2011.10.31(日)
八甲田山から降りて今日の宿「酸ヶ湯温泉」に到着。
山歩きと同じくらい温泉が好きな我が家、いつか来て見たかった温泉です。
今夜はここに宿泊です
「酸ヶ湯温泉」といえば言うまでもなく「ヒバ千人風呂」
基本は混浴ですが宿泊者には女性専用時間があります。
ここは300年も昔から開かれていた山の温泉宿で、標高約900mの高地にあります。
このあたりはブナ帯、アオモリトドマツ帯の境界付近にあるため、
高山植物の種類も多く、美しい自然は学術上からも高く評価されているエリアだそうです。
湯治客も多いので湯治部棟もあるようですが、今回は旅館部に宿泊。
部屋はこんな感じでもうストーブがついていました。
ひなびた感じが・・・こういう雰囲気大好きです
さて楽しみな温泉タイム
総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」の入口はこちら。中は撮影禁止です。
入口は男女別になっており、脱衣所から湯船まで階段で降りていきますが、
男女の境には背の高さほどのついたてがあります。
女性側の湯船にも長さ2mほどのついたてがあるので、その内側なら男性側から見えずに入浴することが出来ます。
湯船に入ってしまえば白濁したお湯なので、そのまま移動して「四分六分の湯」中心までは行けますが、
ちょうど私が入ったときは女性は私一人だったのでさすがに遠慮しました
でも山の帰りに「混浴だから・・・」と千人風呂に入らないのはもったいない!
ついたての内側なら完全に見えませんので、これから行かれる方は是非安心して入ってください
「ヒバ千人風呂」は160畳もあるそうで、熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など5つの浴槽があります。
源泉掛流しとか言う問題ではなく、”すっぱ苦しょっぱい”山の恵みが、
どくどくと流れ出て最高の気分でした
食事は部屋食。山の中らしいラインアップです。
地の物・野菜を中心とした優しい味の夕食でした。
朝食はバイキング。
一応パンもあります、品数が特に多いわけではないですが朝ですから十分でしょう。
お味噌汁がとっても美味しかったお味噌がいいんでしょうねー。
(中庭の向こうは玉の湯)
これで1泊2食¥11,700 山小屋一泊とたいして変らない
このお値段でこの内容は大満足でした。
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翌朝は宿の無料送迎バスに乗せてもらい、青森駅まで。
夜中に降った雨も幸い上がってくれました。
ここからダンナの実家に帰りますが、以前ならJR八戸線で帰れたのですが、
震災で線路流出の為、沿岸を走ることができす、内陸経由遠回りで帰る様になります。
新幹線使わないと本数が少ないので、乗る電車まで青森駅で約1時間半の待ち合わせ。
せっかくなので駅前を散策することにしました。
駅から7,8分の青森港ベイエリア散策。
赤い外観の建物は今年の1月にできたという「ねぶたの家 ワ・ラッセ」(見学していません)
通過したことはあったのですが、青森駅で下車したのは今回が初めて。
港には23年間運行されていたという連絡線「八甲田丸」がありました。
このあたり、八甲田丸に関するモニュメントがあったり・・・
なんだろう?と寄ってみたら突然の大音響にビックリ なのが「津軽海峡冬景色歌碑」
青森にいる!って気分になり わーたしも~~ひとりぃ~思わず一曲歌ってしまいました
こちらも昨年12月に新しくできたという「A-FACTORY」
私の青森のイメージではないけど・・・いい感じ。
館内では青森りんごを原材料にした青森シードルを製造。
ガラス張りの工房ではシードルの醸造工程を見学できるそうです。
シードルはその場で頂くこともできるそうでしたが時間切れ。
館内甘い匂いがいーーっぱい漂っていて美味しそう&幸せ気分。
アルコール度数3~7% のシードルはホント、美味しそうだった・・・
ビンもオシャレでお土産にしたら喜ばれそう♪
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青森駅に戻り、「青い森鉄道」というカワイイ電車に乗り、
目時方面へ ローカル線の旅
野辺地駅あたりまでは時折海を見ながら・・・
走っても走ってもまっすぐな線路、ローカル線にのんびり揺られ、
青森駅から約4時間半かけて沿岸北部の駅へ着きました。
旅はまだ続きます。