分過ぎ、乗鞍岳方面に陽が沈んでいきました
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天気予報通り、夜中はヒュッテに叩きつける強い風
思っていたよりは寒く無く眠れたけど、朝起きても風は強いまま、予定通り降りましょう
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6時出発、安曇野方面から陽が登る
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ヒュッテを出たとたん、予想通り暴風に煽られる
踏ん張りながらたった5分ほど先のハイマツ帯へ急ぐ
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ちょっとの差で風の強さが半減するハイマツ帯から振り返る
常念岳の向こう、大天荘の灯りが見える
大天井岳の奥に白く光る山はたぶん立山
穂高連峰に朝日があたり、うっすらピンク色から赤へ
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神々しく輝く穂高
雲がすごい速さで流れていく
指先がかじかむほどの寒さも忘れ、この美しい一日の始まりを見届けた (拡大)
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厳しい雪と氷の世界になる前の北アルプス穂高連峰
自分が直接見れる景色はここまで 今日は見せてくれてありがとう
名残惜しいけど、ここにきて四季の美しさを感じることが出来て嬉しかった
清々しい気持ちで長塀尾根を降りていきます
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いつも地味な妖精の池を見て
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ゆるゆる降りて長塀山を過ぎると
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木々の間から陽が差すようになりほんのり暖かくなった
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長い道のりもようやく半分
時々こんな広い尾根にでるんだったっけ、このルートの記録をあまりとらないので忘れてた
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徳澤まであと1kmの表記あたりからは傾斜がきつくなり、
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ぐんんぐん降りて徳澤到着
戻ってきたよ
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ずっと薄暗い尾根を降りてきたから、この明るさが眩しい
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稜線はあんなに寒かったけど、歩いているうちにあったかくなってちょうど良かった
徳澤園でソフトクリームとコーヒーで休憩
今年はタイミングはずして予約取れなかったから、来年はまた泊りに来たいな
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今日はめずらしく下山後も晴れてるな、と思いながら河童橋へ来たら
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どんより空に変わってて吊尾根は見えなくなってた
強い風に揺れる木々 今夜から寒波がくるって、天気予報は当たりかな
たった一日の北アルプスだったけど、素晴らしい景観の中気持ちよく歩けてとても幸せ
早くも来年はあっちとこっちとあの山を、なんて考えながら上高地をあとにしました。
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今回新たに試したプランは、帰りの温泉
上高地から帰る時、公共交通機関派に気軽に寄れるお風呂が時間帯など難しいので色々考え・・・
(上高地アルペンホテルは入浴時間:9:30~12:00 上高地温泉ホテルは 7:00~9:30/12:30~15:30 小梨の湯は14:00~ ルミエスタホテルは¥2220)
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上高地から帰るバスの車窓から、いつも気になっていたさわんど温泉”梓湖畔の湯”
途中下車して行けるかな?と組んでみたら出来ました~
カランは4つのこじんまりとした温泉ですが、湯舟は内湯と露天があり、
露天風呂は見頃の紅葉の山肌を見上げながら入れて気分◎
シーズン中は混むのかな?この日はほぼ貸し切りで、湯の花浮かぶ源泉かけ流し温泉で締めくくり
受付の方もとても親切で癒されました。
☆累積標高差:10/19 登り=1403m 下り254m 距離15.4km 10/20 登り137m 下り1291m 距離11.8km
【行程】
往路=バスタ新宿22:25ー上高地BT5:20 (この時期の平日でさわやか信州号2台満席で驚いたが、4列シートの6割はインバウンドで大正池で下車)
復路=上高地BT11:45(沢渡BT行き)ーさわんど大橋BS12:20 (温泉入浴)さわんど大橋BS13:48ー新島々BT14:25
松本電鉄新島々14:45ー松本15:15 松本15:50(あずさ44号)ー新宿18:45 ※平日なのにこの日も満席
【歩行】
10/19=上高地BT5:55⇒明神6:45⇒徳澤7:40⇒横尾8:35~8:55蝶ヶ岳登山口⇒槍見台9:25⇒第三ベンチ手前で昼食12:00⇒横尾分岐12:35
⇒蝶槍12:55~蝶ヶ岳山頂~蝶ヶ岳ヒュッテ14:05
10/20=蝶ヶ岳ヒュッテ6:00⇒長塀山6:35⇒徳澤園8:50~9:20⇒小梨平10:50⇒上高地BT11:10 (途中ビジターセンターなど寄り道多)
【温泉情報】
・不定休の為事前確認必要・リンスインシャンプー、ボディソープ有・館内はビール、ジュース、お菓子のみ 持ち込み不可・温泉のすぐ前に食事がとれる店有
・さわんど大橋から新島々行のバス停は道路を挟んですぐ前・上高地から来るバスに途中乗車の際の予約は不可で満席の場合は補助席対応との事
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19日に蝶ヶ岳に登って帰ろうかと案はあったのですが、朝の寒さにその気になれず、登らずに帰りました。
こんな素敵な風景が見れたんですね。
こちらのブログて登った気分にさせてもらいました。
秋の蝶ヶ岳レポ、チョウ嬉しかったです。
雪の付いたばかりの穂高連峰の美しいこと。
モルゲンロートも優し気で素敵。
cyu2さんが「この美しきThe Japan Alps」と表現する気持ちが
すごくよく伝わってきました。
そして、何より今回は下山するまで晴れててよかったですね~(^^ゞ
温泉情報もさすがです!
しかし、徳澤園脇の清流の涸れ具合には驚きました。
俄かにはわからず、どこのこと?と考えてしまったほど。
どこもここもで自然のサイクルというかリズムが
狂ってしまっているのでしょうか、心配なことです。
実はここはまだ未踏で、先週も候補に挙がったんですが、遠見の後の2座目なんで日帰りだときつすぎるかな?と思って止めました。(白馬から遠いし)
この角度からの槍・穂の景色・・・ これ見たから来年の北ア候補No1だな (^。^)
>早くも来年はあっちとこっちとあの山を・・・
まさに、三俣からか上高地からか、せっかくだから久々にパノラマ銀座からか、なんてあれこれ考え始めてますが・・・
もう、誘惑し過ぎですって (^^;)
神々しいなんて表現はクサいなと思えるほど神々しい
(ってどないやねん^^;)
このシーンだけで登ったかいあったでしょー素晴らしい
北アルプス納めとなりましたね
ちなみに湖畔の湯は私の行きつけです、次回はぜひ温泉ゆでたまご
(温泉卵じゃありません)ぜひお試しを^^
この小梨平の写真のテントの中にいらしたのかしら~?
風が強く寒い朝でしたね。
私は天気予報通りに行かない山行が多いので、
今回はたまたま天気予報が当たって良かったです。
年に一度は上高地行きたくなります、混んでいても(^^♪
今年はあんなに暑かった日々からいきなり雪景色になってしまいましたね。
上高地はだいたいいつも10月に行ってるのですが、雪がついてない時も多いので、今回はたまたまの景色が見れてチョウど良かったです。
穂高があまりにも美しかったのと、インバウンドも多かったせいか?
意味はないのですがついJapan Alpsって言いたくなってしまいました、
日本の誇りだよ~って・笑
そうなんですよ、あの徳澤園から横尾へ入る橋が架かってるあそこです。
あんなに澄んだ流れがすっかり涸れてしまっていて。
ホントに最近の異常な(今後普通になるのか?)気象、先が心配になりますね。
車の方は三股からピストンされる方が多いですよね、
あっちに降りたことありますが、なかなかきついですよね。
でもそのルートなら日帰り可能ですね♪
上高地からも健脚なら日帰り可能ですが、
上高地脱出のバスが無いです・・・
あっちの山、こっちの山と妄想している時間はとても幸せじゃないですか、
刺激しあいましょう・笑
でも、夏は暑すぎてそういう妄想が絞んじゃうんです・・・
秋になると暑さも忘れて来年の夏の事、考えちゃうんですけどね。
雪の付いた穂高を見ると八郎さん思い出してそういう表現になってしまうみたいです・・・(>_<)
風がつよくてゆっくり稜線歩きは出来なかったけど、
くっきりの峰々を拝めてよかったです。
不完全燃焼の夏でしたが、なんとなく終わりよければ・・・な感じで”行き足りない!”病がおさまりました。
え~そうなんですか。
駐車場からすぐだから確かに便利ですよね。
車の方は白骨温泉とか?色々行けるから良いな~っていつも思ってます。
温泉ゆでたまご?そんなの売ってましたか。
未確認でした、来年は是非♪