今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

ベネチア国際映画・・・

2012-09-09 13:53:26 | ひとりだけのシネマ(ドラマ)館

第69回、ベネチア国際映画祭で韓国の映画監督「キム・ギドク」氏の作品「ピエタ」が金獅子賞に選ばれたようです!おめでとうございます。
<写真はキドク監督の作品「弓」のものです>

以前、キム・キドク監督の作品について書いた文章ですが、好きな映画監督なので、又、載せてみました。

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私は、ほとんどがテレビか、DVDで映画を観る、外出が出来ない事もあるが、今は、ビョンホンさんの映画以外は映画館へ行こうという気持ちにならないのが正直なところだから、映画好きですとは言えないのでしょうが、テレビでは映画をよく観ている。

だが、はじめの30分が心惹かれるかで、終わりまで観るか、やめるかが決まる。
最近は、韓国の映画も多く放映されて、けっこう好きな映画も多い。

けれど、キム・ギドク監督の映画はいつも、心を持っていかれてしまう・・・
その理由がいまだにわからない、特別に、はでな、アクションがあるわけでもなく、ほとんど、台詞がない、役者さんが特に有名でもない(私が知らないだけかも)、どちらかと言えば、ストリーも坦々とした日常(一般的ではない日常だけれど)を描く・・・

最初に心を持っていかれた映画は「春夏秋冬、そして春」だった、この映画を観た時、説明の出来ない思いになって、レンタルで借りられる、キム・ギドク作品を全部借りてきて、続けざまに観た。

中でも、「うつせみ」と「サマリア」は私を廃人にして、しばらくの間、思考能力停止状態にした。

私は、映画を評論出来るほどの人間ではないので、私自身が感じたことを書いているのだが、一つだけ言えるとしたら、けっして映像が派手ではないのに、この頭の中にしっかりと刷り込んでしまう事、ギドク監督作品を観ると、しばらくは、私自身の思考能力を持っていかれてしまうのだ。

今回見た「弓」もまさしく、そうなのだ、この2日間、何かをしていても、それほど、強烈でも無い映像のあるシーンが、現れて、私が勝手に言葉や思いをその場面にはめ込んでいるのだろうか、なにしろ、この映画も、ほとんど台詞がない、俳優はその表情だけで、映画のストリーを描き、見る側に伝えている。

韓国は映画産業で、国の経済を立て直す国策をするほどの国です(もちろん、映画産業だけで、国の経済が立ち直ったわけではないが)・・・

もちろん、日本の映画も好きですし、観ている映画も多いです。
ただ、今のところ、日本の映画で、心を持っていかれた、作品がない事が、すこし残念です。

ただ、これだけは言わせてください!!!

俳優は「イ・ビョンホン」で始まり!!!

ビョンホンシの「魂の演技」に、これからも離れられないでしょう!!!

元気になったら、山へも復活して・・・
夢と希望で、頑張らなくちゃ~~~

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以前に書いた記事だけど、今も映画の好みは変わらないけれど、眼が悪いので記事の読み返しや手直しが出来ないことが悲しい・・・
でも失明の危機からここまで視力の回復ができた事を感謝しなくては!




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