カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

奥多摩・石尾根トレーニングのはずが?

2011-09-26 | ヤマのこと

1週間以上も前のレポになってしまいましたが、
2011.9.17(土)~9.18(日)のお話です。


世間では三連休ですが、我が家は月曜日が仕事の為普通の土日。
本当は違う山へ行く予定だったけど、土曜日が天気悪いとの事で断念。
ならば、と一番交通費のかからない奥多摩へ急遽行くことにした。

私は普通に鴨沢から雲取山を目指すつもりでいたのに、ダンナが「石尾根を登ればトレーニングになるでしょ?」
と言う。
ついつい口車に乗せられたのが失敗の始まり・・・



奥多摩駅に下りたら三連休の初日でもさすがにこの天気、思ったより人が少ない&蒸し暑い。
この日の最高気温予想は25度との事だけれど?暑さが大の苦手な私、嫌な予感が・・・



車道歩きで既に汗だく。目標はとりあえず奥多摩小屋のテント場。
果たして辿りつけるのだろうか???



こんな蒸し暑い日に石尾根登るモノズキは他に一組だけ(笑)
暑い~~~暑い~~~もうやだ~~~
六ッ石山への登りで「私はここから下山して温泉行って氷川キャンプ場で寝て待ってるから
と言ったんだけど聞いてもらえず・・・



「せめて鷹ノ巣までは行くでしょ、普通」
と言われて悔しいのでまた歩き出す。大きな倒木、ああ、カラダが重い・・・



巻き道に入ってもどんより重い空・・・気持ちもどんより。



台風の爪跡か?倒木多し。



水根山のまき道しんどい ぐへーー疲れたよぉ・・・もう七ツ石のテン場までも無理



後一時間半も歩けないと弱音を吐いて15時、鷹ノ巣山避難小屋で停滞決定。
小屋には来たときは1名しかいなかったのに、あれよあれよと言う間に満員に。


 
水場はたっぷり出てました。昼間はあんなに暑かったのに、ガスで外は寒くなりました。
さてもう食べて寝るだけなのでさっそく宴の始まりです。

今日は何を食べさせてもらえるのでしょうか?



まずはブロックベーコンをカットし、炒めて、


レッドキドニービーンズを鍋に入れます。

 
そこへ鷹の爪とミートソースを投入して一煮立ち、チリビーンズもどきの出来上がり。
あとはグリコのパリパリサラダにアボカドトッピング。



もしかして辿り着けないかも・・・とランチで飲むのを我慢しておいたオールフリーでまずは渇いた喉を潤します。
カンパ~~イ

どこで力尽きてもいい様に担いできたビールとチューハイ350×3本&ワイン&梅酒。(個人装備)
これだけあれば大丈夫小屋のない場所では貴重なお酒でゴザイマス。



他の方々は賑やかに21:00頃まで宴をしていましたが、
くたびれ果てた私は梅酒を残し(笑)19:00には夢の中へ



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翌朝。

私は後半の三連休本番に備え、あとはゆるゆる降りて温泉で日ごろの疲れを癒したいと思っていた。
だから雲取までは全く行く気なし。
峰谷に下山しようと言うと「東日原の方が早いしバスの本数がある」
というダンナの口車にまたしてもうっかり乗ってしまい、鷹ノ巣山頂経由で下山することなった。



天気予報通り、今日は天気がよさそうだ。



鷹ノ巣山の上には気持ちの良い空が広がっていた



やっぱりここの山頂は気持ちよいーーー



久々の富士山にも会えて大満足
どことなく、秋が近いような・・・空が高い。


 
山頂には前回来た時にはなかった手作りの山名板が(ウトウのにも似てる?)
そういえば、避難小屋の水場への案内板も新しかった。


でも・・・かわいいんだけど・・こういうことなのですね。


20分ほど朝の鷹ノ巣山頂を満喫し、稲村岩尾根を下山します。



最初は良かったんですよ。紅葉の時期はキレイだろうなーーって。



登りでは使ったことがあったんですが、テント装備の下山はきつかった。
おまけに天気が良くなって、無風で、真夏のような暑さで・・・
それでも続々と登ってくる皆さん、すごいなー。



稲村岩からの例の急斜面はもう泣きが入りました
ズルズル滑り落ちそうな・・・私の苦手な登山道。肩に食い込むザック。
すらすら降りていくダンナに取り残され・・・沢に着いた頃にはもう足の踏ん張りが利かない


 
下りCT2時間半のところなんと4時間近くかけて辿りついた東日原。
暑さと斜面の怖さですっかり体力を消耗し、疲労困憊、日影でフテ座り込みなぜか八つ当たり




(こんなに傾いちゃって・・・汗)
バスに揺られて奥多摩駅まで戻り、いつもの麻葉の湯で汗を流し、
ヒカステでがっつりカツ丼を食べて一旦は元気になったものの、
翌日からの筋肉痛と全身疲労は、仕事が忙しいのと相俟って?3日かかっても戻らず


奥多摩にコテンパンにやられた私は、せっかく権現岳で少しだけ自信をつけたはずなのに、
体力のなさで又自信喪失(家で寝てた方がよかったヨ
後半の三連休に向けてのトレーニングだったはずなのに、身体がリカバリー出来ぬまま木曜日の朝を迎えた。



このトレーニングが吉と出るか?凶と出るか?
吉となる要素など何もないまま、私にとって夏山シーズン初めての後半三連休へ突入したのだ。



つづく(?)


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